アドセンスの審査で最終的に合格するための十分なコンテンツとは何か 結城永人 - 2018年6月28日 (木) 何度も落とされてもう無理だと思いながらアドセンスに合格した瞬間にはガッツポーズを止められなかった。嬉しさの余り、悲しみを余儀なくされた数だけか、何度も繰り返して飛び上がるように部屋を駆け回ってしまうのも造作なかった。どうしても承認されないわけには行かない気持ちが非常に強かったためだろう。 改めてアドセンスに合格できた理由を考える A woman surrounded by many soap bubbles by Alejandro Alvarez / Unsplash 大前提なのはAdSenseヘルプのコンテンツポリシーに違反しないサイト作成だけど、しかし殆ど適合しても承認されず、最も厳しいと感じるのが不合格の通知の承認されませんでしたというメールの「不十分なコンテンツ」なんだ。落とされる度に目にするし、具体的な指示がなくて、一体、何がどうなっているのかも良く分からない。大丈夫だと思って申請するのに駄目だから混乱しつつも自分なりに解釈してサイト作成を修正し続けるしかなくなる。 アドセンスの審査のための十分なコンテンツ ページの文字数が画像などよりも多い コンテンツに意味を持つ文章や段落が含まれる 完成してテンプレートだけのサイトではない 広告コードを有効なページに貼っている ナビゲーションが整っていて使い易い 不合格の通知の「不十分なコンテンツ」で指摘される五つの主な項目から反対に十分なコンテンツとは何かを纏めてみた。 内容上、コンテンツポリシーの範囲内でしかなくてスパムサイトを排除しているに過ぎないような印象を与える。 つまり短文で意味がなくてどれも中身が同じで、広告コードが過多で、リンクで移動できないホームページやブログでは普通に成り立ってないわけだ。 アドセンスに「不十分なコンテンツ」で落とされると常識的にいってスパムサイトに見られているに等しくて辛いし、大前提のコンテンツポリシーを踏まえて申請するかぎり、修正するにももう既に適切な仕上がりの十分なコンテンツだから大丈夫ではないかと感じて気乗りしなかったり、尚更と大変な状況へ追い込まれてしまう。 十分なコンテンツとは何かを読み解く 混乱を避けるために「不十分なコンテンツ」はコンテンツポリシーと切り放して考えるべきではないか。 単独で捉えるとサイトが本当にまだアドセンスのライセンスを取得できる基準に達してないに過ぎない状況だから幾らでも新たに修正する余地は見出だせるはずだ。 アドセンスの不合格の通知には担当者の審査とクローラーの解析の両方からサイト内容を判断できるテキスト/文章が求められるように載っていた。 なので「不十分なコンテンツ」は担当者の審査とクローラーの解析という人間と機械(アドセンスのコンピューター)が両方ともアドセンスのライセンスの基準に達していると納得できる仕上がりこそ適切に得るしかない。 十分なコンテンツの五つの項目のアイデア 千文字程度ずつ十ページくらい載せる サイトのテーマを一つだけに絞り込む トップページを多めの文字数で公開する 固定サイズの広告コードのみ使用する パンくずリストなどを表示しておく 僕がアドセンスの審査に最終的に合格するために十分なコンテンツとして取り組んで確かに成功したアイデアから五つの項目を捉え返してみる。 千文字程度ずつ十ページくらい載せる ページの文字数が少ないと担当者もクローラーもサイト内容を判断できない。 千文字程度が必要だと思う。そしてサイト全体で一万字程度になる十ページくらい載せるのも大事にしたい。アドセンスの審査対象は個々のページだけとはかぎらないし、サイト全体のイメージも影響するかも知れない。 僕は千文字程度の記事を九つ載せたブログでアドセンスに合格した。 サイトのテーマを一つだけに絞り込む コンテンツに意味がないとやはり担当者もクローラーもサイト内容を判断できない。 意味を明らかにするにはテーマを一つだけに絞り込むと易しいだろう。個々のページとサイト全体でテーマが速やかに分かるはずだ。裏返していえばど個々のページとサイト全体のどちらにしても少しでも他のテーマが含まれると意味がぼやけて審査が滞り兼ねない。 僕は健康をテーマに気に入りの食品などを取り上げたブログでアドセンスに合格した。 トップページを多めの文字数で公開する アドセンスの担当者もクローラーも申請されたサイトの公開済みの全てのページを審査対象にする。 一般的にいってホームページでもブログでもトップページの文字数が少なくて文章での意味付けも弱いデザインになり易いので、コンテンツに比べてサイト内容が十分に把握されるかどうかに注意しながら改善しておくと良いかも知れない。 僕はトップページに三千文字以上を表示してアドセンスに合格した。 固定サイズの広告コードのみ使用する アドセンスの審査はサイトに仮の広告コードを記載して空欄を表示した状態で行われる。 適切に広告コードが置かれているかは所定の場所に空欄が出ていれば大丈夫だろう。しかし念のために広告コードのタイプは固定サイズを選ぶようにする。実際に使われるタイプはレスポンブが多いと思うけど、場合によって表示されない可能性がある(レスポンブ広告ユニットについて)。アドセンスの審査では空欄が出ていればレスポンブでも良いかも知れないにせよ、サイトに広告コードを記載して確実に表示されるのは固定サイズなんだ。 僕は全ページに固定サイズのレクタングルを二つ付けてアドセンスに合格した。 パンくずリストなどを表示しておく サイトがトップページとメインのコンテンツだけではナビゲーションが足りないと判断されるかも知れない。 どのページからでもトップページに戻れるリンクを含んだパンくずリストが表示されていると便利だ。他にもアーカイブやラベル/タグページがあると利便性を高めるのに役立つと考える。 僕はパンくずリストとアーカイブページとタグページを表示してアドセンスに合格した。 アドセンスは審査について具体的に示さないから「不十分なコンテンツ」とは反対に合格するための十分なコンテンツとは何かを読み解いても推測の域を出ないけど、しかし本当に合格したサイトから捉え返せば何れのアイデアも担当者やクローラーから承認される信憑性を高めるはずだし、アドセンスへ申請する際に少なくとも取り入れて損はない方法だと感じる。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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