人間と人工知能が並立する社会とは何か 結城永人 - 2017年6月27日 (火) NHKスペシャルの【人工知能 天使か悪魔か 2017】を観て人工知能への理解が深まった。一言では世界の未来を予測するために人工知能は多く使われ出している。 人工知能は世の中のあらゆる方面に入り込んで人々の生活を変えようとしている 佐藤天彦とポナンザ|人工知能 天使か悪魔か 2017|NHK 番組内では将棋でPonanza(ポナンザ)という人工知能のコンピューターと人間の現役の佐藤天彦名人が対局しても勝てない事実を基軸として世の中の他の様々な方面でも人工知能が物凄い力を発揮しているように紹介されていた。 タクシーで乗客を探す、金融の取り引きで利鞘を伸ばす、裁判所で再犯の可能性を示す、派遣で退職者を見抜く。 本当に役立っているというか、NHKスペシャルとしては本当に良いのかと人々の問題意識を高めたいみたいな感じでやっているし、確かに人工知能で生活が変わる状況で考え直すべき点は多いだろう、およそ人間性の判断材料に使われるのが怪しい。 社会で学校や会社の人事(面接、配置など)に人工知能が入り込めばそれこそ皆は僕と全く同じ苦しみを味わうことになりそうだ。 個人的にホームページやブログが検索エンジンで上位表示されないのがとても辛いわけで、アクセスアップが捗らないからサイト広告で生活費を稼げないままに死にかけている。Google検索が中心だけれどもサイト評価のサイト解析に人工知能が搭載されているために人間だけではなくてコンピューターにも理解できるサイト作成が欠かせない。考えても考えても、中々、上手く行かないから首吊り用のロープのばかりが目の前にちら付く。 いつか皆も学校や会社で上手く行かない悲しみを人工知能のせいと当たり前に呼んでしまう日がやって来ないとはかぎらない。 人工知能から人間性が勘案されると受験に失敗したとか昇給に落胆したなんて関連する様々な悲しみを引き起こす原因になるのは間違いない。 コンピューターに合わせないと人々は裕福な生活を得られ難くなるのではないか Artificial Intelligence, AI by Mike MacKenzie / CC BY 僕にとってはもう既に当たり前だし、Google検索に好かれないと生き延びられないわけで、検索エンジンの人工知能を精確に理解するために、日夜、努力を重ねて続けている。 現行の人工知能の特徴が【人工知能 天使か悪魔か 2017】で分かって来て入力された教師データを膨大に解析して物事に一定の結論を出すように設計されている。未来を予測するのに役立つと世の中に少しずつ広まっているけど、とにかく膨大な教師データから過去に何が起きたかを計算していて同じように当て嵌まる世界を取り出して未来を予測する。 原理的に合わせるのは簡単だし、入力された教師データを模倣するだけで良い。ただし膨大だから人間の頭脳ではコンピューターの計算した結果を完全に把握するのは厳しいんだ。思考の速度について人間がコンピューターに追い付くのは不可能に近いだろう。 コンピューターの生みの親とされる数学者のジョン・フォン・ノイマンが知能指数/IQ300で、人類史上最高だったようで、進化論的に捉えても面白いけど――コンピューターは脳の根本的な突然変異ではないか――とにかく改良されて現在では飛んでもない速さで思考している。 将棋の佐藤天彦名人が人工知能のPonanzaに勝てない事実は象徴的に示している 佐藤名人がソフトに完敗 将棋電王戦が終了|KYODO NEWS 巷で棋士は物凄く頭脳が優れていると聞くけど、名人ならば最強だから思考の速度も正しく超人的に速いはずだ。対局で何がどうなると遠くまで先読みするほどに勝ち易くなる。ところが人工知能が相手ではどうにも惨敗を余儀なくされてしまっている。 入力された教師データを膨大に解析してコンピューターが計算結果として取り出した世界が未来を十分に予想しているといって良い。 世の中に人工知能がどのように広まって行くかで、人々の生活も変わって来る。そしてコンピューターに合わせると裕福な生活が得られ易いような状況が増えるならば人間と人工知能が並立する社会とは何かが初めて問われずにいないんだ。日々、人間と同じくらいコンピューターと正面に接しなくては生きて行けないわけで、誰もが人工知能から人生を決められる可能性があるという方向に世界が向かっている。 僕の気持ちも今以上に人々に分かって貰えるように変われば本当に有り難い。アクセスアップに検索エンジンを必死で研究しているけれども人工知能から人生が決められる真実をはっきり示しているわけだ。コンピューターと正面に接しながら人間と同じくらい重視して生きるとはどんな状態なのか。共感する訪問者が増えるとするとサイトの常連になるかも知れなくて却ってアクセスアップに繋がるから楽しみだと期待してもしまう。 囲碁ではGoogleこそ人工知能のAlphaGo(アルファ碁)で最強棋士を完全に打ち負かした 世界最強の囲碁棋士・柯潔(カ・ケツ)と、グーグル傘下のDeepMindが開発する人工知能(AI)「AlphaGo」による一連の対局は、2017年5月27日に柯が負けを喫して幕を閉じた。“フューチャーGOサミット”(Future of Go Summit)で5月23日、25日と行われた試合に続くこの結果により、柯の完全な敗北が決まった。 「AlphaGo」という“神”の引退と、人類最強の19歳が見せた涙の意味:現地レポート|WIRED|コンデナスト・ジャパン 囲碁は知性のゲームとしてはチェスや将棋よりも複雑だからGoogleの人工知能の性能こそピカ一ではないかと驚かされる。 しかしだから面白いはずだ、僕にとっては。Googleの検索エンジンの人工知能も同じように手強いとすれば理解するためには認識力を不断に出し切らなくてはならない。望み通りのアクセスアップが検索エンジンから可能かどうかにやり甲斐が著しく増して来る。 思考が好きなので、Googleの素晴らしい人工知能という人間離れしたコンピューターの高速な思考の世界へ自分自身を認識力で現実に試すように引き離されず、食らい付きたい。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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