個人サイトのアドセンスのプライバシーポリシーの基本部分の設置について 結城永人 -2018年6月16日 サイト広告のアドセンスを使う場合には様々な規約違反を防がなくてはならない。ペナルティーから一度でもライセンスを失うと取り戻せなくなるかも知れない。サイトにアドセンスのサイト広告を載せたら利用規約やプログラムポリシーに細心の注意を払って運営するのが大切だ。 アドセンスの様々な規約違反の中にプライバシーの項目が含まれている。サイトに載せたサイト広告での訪問者の個人情報の取り扱いについてプライバシーポリシー/個人情報保護方針を設置する必要がある。 サイトにアドセンスのプライバシーポリシーをどのように設置するかの方法には法律が影響するし、個人サイトと法人サイトで記述は幾らか変わると思う。欠かせないアドセンスのプライバシーポリシーの基本部分は同じにせよ、概して後者は前者よりも商取引での制限が社会的にさらに加えられるだろう。 僕は個人サイトを運営しているので、アドセンスのプライバシーポリシーの基本部分をしっかり覚えてサイトに的確に設置するつもりでいる。 目次アドセンスの利用規約のプライバシープライバシーポリシーの設置に必要な二つの要件アドセンスのプログラムポリシーのプライバシーアドセンスのコンテンツポリシーのCookieの使用サイトでプライバシーポリシーをどう記述するかアドセンスのプライバシーの一般的な記述例第三者配信による広告掲載のための追加項目第三者配信による広告掲載の追加項目の記述例EUユーザーの同意ポリシーへの対応 アドセンスの利用規約のプライバシー お客様は、本サービスを利用するに際しては、常に、明確に表示され、簡単にアクセス可能なプライバシー ポリシーを広告媒体に必ず付すものとし、当該プライバシー ポリシーにより、Cookie、デバイス特有の情報、ロケーション 情報、および本サービスに関連してエンド ユーザーのデバイスに保存され、当該デバイスにおいてアクセスされ、当該デバイスから収集されるその他の情報(場合により、Cookie 管理に関するエンド ユーザーのオプションに関する情報を含みます)についての明確かつ包括的な情報をエンド ユーザーに提供するものとします。Cookie、デバイス特有の情報、ロケーション情報または本サービスに関連したエンド ユーザーのデバイスに関するその他の情報の保存およびアクセスに対してエンド ユーザーの承諾が法律により要求される場合は、エンド ユーザーから当該承諾が得られるように、お客様は商業的に合理的な努力をするものとします。 利用規約|Google AdSense|Google 利用規約によるとサイトのアドセンスのプライバシーポリシーには「Cookie、デバイス特有の情報、ロケーション 情報、および本サービスに関連してエンド ユーザーのデバイスに保存され、当該デバイスにおいてアクセスされ、当該デバイスから収集されるその他の情報(場合により、Cookie 管理に関するエンド ユーザーのオプションに関する情報を含みます)」の記載が求められている。 何れも「広告媒体に必ず付すもの」として挙げられているし、アドセンスのサイト広告の表示を変更しなければ全ては片隅の主に右上のスイッチから確認できるデザインになっているようなので、何もしなくても大丈夫だろう。 利用規約が指定するプライバシーポリシーについてはどんな仕方でもサイト広告の表示を変更せずにデフォルトの広告設定が付いたデザインを保持する重要性が訴えられていると考える。 サイトのプライバシーポリシーに必要な二つの要件 アドセンスではサイトのプライバシーポリシーとして利用規約の「広告媒体に必ず付すもの」以外に記載する必要がある個人情報も二ヵ所で指定されている(2018年6月時点)。 プログラムポリシーのプライバシーコンテンツポリシーの必須コンテンツ 何れも利用規約でアドセンスの利用者が「同意したことになります」といわれていて違反するとペナルティーを受ける可能性がある。 プログラムポリシーは全てのアドセンスの利用者が遵守しなくてはならない一般的な規則になっているけど、さらにコンテンツポリシーがプログラムポリシーの一部に含まれていてサイト内容/コンテンツについて細かく規定している。 アドセンスのプログラムポリシーのプライバシー Google の広告サービスの使用にあたって、サイト、アプリ、その他のプロパティでデータの収集、共有、使用が行われる場合は、その旨を明示する必要があります。ユーザーが Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用へのリンクを明示することでも、Google によるデータの使用に関する本開示義務を遵守したものと見なされます。 プログラムポリシー|AdSense ヘルプ|Google アドセンスで訪問者のデータがどのように収集、共有、使用されるかをサイトのプライバシーポリシーに明示しなくてはならない。プログラムポリシーによればユーザー が Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用へのリンクを貼れば詳細に説明しなくても大丈夫なんだ。 アドセンスのコンテンツポリシーのCookieの使用 AdSense サイト運営者様は、ウェブサイトに広告を掲載することで、そのサイトを訪れたユーザーのブラウザに第三者が Cookie を保存したり、保存された Cookie が第三者によって読み取られたり、第三者がウェブビーコンを使って情報を集めたりする可能性があることについて、これを明示するプライバシー ポリシーを掲載し、その内容に準拠していただく必要があります。 プログラムポリシー|AdSense ヘルプ|Google もう一つ、プログラムポリシーのGoogle広告のCookie、すなわちコンテンツポリシーの必須コンテンツとしてブラウザのCookieの使用についてもサイトのプライバシーポリシーに掲載しておく必要がある。 アドセンスは訪問者がかつて閲覧したサイトへのアクセス履歴によって注目され易いサイト広告を表示できる。そのためにCookieが使用されている。名前や住所などの実生活は分からないけれども閲覧したサイトへのアクセス履歴はインターネットでの個人情報に含まれるので、取り扱いに注意しなくてはならない。 サイトでプライバシーポリシーをどう記述するか プライバシーポリシーに必要な二つの項目のうち、プログラムポリシーのプライバシーはアドセンスでの個人情報の取り扱いについて詳細に説明するのは余りに大変過ぎるし、所定のリンクを貼るだけでも良いので、残りのCookieの使用に纏わるコンテンツポリシーの必須コンテンツを確認しておきたい。 Google などの第三者配信事業者が Cookie を使用して、ユーザーがそのウェブサイトや他のウェブサイトに過去にアクセスした際の情報に基づいて広告を配信すること。Google が広告 Cookie を使用することにより、ユーザーがそのサイトや他のサイトにアクセスした際の情報に基づいて、Google やそのパートナーが適切な広告をユーザーに表示できること。ユーザーは、広告設定でパーソナライズ広告を無効にできること(または、www.aboutads.info にアクセスすれば、パーソナライズ広告に使われる第三者配信事業者の Cookie を無効にできること)。 必須コンテンツ|AdSense ヘルプ|Google アドセンスのプライバシーポリシーにはCookieの使用について三つの項目を盛り込まなければならない。 一つ目は「Google などの第三者配信事業者」がCookieを使用していること、二つ目は「Google」が「Google やそのパートナー」にCookieによって訪問者に適切な広告を表示させられること、三つ目は訪問者が広告設定やwww.aboutads.infoからCookieに基づくパーソナライズ(個人識別)広告を無効にできること、要約するとアドセンスのCookieの取得と用途と停止を明らかにしておく。 アドセンスのプライバシーポリシーの一般的な記述例 本サイトではGoogleアドセンスを使用しています。サイト広告を通じたGoogleのデータの収集、共有、使用が行われますが、詳細についてはユーザー が Google パートナーのサイトやアプリを使用する際の Google によるデータ使用をお読み下さい。Googleなどの第三者配信事業者がブラウザのCookieを使用して訪問者が本サイトやその他を閲覧したアクセス履歴に基づいてサイト広告を配信します。Googleが取得するCookieによってGoogleやパートナーは訪問者に適切な広告を表示できます。パーソナライズ広告も含まれますが、不要な際にはサイト広告に付いた広告設定かwww.aboutads.infoから当該Cookieの使用を無効にして下さい。 アドセンスのプログラムポリシーのプライバシーとコンテンツポリシーの必須コンテンツの二つの要素から前者の一項目と後者の三項目を盛り込んで記述している。 プログラムポリシーのプライバシーはGoogleの個人情報の取り扱いの全体を示しているので、最後に纏めとして置いても良いと思う。コンテンツポリシーの必須コンテンツはサイト広告でのCookieの使用と用途と停止を訪問者に確実に伝えるように表現しておく必要がある。 第三者配信による広告掲載のための追加項目 アドセンスは他にも第三者配信による広告掲載が入るとサイトでプライバシーポリシーに記述する項目がさらに三つ追加される。 デフォルトで有効になっていて以前は管理画面の「広告の許可とブロック」の広告ネットワークから一律に無効にできたけれども現在では設定が変わって難しくなった。 アドセンスのサイト広告には第三者配信による広告掲載は基本的に入っているので、サイトのプライバシーポリシーへ記述するのも一般的に求められるのと大差ないと思う。 個別に設定していて例えばDFP(DoubleClick for publishers)でアドセンスを有効にしているような場合(DFP で AdSense を利用する)などは第三者配信による広告掲載の対象に含まれるんだ。 第三者配信事業者や広告ネットワークの配信する広告がサイトに掲載されることを明記します。対象となる第三者配信事業者や広告ネットワークの適切なウェブサイトへのリンクを掲載します。これらのウェブサイトにアクセスすれば、パーソナライズド広告の掲載で使用される Cookie を無効にできることをユーザーに明示します(配信事業者や広告ネットワークがこの機能を提供している場合)。または、www.aboutads.info にアクセスすれば、第三者配信事業者がパーソナライズド広告の掲載で使用する Cookie を無効にできることを知らせます。 必須コンテンツ|AdSense ヘルプ|Google 記述する際は何れもCookieの使用に纏わるところはアドセンスのプライバシーポリシーの一般的な仕方と変わらない。一つ目は「第三者配信事業者や広告ネットワーク」がサイト広告を掲載すること、二つ目は表示される「第三者配信事業者や広告ネットワーク」へのリンクを貼っておくこと、三つ目はパーソナライズ広告のCookieを無効にできること、要素すると第三者配信による広告掲載でのCookieの使用と対象サイトと停止を明らかにしておく。 第三者配信による広告掲載の追加項目の記述例 さらに第三者配信事業者や広告ネットワークの広告も掲載されます。何れのサイトもGoogleアドセンスの広告の第三者配信が認められている広告配信事業者からご確認頂けます。各々のCookieの使用によってパーソナライズ広告が配信される可能性もあります。不要な際にはwww.aboutads.infoから無効にして下さい。 アドセンスの第三者配信による広告掲載はデフォルトではアドセンスの対象サイトの全てを網羅する大まかなリストのリンク(広告の第三者配信が認められている広告配信事業者)を貼ってCookieの停止も汎用的な方法を記述するのが良いと思う。 DFPなどでアドセンスを個別に設定しているならばリンクと無効設定が可能なかぎりはCookieの停止についても個別に記述するべきだろう。 EUユーザーの同意ポリシーへの対応 EU(European Union:欧州連合)からの訪問者にはCookieを含めた個人情報の取り扱いについて事前に通告と必要ならば同意が求められる。今年の五月二十五日にEU一般データ保護規則/欧州データ保護法が施行されたためで、企業を対象に義務付けられていて違反した場合は巨額の制裁金/最大で二千万ユーロ:約二十六億円か全世界の売り上げの4%が課せられてしまう。サイト広告で収益を得ていると市民の個人サイトでもどうなるかは良く分からないので、なるべく同じように運営しておくのが安全だと考える。 エンドユーザーからの同意を得るための手段を用意する。ユーザーからの同意を得るためにどのようなメッセージを表示するかを考える。 EU ユーザーの同意ポリシーに関するヘルプ|Google 引用先ではGoogle Cookie Choicesが紹介されていてサイトに個人情報の使用と同意などのスイッチが付いたダイアローグを作成できるWebサービスも載っていてEUユーザーの同意ポリシーのために比較的に簡単に設置できるようだ。 無料サイトだと提供元が対応しているかも知れなくてBloggerならば欧州連合(EU)諸国における Cookie に関する通知で何もしなくても大丈夫だと分かるから先ずは調べてから変更を考えても遅くない。 追記:アドセンスにGDPRの同意メッセージを表示する機能が追加された。 日本でもサイトでの個人情報の取り扱いの法律が変わってEU一般データ保護規則と同じくらい制限されれば速やかに対応しなくてはならない。たぶんアドセンスからメールや管理画面で通知されるかも知れないにせよ、サイトを相応しく更新するのが遅れないように常日頃と注意するべきだ。 関連ページ個人サイトのアナリティクスのプライバシーポリシーの基本部分の設置について コメント 新しい投稿 前の投稿
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