トーラス・ライリーのHonesty(ビリー・ジョエル)|人生歌 結城永人 - 2019年12月30日 (月) 2015年に発表されたトーラス・ライリーのカヴァーで聴いたHonesty(ビリー・ジョエル)が人生歌として胸に響いた。 ビリー・ジョエルのHonesty ビリー・ジョエル|Billy Joel 作詞作曲はビリー・ジョエルで、オリジナルの歌手も彼になる。 Honesty(1978/オリジナル) 1978年のアルバムの52nd Streetに収録されて翌年にシングルでも発表された。 トーラス・ライリーによるカヴァー Honesty|tarrusrileyja トーラス・ライリーのHonestyのカヴァーはオリジナルのポップからレゲエにアレンジが大幅に変更されているけれども物思いに耽るような曲想そのものはしっかり守られている感じがするのが面白くて興味深くて素晴らしいと何度となく聴きたくならせる。 良い歌の良いところだけを掬い取って盛り上げる音作り、本当に洗練された音楽の優れて魅惑的な美しさがある。 Honestyの歌詞の内容 出だしの部分; 優しさを探すならば 容易く見付かるだろう 生きるための愛を手に入れる しかし正しさを求めたら 見えないのと変わらない いつも与えられはしないのさ 誠実なんて寂しい言葉 誰もが大して本当じゃない 誠実って聞き慣れもせず 僕は貴方に求めてばかりいる 原文 If you search for tenderness It isn't hard to find You can have the love you need to live But if you look for truthfulness You might just as well be blind It always seems to be so hard to give Honesty is such a lonely word Everyone is so untrue Honesty is hardly ever heard And mostly what I need from you ビリー・ジョエルのHonesty(訳出) 人生で優しさや愛よりも尊いものとして「僕は貴方に求めてばかりいる」(And mostly what I need from you)と歌われるのが表題にもなっている「誠実」(Honesty)なんだ。不意打ちを食らったように驚かされるのは普段は余り感じずに過ごしている心の奥底を明るみに出された。嘘偽りではないからこそ優しさや愛も意味があるわけだし、心の奥底からの真実と見方を大事にするべきだと学ばせてくれる。 その他のアーティストによるカヴァー 十五組の楽曲; ブレンダ・K・スター(2000)ヨン・シグルズソン(2004)ベルリンヴォイセズ(2007)ビヨンセ(2009)キングスオブレゲトン(2011)ドナルド・ブルックス(2011)ボブメロディバンド(2011)パーティーブルース(2011)青山テルマ(2012)ハイスクールミュージックバンド(2012)ロックアーミー(2015)ケイティ・ピーターズ&ジョ・ヴィヴォナ(2016)ジョーのマックス・サントモの起用(2017)ジノ・ガルシア(2017)スティーヴ・アチョ(2019) 世界でカヴァーが続々と生まれているHonestyは人生歌のスタンダードな名曲に他ならない。 参考サイトオネスティHonestyHonesty by Billy JoelBilly Joel – Honesty LyricsCover versions of Honesty by Billy Joel 結城永人の人生のスタンダードな名曲選集 コメント 新しい投稿 前の投稿
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