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運命の恋(詩集)

二十歳の終わりの五月から二十一歳の半ばの一月までの九ヵ月ほどの真実

運命の恋

眩しさに釘付けられた
瞳の奥で揺れていた
糾すべき心もないまま
華を探していたんだ

呼べば遠くなるはずの
抱けない名前を胸へ
魂は抜き取られていた
虫も食わない宝玉か

神様が洗い流している
来る日も来ない日も
新たに変わる奇跡こそ
超特大な傷みよりは

離れても未練があった
別れても後悔があった
捨てられたい気持ちで
拾われてしまっていた
苦悩は吹き飛ばされて
悲哀は守り抜かれつつ
歓迎させられる天上だ

実らない冬を信じて
冷たくなれないでいる
一息で絶えたいのに
溶け込めやしなくとも

偉い涙の有り様だった
遊んでいる壷だけど
平和へ溺れないでいて
粉砕してないだけに

不思議な縁

窓の外には景色がある
生まれ立ての彩りで満ちた
揺らめく風に包まれて
淡い穏やかさが受け取れる

覚めないで欲しい夢を
現実へ写し出しているのだ

きっと軽くないだろう
探し求めた時間は叶えられ
想えば苛まないにしろ

久しく流れては投じられる

視界で透き通る情感も
漸く運ばれて来たのだった
まるで絵空事みたいな
無心ならば憧れそのものか
ややも引き付けないで

てんしのたまご

きれいすっかり
みあげたそらにあるつばさ
どうしても
けんとうがつかなかった

たちかえりながら
そらにあったつばさを
ながめている

とにもかくにも
うちたおされまくりすぎて
ひれふした
つちへおもいでをほどき

どうしてもそらにあった
つばさをながめている

おされまくり

たちなおろうとした
まなざしでも
つばさをとどめたくて

旬の兆し

奪われた気持ちを楽しみにしている
肩口へ引っ掛かった恋愛そのものだ
抱き締められずに手放してしまって
再会したいとも求めるべきではない

待つよ
軽やかな足取りで
人生を認識してみなくては
呑み込めなかったんだ

思わず
打ち切りにしても
納得されない過ちのかぎり
止めなくてはならない

肩口へ引っ掛かった恋愛そのものだ
再会したいとも求めるべきではない

軽やかな足取りで
思わず
待つよ
呑み込めなかったんだ
打ち切りにしても

納得されない過ちのかぎり
抱き締められずに手放してしまって
思わず

人生を認識してみなくては

心持ち

日々を大切に

好ましい貴方と

出会えて良かった

寝ても覚めても

僕自身なのは

幸いそのものか

否定できやしない

本当だったので

完全に正しく

願うべきならば

実現された総てを

受け入れながら

笑いかけよう

繰り返しもない

人生の頂点として

重宝したくなる

喜ばしかった

関係性のかぎり

称えられる天恵へ

120%

貴方の左手の中指の
指輪は虹の下で欲しかった
想いだけをただ胸に
打ち込んだ一日の夏がある
冷たく浚った言葉を
仕草へと預けてしまいたい

速度を高めた道筋も
照れて隠れずにいなかった
幾多の角度を刻んで
広やかな気分になれようか
透き通る硝子の向こうでは
社会が和らいでいた

付いて行けども舞い込まず
されど踵を返したら
最果ての栄華みたいにせよ
引き寄せられなくて
かくや踊り出した腰付きを
二人旅と受け留める
笑いの絶えない僕自身で

優しい風に吹き及びがてら
殆ど切り放している
もしか取り置き得なかった
真実を通過するべく――
刷新しても良いんだ

最果ての旅

かつて貴方には
清潔な心を考えさせられた
変わらないで貰いたいと
表さずにいられない

人生の折り返しで
込み上げる気持ちも
感謝以外にあり得なかった

永遠を有する僕の
二度とない憧れそのものだ

きっと保ち続けて
遂げられもするのだろう
薔薇色だったならば

締め括りを試みては
区切りが付かなかった
天空へ純潔な魂も
受け留めた全てを包摂して
新しい発展が現れて来る

もはや報徳なのかどうか
透き通るかぎりだ
分からなくて構わない
望んではいるにせよ

来世へ承諾しながら
断じて失いたくなかった
本性が正しくも

力強さ

堪えた涙を愛したい
夢と引き換えの瞼に
寄せる唇もなかった
誇らしい苦しみこそ

非運的な状態ならば
付き合う必要もない
思い出を処分しよう
留める気がないのか

螺子を締めるように
親しめやしなかった
出来事を飛び散らせ
まるで最悪といえる

必要もなく振らない
振られては付き合う
親しめた思い出こそ
処分したくないんだ

愛したい涙を堪える
瞼へ引き換えの夢で
唇は寄せてあれども
苦しみこそ誇らしい

かくも完璧といえた
結構はなかったんだ
封印に閉ざすみたく
再現しない縁なので

トレジャー

君は信じ込んでいた
綺麗に輝いた笑顔で
溜め息を吐くよりも

まるで絶世のような
疑いの余地も生じず
最良という気持ちだ

考えれば考えるほど
愛されていたのかも
僕にとって肝要だと

折角の引き合わせも
振り返るしかなくて
ただ思い詰めながら

夢を抱える君ならば
どんな美しさだろう
憩えたりもしていて

青春そのものだった
通り過ぎてしまうも
悔やむには勿体ない

ソリチュード

どうにでもなる
行き詰まりの無気力よりは
主体性こそ生まれ付きだ

オレンジの旨さ
暇潰しに頭を働かせたか
引き返し得ない心境か
味わうオレンジ
悲しみを受け入れた舌触り

もはや
前向きになりたいと思った

避難するべき暴風雨で
崖の下へ追い遣られたまま
幻滅しても失望しても
真新しい世の中が
展がり続けるかぎり

錯覚こそ脅威的だったんだ

きになるよ

いまくりすぎて
あまりにも
すくすくだったおいたちの
くつがえ
されるひはこない

ほとんどもわらい
およぼすせいかつで
あけくれていた
せわしなく
なにや
だれぞと

きゅうじつの
ぷらたなすのなみきみちで
さんぽ
しながらなけてきて
いいよられるわ

たぶん
てんしなのかもしれ

はたまた
こけてしまいそうならば
みみずくでした
ゆめをおえる

マドリガル

離別しても
面白く過ごされる
のでは
グッドラックと
いいたい
かねて爽やかではなかった
恋情が
弱るべく
突き刺さる
場所を思い返しながら
ブラックを
飲んでいるんだ
動き出せはしなくて
およそ
力のないまま
突破口ならあろう
ことばかり
引き合わす宿命は
潰してはならないのか――
下ったらしく
まさか良かった
心境こそ

切れ端な虹

眺めてみないか
気付かないで置いて来た
終いを立ち戻って

初めは捨て去った
好ましさを取り返しつつ
眺めてこそくれ

逃げて行った一瞬の時を
眺めていたくて
場に繕えやしない

刻める広やかさへ
愛情を拾って往けないで
眺めているべく

眺められたんだ
追いもしなかった
動き出すべきではないと

柔らかく実感して
眺めてやれるも
離したくはならなかった

打ち開けていよう
想いが抜き差しならない
眺めたのならば

永遠の愛

君は正しかった
心へ食い込まれて
明らかに感じる

たとえ誓わなくても
変わらない気持ちだ

切り替えを止そう
根底的な一等と
背かないでいれば

かりに捧げなくても

僕が共通だから
魂を打ち崩しつつ
覚え込んだまで

もしも認めなくても
気持ちは変わらない

永遠の愛そのものだ

続きも募るべきか
幸先が良かった
拒みたくならない

よもや適わなくても

運命の恋(詩集):全十四篇

Forevermore

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