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夢と希望を携えて(詩集)の第一部

夢と希望を携えて

したい
したいよ
何が
応えているのは僕で
訊いているのも僕だ
君はいない
とかなんて
照れ隠しを
させたくはないと
茸狩り

行こうか
だよね
だもの
一本杉の梢の上には
パグのような
雲合い
自分でも何をいっているのか
呑み込めないの
だから本当は
逆に
うふふのふ
額に当てた右手を
下ろし
また
去って行く羊の群れを
眺めていた

良いのさ
悪くはない
ムーンフェイズが作動する
さもないと意識は
溶け出して
白長洲鯨の潮吹きだって
覚え切れなくなる
僕にとって
直ぐに表にはできない
待っておいで
ぷるぷる
ゼリーでも突きながら
三日後にはせめて
想いを留めた
ガーベラのコサージュを
イメージとして
差し出すはずだから

町を行き
先へ行く
アコーディオンの調べも快い
モンパルナスに着いたら
目当ての映画館へ
歩みも軽く
僕たちで出かけよう
飛行機に間に合うやいっそ
がたがたがたがた
机を揺らし
うずうずうずうず
窓も閉めた
落ちてどうなるのか
役を終えるも
ぶずり
嵌まるな
幸せに

勇気の塊

望むべくは
祈るばかりだ
数え切れない無念さを弁え
真っ暗な闇へ憩うかのような
悲しみになって
待ち構えるのは必ずや
死にかぎらないと
声を落とした

主よ
脱ぎ捨てられた肉体の
存立する強度こそ
精神そのものながら
越えられた時間にとって
縋るともなく
概念される様相上の
全てを愛しむ

悲しみになって
越えられた時間にとって
数え切れない無念さを弁え
縋るともなく

真っ暗な闇へ憩うかのような
越えられた時間にとって

執念を燃やせ

試みたよりも好んでいた
幾度となく沈滞すれども
可能性が希望の元なのか
考え続けて来て良かった

どんなに
ちっぽけな
わざだとしても

実行されれば嬉しい気持ちを容認するべきなんだ

笑壷の
天神と共に

やはりくたばってしまうかぎりではなかったと

いっておきたい
いっておきたくて
いっておく
いっておいた

執念だと想う
驚かされずにやいない
求められたらしいなんて
理性も赤くなるくらい
努めて燃やせ

笑壷の
天神と共に

生活は改善された
改善された生活は
生活の改善だった

判らずに狂うと辛いけれど
そしてながら
悟らずに辛いも狂うけれど
ながらがてら
問わずに狂うぞ辛いけれど
がてらただし

いわなくはなかった
いわなくはない
いわなくはないので
いわなくはなかったんだ

永遠な
平和の方へ

火が消えるまで

感じ通りになるや
腑に落ちる
ストーンという音が
鳴り響くんだ

どこかの誰かは玉突きのキューを立てている
フローリングの面積こそ割り出せないけれども
棚上げでチューリップも咲いているようだ

なるだけ
悲しみを避けたかった
なるようにしかならなくて
避けられない
振りかかる
悲しみをなるべく
軽くしようとは
なるほど振りかからないと
余分な重みも
少なくて済むのではないか
もしも悲しみを
欲するつもりはなかったが
避けたければ

砂漠で納得していた
灼熱の太陽と極寒の暗闇で
昼夜を問わず
名もない人たちは
優しい目差しなど送りながら
非常に非常に逞しく
途轍もなく生き倦ねるのだった
しかしながら
尻込みはしないので

慌てるな
幸せへ傷付いてしまうものか
丸切りでもなかった

心明るく

生きているのが嫌になるにせよ
感じると詩も本当に素晴らしい
勿体ないくらいではなかったか

頭を働かせてや裏取られるばかりで
自己劇化せざるを得なくなりながら
沸々と高じられた怒りに任すよりは
積極的に打ち出してみるべきなんだ

思ってもみない
死に損ないの
伝手も追われた
宙ぶらりんな
具合でしかない
現在地かしら

詩も本当に素晴らしいと感じる

若返るような
まるで華々しいなんて
記憶にもないとか

万物を感じなくてはならなかったぞ
通じられるまでに信じたいのだから

包む光

精神的にいって
どうかしていた
摂理と相等しく
受け得る啓示を
認識しないまま
どうかしていた

ピーマンは焦げる
キャベツは茹だる
ニンジンは蒸せる

人生初の
味わいを
感じられ
敬信した
真如とわ

庭園に七面鳥が
駆け擦り回った
園内に福寿草が
咲き誇り捲った
内外に火山岩が
噴き流れ凝った

唇を噛み締め
読み耽る本も
仕舞われてか
窓へ就く額だ

遊び心も
手伝って

唸らざるは若かず

旅程

良いことがあれば強いられた酷さも報われるはずか
強いられた酷さで息も絶え絶えだったと振り返りたい
息も絶え絶えに良いことは起こらないのではなく

歴史へ組み込めると
楽しい気持ちがする
込み上げて来るのも
哀しい気持ちにせよ

運の分かれ目といわざるを得ない
詩しかなくて凌がれ得るかどうか――

覚えていた気持ちを
歌にするのが哀しい
忘れてない気持ちで
歌にするのは楽しい

飛び立って行く腹の虫が収まる頃合いを見計らいながら

愛慕

引っ繰り返って
笹の葉を食べている
パンダが

ゆったり

小豆色のドレスを
着ている貴方は
何を思ってか
馨しい

蝶結びの銃身の頭文字で

アンソロジーを取り持てば……

月夜の晩も又初めてとなる

   ち

 ち

横丁は店仕舞いだ
漸くと陽の目を見るまでは

恐れないでおくれ
広葉樹の支脈も今一つな
カスケイドに

夜夜中

想い出の栗の木は光を受けて明るかった
陽射しを浴びた葉っぱは
緑も濃厚な輝きを放っていた

巡り来る季節の中で
只今は実を落とさずに生えている
湿っぽい風に吹き寄せられて
空高く垂れ下がる星たちの

月の思慮深い立ち振舞いによって
物狂おしいほどの侘しい心が……

山並みで鳴いていた郭公は失した
姿を晦ませてしまった
呼び付けることのできないところへ
頭を捻っても又捻り出しても

冷蔵庫には抉られた標本があるだろう
取り除くつもりだったとは硝子玉だ

人が来る

バナナの腐った皮を
グチャ
踏ん付けても
蹌踉けたりしない

つもりの?
ような?
かい?

しない
しないよ
したくはないんだ
したくなんて
ないのさ

人が来る
くるくる回って
全くだ
まったりするな
するり
るり

泣いたものを……

何時だって
子豚の鼻は低くて丸い
違うこともないんだって
まるでノコギリで
切り倒された古木のような
音楽が流れた……
良いね


受けなきゃ
海の底へ
行って来た帰りに
土産話を口伝する日も近い
水深こそ計り兼ねれど
確かにイトマキエイだろう
下から見たと
印象深く
思わしげな表情で

控えた星明かりに
空は暗かった
出ていた月でさえも
夢に取って代わる
気紛れな夜中の
火が揺れる

凍って
食べて
過ぎて

潰れて
鳴って

覚める
吹いて

次いで

やってくれないこともない

貴方がたには申し訳ないけれど
閾では血は流れなかった
生死の間ならば尚のこと
保てないのが人間性だった

人間性ではしかしながら
死児と誤解されるのではないか
ならば言葉といおう
貴方がたには申し訳ないけれど

鐘の音を奏でる
つもりもないわけではないまま

貴方がたには申し訳ないけれど
鐘の音を奏でる

神の魂を奉り敬うためか

もしやずっと
貴方がたには申し訳ないけれど
何も変わりやしなかった
なんて嘆かせるわけには
行かないのも実際だ

貴方がたには申し訳ないけれど
森で暮らすボノボしかいない
目と鼻の先でもはや

鐘の音を奏でる
呼びかけている
感じかけている

磁石では計り兼ねたんだ

原風景

周りを気にして
出し惜しみしていた
個性というものは
抑え込むのも
儘ならない

分かってくれるかどうか

しかしたとえ
独りで頑張るしか
なくなるとしても
耐え切れない
らしい

片付けた
バケツは(涙一杯)
空っぽだ

外へ出て
爽やかな(大目玉)
風に就く

梅雨入り間近の
公園で思い思いに
過ごす人たちを
掴まえたりしない
情感なのだった

感懐

勢いの余り
夕暮れに沈むマトリョーシカ
ロシアの児童をあしらった民芸品だよ

大自然の脅威を堪え忍んで
可愛いとは他でもなく
静けさに聞き入りながら
振る舞えば温情かも
染み渡らずにはいなかった

疲れて眠るな
瞼を塞いだ夢の中で
事実が蘇るほどに
人生も厳しい
気力も乏しい
体力も

伸びて来た猫じゃらしを
最近になって
気付いたんだが
口を滑らせないようにして
握ってみたわけなんだ

どうしてか
言葉の言葉へ赴くと
外面性が落ちているらしい

八月の中旬の
風も爽やかに吹き過ぎる頃になんてね

小さな恵みを貰った
美しい風情のある様子へ
引き寄せられ

君は心を動かされて
僕に付いて来た
知覚する恋しさを
幻が羨んでいたものだ

どうして
情熱を秘めた世渡りが
誠意も認められないくらい
窶れ果てているのか
消沈した気分で

一人寂しく考える
誰にも何もいえなかったまま
肺は愚か
血脈こそ引けを取り
生き倦ねているらしい
まさか

僕が動かした心も
君は付いて来なくなる

恋しさを遺失しながら
霞んでしまう幻に

助け合いしかなかった
遣り抜くんだ
奮い起こせ

パンと牛乳

どうしてなのか
実は食事が嫌いなんだ
物心の付いたときからずっと
考えてみて
気に入りの動植物を殺さなくてはないためだと
どころが最近
違うような気もして来た

何となく違うと考えながら結論を先延ばしにしていた面が新しく受け入れられる
食事よりも
好きな対象によって
齎される疎外感のせいではないか
遊びならば遊びでも良い
遊べなくなる
費やしていると食事を
だから嫌いなのではないか

手軽に済ましてしまえばとも頷けなかったりもするのも確かなつもり
皆と拝みたいし
神に祈りたいが
味わっても味わっても
呑み込み得ないで
腑にも落ちない
分かると
消えてしまう気がするんだ
まるで弾け飛んだ光のように
張り上げた
シンバルと共に
身に訪れる
福徳さ

最も大きくて
拒んでしまうとすると
本当だ

弥次郎兵衛

ゆらゆら
吹けば飛ぶような
ゆらりんこ

殺られてる場合か

おい
諸君
そこの
取って来るな

こんなに詩が面白くて良いのだろうか……

蒟蒻だけど
盥の右上で切欠は
見ない目しか残さなかった
コビトカバも憩う

草枕にて

ゆら
ゆらゆらりん
こっこゆ
らりんらりんゆ
らりん

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