とても可愛い子猫との貴重な出会い

公園に入るとミャーミャーという鳴き声が聞こえて来て見に行ったら子猫が一匹だけで取り残されたように佇んでいた。
捨て猫なのか、親猫とはぐれたのか、僕も家に連れて帰るわけには行かなくて甚だ可哀想だった。幸せを祈りながらせめて出会いだけは大切にしなくてはならないと考えた。
近寄ると直ぐにくっ付かれてとても可愛かった
写真に撮りたくて離れようとすると直ぐに又追いかけて来てくっ付かれるので、本当に厳しかった。
子猫が階段を降りるのは時間がかかると分かって上まで一緒に行ってから素早く下に降りて少し止まっているところを狙いたいと思った。
作例は上手く行った。身近でコロコロ転がっているのも可愛かったし、遠めでなくても写真は何枚か撮ったけれども手振れが多くて一枚しかちゃんと残らなかったんだ。カメラは動き回る動物へはシャッタースピード優先でやらなくては不味いと学んだ。
目の周りが病気か、怪我のようで、痛ましかった。僕にしてみれば只でさえ悲しみに包まれた胸のうちなのに心苦しいばかりで別れも偉く惜しまれずにはいなかった。
涙を忍べども立ち去るのは寂しかった。触れ合いこそ貴重なのは確かで、記憶、または写真も便りだった。正しく慰められてしまう。
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