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些細な日常

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心拍数と寿命の関係:動物が呼吸の酸化ストレスで老化してしまう身体的な特徴

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Ears of golden wheat by Marisa_Sias / Pixabay 大分前、もう十年か、はたまた二十年以上が経過したようだけれども心拍数と寿命の関係を覚えていた。改めて調べると 本川達雄 の ゾウの時間 ネズミの時間 が世の中で目立って取り沙汰される最初の切欠だったらしい。1992年に出版された本で、体格の大きな象と小さな鼠は心拍数と寿命が互いに相反する事実が著されていた。平常時、前者は心拍数が少なくて寿命が長いし、後者は心拍数が高くて寿命が短い。 象の心拍数と寿命 一分で約三十回と七十歳程 鼠の心拍数と寿命 一分で約六五十回と二年半程 非常に興味深いのは寿命に対する通算の心拍数が十五億回付近(多ければ二十億回くらい)で重なって来る。 他の多くの動物でも同様の傾向を持っていて体格が大きいほどに平常時の心拍数が少なくて寿命が長い。 本川達雄の ゾウの時間 ネズミの時間 では動物の平常時の心拍数…

大隈重信は人生百二十五歳説を唱える大器晩成の早稲田大学の総長で日本の総理大臣だった

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本当に知らなかったというか、テレビで知恵泉の【 大隈重信 自分は変えられる 50代からの愛され術 】を観て驚いた。 Waseda University by Kakidai / CC BY-SA 大隈重信 は早稲田大学の創設者として有名だ。調べると精確には前身の東京専門学校の創設者なんだ。その後、日本の私立大学では最も早い段階で、 大学令 に基づいて早稲田大学に移行した。初代の総長に大隈重信が就任していたけど、歴史上、直接の早稲田大学の創設者というわけではなかったと覚えた。 早稲田大学の前身は、1882(明治15)年10月21日に創設された「東京専門学校」です。 創立者・大隈重信の別邸が東京府南豊島郡早稲田村にあり、また校舎が同郡戸塚村にあったことから「早稲田学校」「戸塚学校」とも呼ばれていましたが、最終的には「東京専門学校」と名付けられました。 1892年頃には、専門学校の別名として「早稲田学校」と呼ばれ…

葛飾北斎の神奈川沖浪裏の知る思いと高齢化社会の人生

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江戸時代の日本の浮世絵師を代表する存在の一人、 葛飾北斎 の富士山を題材とした優れた名作の 富嶽三十六景 の中で最も印象深い一枚の浮世絵(木版画)が 神奈川沖浪裏 だと感じる。 葛飾北斎が七十歳くらいで描いた 神奈川県沖波裏 Behind the Great Wave at Kanagawa by Hokusai Katsushika / Public domain 一度、見たら容易に忘れないというと些細な日常で発覚したのは二回目の気持ちで、古代エジプトの至宝: ツタンカーメンの黄金のマスク 以来の美しさへの著しく謎めいた驚きなんだ。 それぞれを比較すると作品の素材が違うし、創作のジャンルも同じではないのは明らかで、共通するのが何といっても芸術的な衝撃の一言に尽きる。 葛飾北斎の 神奈川沖浪裏 は瞬く間に目を引くツタンカーメンの黄金のマスクの余りに鮮やか過ぎるほどの色彩感覚を持たないけれども全てが静かに胸に迫るところが…

たぶん血圧サージを抑えれば脳卒中や心臓病による突然死を防げるかも知れない

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父親の死因が心臓病の心筋梗塞だった。朝早く起きて一人で静かに倒れていたために誰も直ぐには気付かなかったんだ。救急車を呼ぶのが遅れて病院でよもや帰らない人になった。 以来、どうして朝早くなのかとずっと不審に思っていた。二十年近く経ってしまったけれども父親が倒れたのが他の時間帯だったら誰かが直ぐに気付いて一命を取り留めたかも知れなかったわけだ。呪わしい感じも何となくしないではなかった。 父親は一人で朝早く過ごす時間が短くても好きだったとしか考えようがなくて参った いつも家の誰よりも先に起きて水を飲んで新聞を読んだり、テレビを観ていたりしたのではないか。 水を飲むのは健康的だったにせよ――寝ている間に人は汗をかく一方で脱水に傾くから起きて 生きるために必要な水分 を補給するのは重要だ――突然死の恐れを前々から少し受け取っていた。 父親は酒と煙草が手放せなかったし、魚を良く食べていたから必須脂肪酸のバランスは…

加藤一二三の年老いても元気一杯の食生活から受け取る長寿の秘訣

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ひふみんの愛称で知られる将棋の 加藤一二三 (かとうひふみ)がテレビの メレンゲの気持ち に出演していて二人目のゲストだった 野沢直子 が自分の番が回って来る前に「もうお腹一杯じゃないですか」というくらい面白過ぎていたんだ。 ちょっと前にプロ棋士を引退すると発表してからテレビへの出演が増えている感じがする。メレンゲの気持ちの前は 徹子の部屋 で観たし、後は 踊る!さんま御殿!! で観たんだ。本当にどれも面白くてチャンネルを止めざるを得なくならせるキャラクターを持っている。 昔から面白いと思っていたけど、しかし十四歳で二十九連勝と巷の話題を浚った 藤井聡太 との対局や棋士としての意見がはっきり分かり出した切欠だったのではないか。 加藤一二三は喋り方が物凄くどもっているんだ 「ひふみん」の愛称で幅広い世代から愛されている将棋界のレジェンド、加藤一二三さんがメレンゲ初登場!| メレンゲの気持ち 何かの病気ではないかと危惧する。病…

ラムセス二世は名前と個性と長寿が凄い

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如何にも豪奢な響きがあって威厳を与えるような名前を持つ ラムセス二世 (エジプト新王国時代の第十九王朝のファラオ/王)の由来は太陽神の ラー から生まれた気持ちを表しているんだ。 ラムセス二世は古代エジプトの文明の中心のラーの生き写しと捉えられる Stele of the Pharaoh Ramses II with a hieroglyphic inscription by Guillaume Piolle / CC BY エジプト神話ではラーの息子の シュー と テヌフト が旅へ出て、中々、帰って来なくて心配していたら奇跡的に再会できて嬉し涙を流した中から人間が生み出されたと一般的には考えられていたらしい。 裏返すとラーは人間の情感の元になっているからラムセス二世がそこから生まれた名前を持つならば人間そのものを神話的に意味すると同時に社会そのものを現実的に価値しているわけだ。ラーの嬉し涙を越えた存在としてラ…

高校野球の夏の甲子園の作新学院と今井達也の優勝は感動以外の何物でもなく

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今夏、高校野球の全国大会の甲子園が非常に面白くてテレビで試合を幾つも観ていた。 作新学院の 今井達也 投手がとにかく気に入ってしまって三回戦で気付いて次の準々決勝からちゃんと観るようになって毎試合を追いかけているうちに全国制覇まで成し遂げられたので、まさかとは感じながら注目し続けたけれども凄かったし、今井達也を含めて作新学院の選手たちがあれよあれよと勝ち進みつつは最後の優勝旗を手にするなんて嬉しくも信じられないような結末だった。 【🏆夏の甲子園優勝は作新学院🏆】 全国3874校の頂点に輝いたのは 栃木代表・作新学院🎉 54年ぶりの優勝です❗ 「バーチャル高校野球」で詳細をチェック! https://t.co/azJU90khp2 #高校野球 #作新学院 pic.twitter.com/xWg5C4jRca — バーチャル高校野球 (@asahi_koshien) August 21, 2016 目次 高校野球の…