ラベル(古代ギリシャ)が付いた投稿を表示しています すべて表示

セピア色の写真が懐かしいのは古びて汚れた感じが自然なほどに

イメージ

今年は 気に入った鈴蘭の写真 が色々と撮れた。 小さな蕾 から 咲き出して さらに 虫も来て ついに 見納める まで嬉しかったと思い出しながら又一枚を仕上げた。 Photoshop Express のエフェクトでセピアⅢを使ってみた。格好良いイメージだ、鈴蘭は可愛いけれども。印象がガラリと変わって薄暗い雰囲気の中で懐かしさが切なくも込み上げるのが詩情だと思う。もう二度と手の届かない記憶の世界、言葉が 心に染みて来る のは確かだ。愛と優しさがなければ成り立たないと分かるから改めて自分に取り入れたくなる。セピアⅢというPhotoshop Expressのエフェクトの一つの良さだろう。詩情と共に出会いから幸せを掴むかぎりの人生の素晴らしさに匹敵するような写真が得られる。 Photoshop ExpressのエフェクトにはセピアⅡもある。気に入ってセピアを探すとセピアⅠがなくてなぜと訝…

エピクロスの余りにも清貧な思想/アタラクシアの感覚と原子論

イメージ

古代ギリシャの哲学者で、紀元前四世紀頃のヘレニズム期の初めに生きていた エピクロス が日毎の質素倹約を絵に描いたような余りにも清貧な思想を持っていて驚きながら共感を覚えてしまった。 アタラクシア(平穏な心)という身近な幸せを大事にする気持ちから世界を捉えていた。 エピクロスの哲学では感覚が重視されていてそれに見合った生活がアタラクシアとして考えられている。感覚は欲求によって疎外され得るし、哲学的に真実も分からなくなると三つに区別されている。 自然で必要な欲求 自然でも不必要な欲求 不自然で不必要な欲求 日々、アタラクシアへ通じる感覚、すなわち正しいとエピクロスが哲学者として判断したのは自然で必要な欲求だけだった。生きるために衣食住や人間関係は最小限で済ませると良いという発想が清貧な思想ながら余りにも容易いと感動させられもする。社会的には僅かな品物と微かな人付き合い…

リュシッポスのギリシャ神話のエロスの彫刻

イメージ

古代ギリシャの彫刻家の一人で、古典主義の リュシッポス が紀元前四世紀に手がけたとされる 弓を持つエロス が素晴らしいと思った。 現存するオリジナルの作品は全くないといわれていて見られるのは一二世紀頃のローマ時代のレプリカだけなんだ。人々がギリシャ神話からローマ神話を作り上げたりしていて文化的に尊重しながら彫刻も複製されていた。リュシッポスの 弓を持つエロス も残されていたけれども材質は本来は銅だったのが大理石に変えられているといわれる。 Statue of Eros stringing his bow by Jastrow [ CC BY 2.5 ], via Wikimedia Commons ポーズが絶妙ではないか。何ともいえないような雰囲気が漂っていて 弓を持つエロス なんだと題名通りに一先ずは納得するしかないだろう。 かつて人々に エロス はどのように考えられていたのか…

ソクラテスの死は如何にも哲学者らしい威厳を放っていた

イメージ

古代ギリシャで ブラトン と アリストテレス と並んで三大哲学者の一人と考えられる ソクラテス は西洋哲学の源流とも過言ではないほどの存在だった。彼の弟子がプラトンで、その又弟子がアリストテレスだったからソクラテスがもしもいなかったら、全員、消えてしまって西洋で哲学が歴史的にどう流れたかが相当に変わっただろうと震撼させられる。 人々の考え方に大きな影響を哲学は与えている。何等かの主義を持つかどうかは別としても社会に共通する枠組みは一般的にあるのではないか。古代ギリシャの三大哲学者は現代でも通用するような原形を示している。 ソクラテスの知識(エピステーメー) プラトンの理想(イデア) アリストテレスの論理(オルガノン) 当時は宗教と結び付いていて何が良いのかを探求しているから必ずしも哲学そのものではないはずだ。しかし抽象化すれば知性と観念と方法という哲学者の条件が出揃って…

パンドラの箱のパンドラはギリシャ神話で最初の人間の女性だった

イメージ

普段から開けてはならないものの例として パンドラの箱 と良く耳にして来た。災いが降りかかるみたいなイメージが強くて考えるよりも逃げ去るのが先だったというか、気持ちはいつも知らないままに過ごさざるを得なかった。もう大丈夫だろうとパンドラの箱から可成の程度で離れたと思ってみても霊力的に襲いかかる魔の手ならば時空を越えてないともかぎらなくて気持ちも何も改めて向けるわけには行かなかった。 調べるなんて本当に驚きだった。 ブログの記事 に不意に出て来てしまって「開けてはならないパンドラの箱」とイメージの扱いが誤っていると不味いので、文脈に精確に即しているかどうか、どうしても知っておかなくてはならなくなったせいだった。 Pandora Reclining in a Wooded Landscape by Louis Hersent [Public domain], via…

オリンピックは古代ギリシャのオリンピアの祭典に基づく

イメージ

十九世紀末にフランスの クーベルタン男爵 がオリンピックを提唱した。古代ギリシャのオリンピアの祭典を現代に蘇らせる。以来、オリンピックは世界中に規模を広げながら止まることを知らないまま、今に至っている。 2016年の開催地のリオデジャネイロで取り入れられた難民選手団という発想に オリンピックの平和を強く覚えて ブログに載せた後もGoogle+で「平和の祭典ならば世界各地でやって欲しいものだ」と載せながら詳しく知ろうと調べていたらブログに全てを纏めるように又載せてみたくなった。 オリンピアの祭典と ゼウス 信仰 古代ギリシャのオリンピアの祭典の成り立ちそのものは判然としないらしい。只、紀元前九世紀頃には行われていたようだ。日本だと縄文時代の終わり頃に当たる。残される資料も極めて少ないわけで、時代が余りに古過ぎて人々の事実を掴むことは非常に厳しいに違いない。 元々はオリン…