一橋忠之がなかやまきんに君に笑いが止まらなかった放送事故の本当の原因とは何か 結城永人 - 2023年1月31日 (火) 2021年12月7日のロクいち!福岡というテレビのニュース番組て、アナウンサーの一橋忠之がお笑いのなかやまきんに君の福岡市東警察署での一日警察署長の中継で、「どっちなんだい」というギャグを見た後に笑いが止まらなくて次のニュースを暫く読めなくなる放送事故を起こした。 それ自体は非常に面白いことだと思うし、巷で相当な話題になったみたいだけど、しかし疑問なのはなかやまきんに君のギャグは現場で全く受けてなくて周りの誰も笑わず、完全にスベった状態だったのに止まらないほどに笑ってしまった一橋忠之は何を考えていたのか。 すいません。あの、プロとしてあるまじきといいますか、ちゃんとニュースをお伝えするのが仕事なのにも拘わらず、あの、絶対に笑っては行けないタイミングで、やっぱり笑わせようというきんに君のプロフェッショナリズムに負けてしまって思わず、笑ってしまいました。本当にすいませんでした。 一橋忠之/おはよう日本|NHK その後の本人のコメントを見付けたものの当時の笑いが止めらなくなった状況しか触れられなかったんだ。 一体、何が面白かったのか、どこにそんな物凄い笑い、すなわち一一橋忠之のコメントによれば「きんに君のプロフェッショナリズム」というものがあったのかを放送事故を振り返りながら明らかにしてみたい。 なかやまきんに君にツボる一橋忠之 記者――市民の安全を守りますか、守らないですか。 なかやまきんに君――(右腕の力瘤へ向けて)おい。さぁ、聞かれてますよ。おい。安全を守るのか、守らないのかい、どっちなんだい。まーもーるっ。パワー。 一橋忠之――えぇ、次です。えぇ、福岡県は、県から感染対策の認証を受けた飲食ひぇんにたはっ……。 一橋忠之――(込み上げる笑いを必死に抑えようとしながら)えぇ、抜き打ちで、再調査を行った結果、四割を越える店で、感染対策が不十分だったため、指導しました。 (中略) 一橋忠之――今日は、先程、すいません、ちょっと、僕、笑ってしまって、ニュース、ちゃんと読めなくて本当にごめんなさい。 なかやまきんに君と一橋忠之/ロクいち!福岡|NHK なかやまきんに君のギャグ、「どっちなんだい」から周りの記者たちはくすりとも笑わず、ドンズべりとも過言ではない状況だった。 僕も観たけど、やはり面白くないというか、知らなくてそれがギャグであるとすらも気付かないくらいの感じだったので、放送がスタジオに切り替わってからの一橋忠之の大受けにはビックリせざるを得なかった。 只の世間話を面白がる印象だけど、とにかく笑いの壺に完全に突き刺さって止めどなく押し寄せるなかやまきんに君の可笑しさを必死に堪えながらニュースを普通に読めず、多少とも吹き出してしまわざるを得ない様子の一橋忠之こそ面白いと驚く。 スベったから面白いというのは必ずしも当たらいのではないか なかやまきんに君/ロクいち!福岡|NHK 一橋忠之はなぜなかやまきんに君に笑いが止まらなかったのか。現場では全く受けてなくて記者しかいなかったにしても本当にクスリともされなかった。もはや静まり返るほどのドンズベリといって良い状態だったので、疑問が著しく残される。 最初に思ったのはスベったから面白いと笑ったのではないか。巷で、時々、見かけるけど、全然、笑えないことを取り上げて逆に面白がることがある。しかしながら違うとも感じる。詰まらないのが可笑しいというのはその場凌ぎで、お笑いとしては相手に受けなかった場合の救済措置みたいな補足的なものだろう。笑いをしっかり生み出すものではない。況してやニュースが読めなくて放送事故とか引き起こすような物凄い面白さを与えるなんて、到底、思われない。 本当の原因は良い加減さに呆れ返り捲り果てたと捉えられる 一橋忠之/ロクいち!福岡|NHK 一橋忠之がなかやまきんに君にツボった本当の原因は何なのかともっと考えてみて個人的に掴んだのは警察署長なのに市民を守らないというところだ。つまり「どっちなんだい」と問いかけた答えは「まーもーるっ」(守る)なんだけれども可能性として守らない気持ちも捨て切れなかった。なかやまきんに君は警察署長を一日でもやることを真面目に引き受けたにも拘わらず、まだ市民を守らないかも知れない良い加減さを示したのが一つのギャグとして面白いのは確かだ。 只、これも放送事故に繋がるかどうかは分からない。とはいえ、面白いのは確かだとすると人によってあり得るかも知れない。想像すると一橋忠之は非常に誠実な人柄だからなかやまきんに君の警察署長としての良い加減さを普通以上に信じられず、あるいは飛んでもないことだと受け留めながら呆れ返り捲り果てた。巫山戯過ぎてしかも公務に就くべき責任感さえもどこかへ置き忘れて来てしまったように感じたとしたら放送事故に繋がるとも考えられなくはない。 大勢の人の前で働くからアナウンサーも似たようなもので、NHKならば、半分、公務みたいだけど、とにかく人柄としても職務としても自分のこととして捉えてしまった結果として、心底、笑いが止められなくなったのではないか。 一橋忠之が普段から少しも良い加減な振る舞いをしないからこそなかやまきんに君の「守らないのかい」にツボったとすると世の中では珍しいはずだし、まさか同じくらい喜びながら彼の気持ちに直ぐに共感するのが僕にとっては難しかったというのも頷ける。 なかやまきんに君のブレイクが呼び起こされることにもなった 一橋忠之がロクいち!福岡で止めどなく笑った動画がYouTubeなどで大きく広まってなかやまきんに君のお笑いとしての評価が高まったり、知名度が上がったりしたんだ。 この映像を見て頂いた方が切欠で僕を知って頂いた方が、沢山、いらっしゃいまして、はい、特にZ世代の方はそれで僕を知ったという方が本当に多いので、本当にあの動画のお陰、一橋アナウンサーのお陰で、僕のブレイクに繋がったといっても過言ではないでございます。 なかやまきんに君/おはよう日本|NHK なかやまきんに君は一橋忠之の放送事故の話題からお笑いとしてブレイクしたと感謝していたけれども誠実な人こそ素晴らしく笑えるギャグをやって励ましているとすると当人だけではなくて世の中にとってもとても良いことだろう。 参考サイトなかやまきんに君、NHK一橋アナのハプニングの裏話を報道陣に語る 「サトウのごはん ボディメイクアンバサダー就任式」 コメント 新しい投稿 前の投稿
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