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些細な日常

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上島竜兵の志村けんへの死ぬほどの愛着/南部虎弾の別れの言葉から想像されたもの

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お笑いの 上島竜兵 ( ダチョウ倶楽部 )が亡くなった。享年六十一。首吊り自殺と聞いて本当に驚かされた。もしかすると初めてのことだけど、とにかく死と対極にあるような笑いの世界で成功した人が自ら命を絶つというのはかつて記憶になかった。なぜかと考えずにもいられなくなる。 人を喜ばせて生かすお笑いが死を求めるのはそれ自体で矛盾した行為だから、中々、捉え難い。何か手がかりはないかと情報収集を続いているとダチョウ倶楽部の元メンバーで、初期のリーダーでもあった 南部虎弾 ( 電撃ネットワーク )の上島竜兵への別れの言葉がヒントになりそうだった。最も身近で芸能界の古くから接して来た一人の回想がどんな人だったかを親身に受け取らせる。 南部虎弾が明かす恩人思いの上島竜兵 自分が七十で、約十個下の上島竜兵が六十一歳。何で死ななきゃ行けないんだ。何で自殺しなきゃ行けないのか。全く分かりません…

ランベール・ウィルソンのLes Feuilles mortes(イヴ・モンタン)|人生歌

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2015年に発表された ランベール・ウィルソン のカヴァーで聴いた Les Feuilles mortes / 枯葉 ( イヴ・モンタン )が人生歌として胸に響いた。 イヴ・モンタンの Les Feuilles mortes Yves Montand from Studio Harcourt / Public domain 作詞は ジャック・プレヴェール 、作曲は ジョゼフ・コズマ で、オリジナルの歌手はイヴ・モンタンになる。 Les Feuilles mortes (1946/オリジナル) ジョゼフ・コズマが1945年に ローラン・プティ・バレエ団 の Rendez-vous のために書いた曲が元になっている。 1946年の マルセル・カルネ の映画、 Les Portes de la Nuit / 枯葉〜夜の門〜 の 挿入歌 としてジャック・プレヴェールが詞を付けて主演のイヴ・モンタンが歌ったのが最初だった…

メリッサ・ケリーのI Will Remember You(サラ・マクラクラン)|友情歌

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2018年に発表された メリッサ・ケリー のカヴァーで聴いた I Will Remember You ( サラ・マクラクラン )が友情歌として胸に響いた。 サラ・マクラクランの I Will Remember You Sarah McLachlan by EJ Hersom / Public domain 作詞作曲はサラ・マクラクランと シェーマス・イーガン と デイヴ・メレンダ で、オリジナルの歌手はサラ・マクラクランになる。 I Will Remember You (1995/オリジナル) シェーマス・イーガンの器楽曲の Weep Not for the Memories (アルバムの A Week in January に収録)に着想を得てサラ・マクラクランとデイヴ・メレンダが詞を追加してメロディーを改変して完成した。 サラ・マクラクランのシングルで1995年に発表されると共に映画の T…

クリスティーナ・グリミーのI Will Always Love You(ドリー・パートン)|恋愛歌

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2018年に発表された クリスティーナ・グリミー のカヴァーで聴いた I Will Always Love You ( ドリー・パートン )が恋愛歌として胸に響いた。 ドリー・パートンの I Will Always Love You Dolly Parton from RCA Records / Public domain 作詞作曲はドリー・パートンで、オリジナルの歌手も彼女になる。 I Will Always Love You (1973/オリジナル) 音楽の相棒で、指導者でもあった ポーター・ワゴナー との七年に及ぶ付き合いを解消してソロ歌手になるときに別れの曲として作られたといわれる。 1973年のアルバムの Jolene にされ、翌年にシングルでも発表された。 その後、1982年に本人が出演して音楽も手がけた映画の The Best Little Whorehouse in Te…

天使的な人に振られるなんて最悪の嫌な夢を見させられてもう殆ど眠れなかった

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前日に【セカンドライフの快眠法】( あしたも晴れ!人生レシピ )を観て年を取ると人は良く眠れなくなり、六十五歳以上では嫌な夢を見て飛び起きるように殆ど眠れない夜を過ごすのも珍しくないと知ったせいか。 まだ老け込んでないにも拘わらず、中高年と同じになって五時間半しか眠れずに真夜中も真夜中の四時起きを強いられてしまった。 直ぐに又眠れるかと、十数分、目を閉じていたけれども無理だと部屋の明かりを付けて珈琲を飲んで早過ぎる一日を始めると決めた。 睡眠恐怖症と睡眠障害は避けるに越さない 眠れないのに長々と眠ろうとするのは良くないらしい。すなわち不眠恐怖症に陥ってさらに酷く眠れなくなるせいだ。睡眠には心理的な要因が大きい。 僕は眠れなければ翌日に眠くて良く眠れると期待して早く起きても納得する場合が多い。 皆も同じかも知れないけど、しかしスケジュールで翌日以降の眠りが期待外れに…

恋人との別れが辛いのは絆も及ぼす涙だから

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レイ の 涙 は不思議な魅力に溢れている写真だ。一度、見たら忘れられないという強烈な印象を残すかのようでいてそこを離れるや案外と直ぐに心から消え去ってしまう。 レイの 涙 は破局した恋人への復讐の一環だった Les Larmes by Man Ray ところが再び目にすると同じ感じがするんだ。俄かに焦りながら写真との出会いと別れを繰り返すうちに気付かれるのが、何度、見ても一つの時空が変わらなかったという。写真と自分が巻き込まれたまま、世界が動きを止めてしまっている。 情報によるとレイは恋人のミラーと破局した後に彼女へ復讐するつもりで創作活動へ勤しんだ時期があったらしい。その中から 涙 も生まれた。復讐するくらいだから相手が泣いているのも奇妙だけど――泣きたいのはレイではないか――しかしだからこそ復讐なんだろう。 心のプリズムによって屈折した七色の光の流れをモデルも見上げて…

人との別れに贈る言葉は考えずに手短に纏めるのが一番だ

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職場の人が仕事を辞めて行く日に挨拶回りに来ることがある。僕は普段から人と余り喋らないので、大抵は贈る言葉も世間並みに済ませるしかないと思う。 ところが異例というか、相手が二十代くらいの若者だと贈る言葉の重みが変わって来るから自分の気持ちこそちゃんと出してみたくなる。 贈る言葉にかぎらないし、さらには言葉ともかぎらなくて生き方そのものが人生勉強になるはずなので、喋らなくて触れ合いも殆どない上では雰囲気で分かって貰えるように努めている。つまり出会って良かったと思われるかどうか。匂いだけでも心の鼻に届いてくれると嬉しい。永遠の詩人は善のために歌っているよ。 二十代くらいの若者だとどう生きるかと模索しているに違いない。だから世界への見聞欲が高いのではないか。周りから受ける影響力が強いほどに僕も気合いが自然と入って来るわけだ、同じ空気を吸っていられれば特に。縁は活…

とても可愛い子猫との貴重な出会い

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