クラウドストレージのDropboxはサイトで自由にコンテンツを表示できる直リンクのURLをあらゆるファイル形式で取得することができる。
Dropboxの共有リンクのURL
直リンクをURLを取得するには共有リンクが有効になってなくてはならない。
ファイルのメニューの「リンクをコピー」から共有リンクを取得できる。
DropBoxの共有リンクのURLの例
https://www.dropbox.com/s/gmgraajvzjninyg/Ringtone-Original%2014.ogg?dl=0
ドメインの「www.dropbox.com」から共有リンクのコードとファイル名が半角スラッシュ(/)に区切られて続いて最後にパラメーターの「?dl=0」が付く。
アクセスするとDropboxのファイルのプレビューになる。
パラメーターの「dl」はDownload(ダウンロード)で、値を「1」にするとデバイスにダウンロードするようになる。
Dropboxの通常の直リンクのURL
共有リンクのURLの末尾のパラメーターを「?raw=1」に変更する。
DropBoxの通常の直リンクのURLの例
https://www.dropbox.com/s/gmgraajvzjninyg/Ringtone-Original%2014.ogg?raw=1
するとファイルがブラウザでレンダリングされるものとなり、サイトにHTMLタグで使うとコンテンツとして掲載することができる。
画像でも動画でも音声でも何でもやれるのが素晴らしく便利だ。
DropboxのCORSの直リンクのURL
ファイルの直リンクをCORS(Cross-Origin Resource Sharing/オリジン間リソース共有)でも取得することができる。
共有リンクのドメインを「dl.dropboxusercontent.com」に変更して末尾のパラメーターを外す。
DropBoxのCORSの直リンクのURLの例
https://dl.dropboxusercontent.com/s/gmgraajvzjninyg/Ringtone-Original%2014.ogg
例えばCSSの@font-faceのWebフォントなどのCORSが必要なデータのアクセスを確保できる。
CORSでプログラムを介して外部サイトのデータを使うことは危険を伴う恐れがあってDropboxではそうした直リンクは公式に使用されるもの(Dropbox が公式に使用するドメインについて)に含まれるけれども推奨されないらしくて何かが起きてもサポートを受けられないと聞くから慎重に行うべきだ。
Dropboxの共有リンクの帯域幅の制限
Dropboxの共有リンクは直リンクも同様に帯域幅の制限を越えると無効になる。
アカウント毎の一日当たりの帯域幅とダウンロード数
- Basic(無料)
- 帯域幅:20GB/ダウンロード数:10万回
- Plus・Family・Professional
- 帯域幅:400GB/ダウンロード数:無制限
- Dropbox Business Standard
- 帯域幅:1TB/ダウンロード数:無制限
- Dropbox Business AdvancedとEnterprise
- 帯域幅:4TB/ダウンロード数:無制限
出典:「無効リンク:共有リンクまたはファイル リクエストが機能しない」エラーを解決する
帯域幅の計算は例えばBasicアカウントで100KBの画像ならばそれで上限の20GB(20000MB/200000000KB)を割って一日に、20万回、閲覧、またはダウンロードできる。
無料版はダウンロード数も制限される。
Dropboxの共有リンクは帯域幅の上限を越えると無効になるから注意しなくてはならない。
コメント