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小島一朗の新幹線殺傷事件の精神構造は表面的に受け取られた深沢七郎の楢山節考/姥捨て山の伝説だ

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新幹線内で刃物を振り回して三人を死傷させた事件/東海道新幹線殺傷事件の犯人の小島一朗の部屋がテレビで放送されたのを目にして驚いた。動画で見付からなくて引用できないけど、読書家というか、幾つも本が置かれている中に新潮文庫の朱と黒と薄橙の表紙の深沢七郎の楢山節考が含まれていたんだ。本格的な小説を好んでいたと不意に知らされてしまった。僕も持っている、実は。かつて日本で流行ったらしくて前世紀の中頃の1956年に初めて発表されて人々に広まった。翌年の単行本が国内のベストセラーになったといわれる。独特の物語が人気を博して映画やテレビドラマや演劇などでも取り上げられたりしていた。昔の姥捨て山の伝説――作者は現在の山梨県笛吹市境川町大黒坂の年寄りから聞いたみたいだ――をモチーフにしていて貧しい家族の子供が生き延びるために食い扶持を減らす老いた母親を山へ捨てに行くという小説なんだ。内容だけ聞くと如何にも野…

ミスターラグビー/平尾誠二の日本のスポーツの未来へのメッセージ

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平尾誠二は日本のラグビー界を第一線で牽引して来た。高校時代に伏見工業高校から全国大会で優勝を果たすと大学時代には同志社大学から大学選手権の三連覇を果たす。そして社会人の神戸製鉄に入ると日本選手権の七連覇を果たしたり、二十代の全盛期は優勝三昧の現役生活を送っていたに等しい。日本代表にも十九歳から選出されて新しく開催された四年に一度のラグビーワールドカップの第一回から第三回まで予選を勝ち残って本大会へ進出している。第二回ではジンバブエ戦で日本の初勝利に貢献したらしい。1998年に三十四歳で選手を引退してからは神戸製鉄や日本代表の監督として2000年まで活躍して日本選手権で優勝したり、ワールドカップの本大会へ四回目の進出を遂げたりしていた。Rugby World Cup 2019 Promo via 2019 All For Japan Team一昨年、胆管癌によって五十三歳の若さで、急逝した…

MISIAが徹子の部屋で大ファンの黒柳徹子と歓談しながら人生の夢を又一つ叶えて

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テレビには殆ど出ないはずのMISIAがまさか本業の歌手を差し置いてまでトーク番組の徹子の部屋を選んだ気持ちに驚いてしまった。「徹子の部屋」への初出演が決定!
ついに今年デビュー20周年を迎えるMISIAが、テレビ朝日「徹子の部屋」へ初出演することが決定しました!!
放送は、2018年1月19日(金)ひる12:00~を予定。
ぜひお見逃しなく!https://t.co/34x2KWcjFSpic.twitter.com/Iqx3NSKo5e— Misia.jp (@MISIA) January 5, 2018普段、観ないし、チャンネルを合わせたのも偶々だったので、これはもはや奇跡と呼んで良い。MISIAがテレビに出るのも偶々というか、殆どないわけならば滅多にないチャンスを予想外に掴んだ好運そのものだった。有り難い気持ちから真っ先に神を崇めるだけだ。なぜMISIAは徹子の部屋に出たのか知って…

エド・シーラン:ホームレスから飛び出した世界トップのブリティッシュロックの新星

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イギリスで大人気のロック歌手でエド・シーランがアメリカでも同じように売れ捲って2016年の第58回グラミー賞で初めてThinking Out Loud(考えを声に出して)が最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞の二つを受賞していた。音楽への影響力の大きさから名実共に世界トップのアーティストといって良いのではないか。日本でも一ヶ月ちょっと前にコンサートを華々しくやっていたらしくて知っている人は決して少ない存在だろう。Ed Sheeran - Castle On The Hill via Ed SheeranYouTubeの公式チャンネルで何曲か聴いてみた。Castle On The Hill(丘の上の城)が細やかに軽やかで心地良い。エレクトロ全盛というか、DTM(デスクトップミュージック)の高性能なコンピューターを使った彩り豊かな音作りが流行っている中で、そうした新しい良さを的…

アインシュタインはスピノザ主義者だから反核の物理学者として誠実そのものだ

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人類が核兵器を作り出すのに成功したのは物理学の特殊相対性理論に基づくらしい。すなわち「E=mc2」(エネルギー=質量×光速×光速)の公式に沿ってしか誰も考え付かなかった可能性が高い。Albert Einstein by Oren Jack Turner, Princeton, N.J. [Public domain], via Wikimedia Commons物理学の特殊相対性理論は一般相対性理論と共にアインシュタインの偉大な業績の一つに数えられる。現代人の生活を支える様々な機械の多くはアインシュタインの発見した自然界の認識に由来するようにも聞かれるし、高度な数式などは僕にはちんぷんかんぷんにせよ、とても凄い人だと賛嘆せざるを得ない。しかしアインシュタインは核兵器について心を痛めていた。自分が物理学が好きで一生懸命に勉強してついに掴み取って皆に教えた特殊相対性理論が夥しい人殺しに使われ…

森蘭丸の青が似合う美男子らしい忠誠の織田信長へ命を捧げた潔さ

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本能寺の変を調べていたら、一際、目を引く武将がいて森蘭丸という名前から戦国時代に華々しく引き付けられる感じが凄かった。Ranmaru Mori by Tsukioka Yoshitoshi [Public domain], via Wikimedia Commons織田信長の家臣で、多勢に無勢と明智光秀の大きく攻め込んで来た武士たちの勢いに押され捲りつつも正しく死をも恐れずに先頭を切って奮戦した武将の一人が森蘭丸だった。明智軍の安田国継に槍で刺されて殺されたらしい。安田国継は非常に有力な武将で、古川九兵衛と箕浦大蔵丞と共に明智三羽烏と呼ばれるくらい明智軍の主力だった。本能寺の変で最大の狙い目だった織田信長も槍で突かれてもう駄目だと傷付きながら部屋の奥へ引き下がったのは安田国継の一撃だったといわれる。森蘭丸の死と織田信長の痛手は何れも安田国継が自分でやったと自分でいっていたらしくてもしも見…

キュボロは人間性から脳を鍛え上げる幼児教育に最適の玩具だ

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Cuboro cubes by H005 (Own work) [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commonsスイスのキュボロという玩具を知った。積み木と玉転がしが融合したような動的な立体パズルで、やれば創造力をあらゆる面で刺激されて人間の脳を鍛え上げるのに子供から大人まで非常に役立つのではないかと好感を抱いた。何をどうするかとちょっと案じただけでも面白そうなのは取り分け幼児教育に最適だろう。論理性が十分に身に付いてない精神にとっては知覚の直観的な対象こそ認識力に大きく作用するはずだし、そうして物事を速やかに考え出そうとするほどに脳も働き易くて栄養不足でないかぎりはどんどん発育して行くに違いない。cuboro - verblüffende Bahn aus nur 6 würfeln via cuboroAGキュボロが玩具として特徴的なのは木の温もりだと思う。…

やまゆり園で障害者ばかり襲った植松聖の反社会的で独善的な差別意識の存在は悪魔の操り人形だった

植松聖が相模原障害者施設殺傷事件というやまゆり園で二十六人の死傷者を出した事件はなぜ起きたか。犯行の原因を認識しようとすると非常に錯綜していて難しいと感じざるを得ない。本人は障害者ばかり襲うという差別意識を著しく示していたけれども犯行前には知人や友人どころか、日本の一般人として当時の総理大臣の安倍晋三にまで伝えようとしていたらしい。世の中で障害者が取り立てて問題を起こしているわけではないし、突如、いきり立って大袈裟に訴える必要は全くないだろう。植松聖は大麻を常用していたらしくて普段の障害者への差別意識が余りに嵩み過ぎた結果として総理大臣に伝えようという異常行動が出て来たと直ぐに分かる。ところが厄介なのはやまゆり園で二十六人の死傷者を出したという相模原障害者施設殺傷事件に繋がった言動の流れなんだ本当にやりたければ誰に何もいわずに一人でやるのが最も成功率が高いはずだったので、止められるかも知…

アスペルガー症候群に希望を与えるスーザン・ボイルの奇跡の歌声をもう一度

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スーザン・ボイルが天使の美声とも称される奇跡の歌声で全世界を席巻してから八年が過ぎ去った。もう一度、聴いてみたいと久し振りに感じるのなぜだろう。人生が重なって来ているせいかも知れない、自分自身と。追い風を背中から新しく認め出しているんだ。かつて誰よりも上昇気流に乗って空を自由に羽搏くように素晴らしい生活を掴んでいたはずの前例ならばスーザン・ボイルに注目しないわけには行かなくなる気持ちも本当に確かだろう。スーザン・ボイルの感動した歌手の才能と人間性Susan Boyle's First Audition - I Dreamed a dream via Britain's Got Talent2009年にBritain's Got Talent(ブリテンズ・ゴット・タレント/英国は才能を手に入れた)というイギリスのテレビ番組に出演したのが全ての発端だった。見るからにた…

人間と人工知能が並立する社会とは何か

NHKスペシャルの人工知能 天使か悪魔か 2017を観て人工知能への理解が深まった。一言では世界の未来を予測するために人工知能は多く使われ出している。番組内では将棋でponanza(ポナンザ)という人工知能のコンピューターと人間の現役の佐藤天彦名人が対局しても勝てない事実を基軸として世の中の他の様々な方面でも人工知能が物凄い力を発揮しているように紹介されていた。タクシーで乗客を探す、金融の取り引きで利鞘を伸ばす、裁判所で再犯の可能性を示す、派遣で退職者を見抜く。本当に役立っているというか、NHKスペシャルとしては本当に良いのかと人々の問題意識を高めたいみたいな感じでやっているし、確かに人工知能で生活が変わる状況で考え直すべき点は多いだろう、およそ人間性の判断材料に使われるのが怪しい。社会で学校や会社の人事(面接、配置など)に人工知能が入り込めばそれこそ皆は僕と全く同じ苦しみを味わうことに…

モーツァルトのアイネクライネナハトムジークを聴いて出会える神様への無邪気な心へ

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いつ頃からかは良く覚えていない。たぶんしかし高校時代だったのかも知れないというのがモーツァルトの音楽を聴きながら神様と出会った。当時、ベートーヴェンが大好きだったので、何といっても交響曲第五番《運命》のジャジャジャジャーンが印象強いばかりだった、モーツァルトへの記憶は殆どない。クラシック音楽というとベートーヴェンが代名詞みたいな状態で、他にはチャイコスキーとマーラーくらいしか聴いた感じがしなかったはずだ。興味や関心からいうと十代の少年期にクラシック音楽を欲したのは僕の場合はオーディオが大きかったと振り返られる。とにかく良い音とは何かを知りたかったのではないか、世の中で。愛読書も月刊HiViだったり、どんなシステムで良い音が聞けるのかを知りたくて探し回っていた。なのでクラシック音楽は色んな音が細かく入っていて自前のオーディオが良い音を出しているかどうかを確かめる意味合いが非常に強かったし、…

東京都江戸川区女子高生殺人事件の青木正裕は生活設計の成り立たない借金に苦しみながら気持ちが死んでいた

テレビで東京都江戸川区女子高生殺人事件の裁判のニュースを観た。女子高生が興味本意で首を絞められて殺害されたという内容だった。知って相当に気がかりな感じがした。犯人の青木正裕は極貧状態のどうしようもない生活だった。もはや死ななければならないから自殺するよりも他殺して裁判で死刑になる方を選んだらしい。特徴的なのは誰かの首を絞めてみたいと女子高生を狙って興味本意から犯行を企てていた。猟奇殺人の一種だけれども必ずしも主要な動機ではなくて極貧状態から来ているというところが何なのかと訝らせる。常日頃から胸にもやもやを相当に抱え込んでいた性格だったせいだと推測される。借金が百万円以上もあったみたいだ。自分で返せなければ投獄されてでも人生をやり直すしかなかったのではないか。どうしようもないと何もかも諦めて死ななければならないと考えてしまったんだ。僕もかつて同じように借金を抱えていて少しずつ返すのと借りる…

附属池田小事件の宅間守の悲しみの権化という凶悪犯罪の人間性

凄惨な人殺し、附属池田小事件が起きたのは二千一年の六月八日だった、犯人は宅間守という。大阪教育大学附属池田小学校へ包丁を持って侵入し、八人の児童を殺害した。負傷者も他の児童と教員で十五名に上った。校長と他の教員に取り押さえられると駆け付けた警察官によって現行犯で逮捕された。裁判では死刑を速やかに宣告されたけれども自分でも欲していたらしい。そして判決を受けてから一年ほどで執行されてしまった。大阪拘置所で迎えた最期は四十歳だった。どうしてなのか。自分よりも力弱い相手を手当たり次第に攻撃するという仕方が凶悪犯罪を象徴しているようだ。しかも人間の犯罪の全てに当て嵌まるかも知れない。攻撃すると悪いのは世界のどんな方面でも同じだろう。なぜ可能なのか。附属池田小事件は犯人の宅間守に皆と仲良く過ごす気持ちが全く感じられないゆえに犯罪の反社会性という前提条件を示しているようだ。他人への憎しみがあからさまに…

秋葉原通り魔事件の加藤智大の性格は短気そのものだった

かつて秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込んで刃物を振り回しながら何人もの死傷者を出したという秋葉原通り魔事件があった。犯人の加藤智大は現行犯で直ぐに捕まったけれどもテレビのニュースで観ながら本当に可哀想だし、被害者も本当に不幸だと感じた。振り返ると何だったのか。普通の人が只単に暴れ捲っているという印象が強くて日常生活で異様なまでにストレスを溜め込んだ結果だと理解した。考えてみるとしかし驚くべき状態だったわけで、ストレスの恐ろしさを知るためには詳しく明かしておくのも損はない。秋葉原通り魔事件の切欠は加藤智大のインターネットの掲示板に成り済ましが現れたらしい。気に入っていた掲示板が廃墟になって誰にも相手にされないみたいな窮地に追い込まれながら一つの凶行に及んだんだ。本人は成り済ましへ心理的に復讐するつもりだった。不可解な発想というか、言葉遣いだけれども生活そのものを引っ括めて掲示板を捉えて…

新井将敬の存在理由を喪失した正義感のための自殺

さっぱり分からないというか、かつて知って不可解だったのが国会議員で、テレビの討論番組で良く見かけていた新井将敬が、突然、他界された事実だった。
証券会社の借名口座から多額の金銭を代議士として不正に受け取っていたのではないかと警察から捜査されていてもはや逮捕される寸前まで来ていたので、闇の黒幕に口封じされたみたいに他殺という雰囲気が濃厚だったものの実際にはホテルの一室で首吊りの自殺を図ったと報道されていたし、取り立てて事件性はないとさらに追求されもしなかったらしい。
普通、汚職で自らの命を絶つ公務員は珍しい。日本の武士道からすれば国民への責任を痛感する余り、生き恥を晒すわけには行かなかったかも知れないし、自殺するのが当たり前の考え方を受け取るけれども民主主義においては必ずしも公務員に全ての責任を負わせるのは躊躇われざるを得ない。社会が病んでいるかぎりは事実を解明しながら同じ過ちを繰り返さないよ…

ヴァン・ゴッホの美しい日本のために生きたというベーコンの習作から最大限に受け取っても素晴らしく感動的な人間性

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The Painter on the Road to Tarascon by Vincent van Gogh [Public domain], via Wikimedia Commons
ヴァン・ゴッホのタラスコンへの道を行く画家(仕事へ向かう途中の画家)は見付けるや否や物凄く良い絵だと思った。本当に可愛くて素晴らしい作品ではないか。雰囲気が自然なのに加えて画家の大きさが絶妙なんだ。小さめで動きが軽快に出ている。漫画風だけれども構想としてはきっと日本画の影響だろう。十九世紀後半にフランスで大流行していて出会って江戸時代の葛飾北斎や歌川広重という浮世絵に芸術上の規範を仰いでいたらしい。全てが明るめの色彩と共に平面的に溶け合わさっている。ゴッホの手紙を読んでいるとヴァン・ゴッホは日本画を通じて日本への憧れを猛烈に抱いていたと分かるけれどもタラスコンへの道を行く画家はヴァン・ゴッホが日本に来た…

悲しくても必死に生き抜くつもりならば画家一筋へ情熱を燃え上がらせたヴァン・ゴッホのように

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ゴッホの手紙を読んでいると元気が湧いて来る。絵だけではないと本当に感じる。ヴァン・ゴッホは画家だけれども同時に作家だったのではないか。興味深いのは文学は手紙でしかないから特にやってないという雰囲気が文体から伝わって来る。ヴァン・ゴッホならではの画家としてのイメージを手紙の文面に重ね合わせているに過ぎないにせよ、個人的に納得してしまわざるを得ない。
ヴァン・ゴッホならば画家一筋に情熱を燃え上がらせていたから他の創作活動には本気を出して取り組んで欲しくないけれども人間的に手抜きを受け取るのでは物足りないせいだろう。
手紙は文学なんだけれども作品として十分に仕上げられてない、本業の絵と比べると芸術性が低いに過ぎないだけで、必死に生き抜くほどの掴み取られた真実においては実質的に変わらないと感じる。
Self-portrait by Vincent van Gogh [Public domain], v…

平和の原理/抽象力を有する人間性/論法そのもの

思い付いただけで大革命が起きている。人間性の中心に火山が著しく噴火しているせいだ。しかしマグマ大使の出番はなかった。驚きがキラウエア火山へ向けられていたためか、日本人には富士山よりも身近ではなかったし、または大革命が学校の授業ならば先生も話題を逸らしているに過ぎない。笑った生徒は疎らだったけど、とにかく良く聞いて欲しい。全員、もしも出て行かせるつもりならば多めに触れていたはずの金色の巨人に悔やんでは僕はいない。分析できたと今現在はイメージに満足している、却って。抽象性が手に入った気持ちは確かだ。まるで白玉団子が薄く平らに伸ばされるように世界へ染み透る知識ではないか。平和を呼んでいる感じがする。まだ起きているならば大革命も本当に静かなかぎり、原理的な仕方だったに違いない。かりにも驚きへは慣れて来たという一言で通り過ぎるわけには行かなさそうだから探し求めずにはいられない、明日、死に絶えるとし…

教育論を本気で真剣に子供たちの未来のために打つにはどうすれば良いのだろう

二十世紀末、浅田彰は日本の教育について学生の学力崩壊を指摘していた。
振り返ってみると十数年後には職場で「ゆとり世代」が上手く働けないみたいな社会問題として文部科学省への教育批判が出てしまったから物凄く的を得ていたし、先んじて観察眼が鋭かったと感心する。
学校などというところは、語学なら語彙(ごい)と文法をきっちり暗記させればいい。臨機応変に会話する力とか、創造的に考える力とか、それは個々人が社会生活の中で身につければいい。果ては学校で「生きる力」を育てるなど、傲慢(ごうまん)だと思います。学校ではむしろ基礎知識の詰め込みを効率的にやって、後は個々人の自由な活動の機会を増やしていくべきでしょう。
浅田彰/学問と知 浅田彰・京都大学経済研究所助教授に聞く via 日本財団図書館
僕が注意すると遊ぶのも大事だと少年に訴える気持ちと殆ど重なっていて「個々人の自由な活動の機会を増やして行くべきでしょう」…

ヴェラスケスのラス・メニーナスの受け留め切れなかった芸術的な衝撃へ

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謎多い絵として真っ先に思い浮かぶヴェラスケスのラス・メニーナス(女官たち)は画面全体が不思議な構成に覆われている。描かれた主要な人物たちが部屋の天井から押し潰されたように感じさせるとしたらゴッホの烏のいる麦畑の大変な空の様子と同じくらい悩ましくも美しいかぎりだから作風は天才的だとも過言ではないだろう。
ただし比べてみればヴェラスケスのラス・メニーナスが翻って愛するほどに優しく味わわれてしまうのも構図というスタイルだけに止まりそうなので、絵よりは芸術として概略的に捉えるべき認識が正しいのではないか、考え出すと印象はちょっと薄いようだし、デザインこそ特徴的に個性的に認められる。
分かり易いはずだし、ゴッホの烏のいる麦畑のように全ての対象が《圧縮された詩情》と共に展開された正に自然な構図ではないから理解するために例えばランボーのイルミナシオンを参照しながら超言語的に解読するような手間は省かれてしま…