人間に微笑ましく近付いて来る野生動物 結城永人 -2024年2月5日 野生動物は人間に出会すも逃げて遠ざかるのが普通だと思う。ところが逆に近付いて来ることもあって驚かされる。僕も逃げない猫や寄り付いて離れないどころか追いかけて付いて来さえもする子猫を公園で見付けたことがある。野良猫や野良犬だと人間に慣れている可能性もあるけれども餌を与えるわけでもないのに近付いて来るのは珍しい。不思議な雰囲気に包まれながら可愛さに心を癒されるから本当に微笑ましい出来事だと思う。明日から良いことがありそうな幸運な印象も与えてくれる。 世の中には犬や猫などのペットになるものではなく、全くの野生動物でもまるで人間に慣れたように近付いて来ることがあるらしい。動画で知ったんだけれども日本で起きた驚くほどに微笑ましい野生動物の近付きが興味深いので、ブログに取り上げてみたい。 氈鹿が微笑ましく人間に近付く 2023_4_23 カモシカとお話 (おっさんがしゃべるマニアックなビデオ)(笑)|ずらずら 僕は氈鹿を野山で一度も見かけたことはない。しかし人間に近付くことがあるんだ。動画では人の話に相槌を打つような仕草を見せるのが本当に不思議な雰囲気を醸し出している。野生動物の近付きの驚くほどの微笑ましさはこれだと実感させられる。氈鹿の顔が髭を伸ばした古老の仙人みたいな幽玄さを持つから神秘的な趣きもあって凄い。 氈鹿とはどんな動物なのか ニホンカモシカ (Capricornis crispus) は、ウシ科カモシカ属に分類される偶蹄類。単にカモシカとも呼ばれる。また、地方により「バカジシ」「オドリジシ」「ニクバカ」「アホ」などという呼び名がある。この呼び名はカモシカが好奇心が強く、人などをじっと動かず見つめている為に捕まえやすいという所から来ている。 分布 日本(京都府以東の本州、四国、九州)固有種[6]。 本州では東北地方から中部地方にかけて分布し、京都府北部、鈴鹿山脈・紀伊半島などに隔離分布する。九州では大分県・熊本県・宮崎県に分布する。 ニホンカモシカ|ウィキペディア 氈鹿は比較的に逃げない野生動物らしい。酷い呼び名が付けられているけれども昔はどうあれ、自然との共存が重視される今は人間性を試されていると捉えるべきだろう。つまり自分以外を無闇に馬鹿にする自分こそ馬鹿だし、何かを矢鱈に無下にする存在こそ下らないから控える方が新しいし、望ましい。 雉が微笑ましく人間に近付く 人懐っこいキジ|maxwel11 僕は隣町の住宅街の小さな藪な中を走り抜ける雉を何回か見たことがある。最初は犬か猫かと思ったけれども赤い顔が閃いたので、これは間違いなく、雉の雄しかいないと思った。写真に収めようと狙ったけれども動きが早くてザザザーと草木を擦り抜ける音だけが聞こえることが殆どで、姿をはっきり見ることは難しかった。なので雉が人間に近付くことがあるというのは本当に信じられないし、奇跡とも過言ではないくらい衝撃を受けてしまう。 雉とはどんな鳥なのか キジ(雉子、雉)は、キジ目キジ科キジ属に分類される鳥類。日本産の個体群のみで独立種 P. versicolor とする説と、ユーラシア大陸に分布するコウライキジ P. colchicus の亜種とする説があり、後者の説に従うと P. colchicus の和名がキジとなり本種のみでキジ属を構成する。日本鳥学会などでは2012年現在、Clements Checklistでは2015年現在は後者(キジは日本やユーラシア大陸広域に分布する単一種)の説を採用している。 分布 日本では北海道と対馬を除く本州、四国、九州に留鳥として分布している。日本には、東北地方に生息するキタキジ、本州・四国の大部分に生息するトウカイキジ、紀伊半島などに局地的に生息するシマキジ、九州に生息するキュウシュウキジの4亜種が自然分布していた。ユーラシア大陸が原産地であるコウライキジが、もともとキジが生息していなかった北海道、対馬、南西諸島などに狩猟目的で放鳥され、野生化している。 キジ|ウィキペディア 雉は国鳥に指定されている。2022年から日本の固有種として分類されるようにもなった。それまではユーラシア大陸のコウライキジの亜種という扱いだった。2014年にDNAが、3~4%、異なることが判明したのが切欠で、変更された。日本の最も古い本の万葉集や古事記や日本書紀に出て来るし、昔話の桃太郎で犬と猿と共に人間の仲間になることが最も良く知られていると思う。見かけなくても非常に馴染み深い鳥だ。 狸が微笑ましく人間に近付く とても野生とは思えない!人間大好きな野生のタヌキ|野鳥いずみ 僕は狸を見たことは一度もない。近年、都会にも出て来ると聞いたことがあって本来の住処の里山を失って残飯漁りを行うしかないのかと思うと寂しい。狸というと児童期に読んだ生きるんだポンちゃん(中村 ただし)が忘れられない。表紙の狸の写真が可愛くて買ったら中身の血みどろの内容に参った。交通事故で瀕死の狸を助けるのは良いんだけれども個人的に怪我の悲しみの記憶に強く残った。狸は人里の近くにいるから人間に近付くこともありそうだけれども実際に出て来て逃げすに長々といることは想像し難い。 狸とはどんな動物なのか タヌキ(狸、Nyctereutes procyonoides)は、哺乳綱食肉目イヌ科タヌキ属に分類される食肉類、あるいはタヌキ属Nyctereutesに分類される現生種の総称。現生種は1種のみとされていたが、遺伝子解析の結果により大陸産のN. procyonoidesと日本産のN. viverrinusの2種に分けるという説が出されている。 分布 元々極東にのみ生息する世界的に見れば珍しい動物であり、朝鮮半島、中国、ロシア東部などに分布していた。 タヌキ|ウィキペディア 日本の狸は本州と四国と九州のホンドタヌキと北海道のエゾタヌキの二種類がいる。狸は化かす者として語られたり、狸寝入りという言葉(寝た振りをすることで、銃声などに驚くと実際に狸が死んだように動きが止まること/擬死に由来する)があったり、そばやうどんの種類にたぬき(天かす入りなど)があったり、狸の縁起物の置き物(信楽焼たぬき)を見かけたり、とても馴染み深い動物だと思う。昔は人家の近くに里山があって良く出会したんだろうけど、滅多に見かけなくなった今でも名残りが多い。 穴熊が微笑ましく人間に近付く アナグマが寄ってきた/Japanese badger coming to medragoner JP 僕は穴熊を一回も見かけたことがなかったどころか名前さえも殆ど知らなかったに等しい。日本にいないものと思ってしまう。動画は穴熊が姿を現しただけで驚いたけれどもカメラに寄って来たのも凄い。しかし目が悪くて人間がいることが近付くまで分からなかったみたいだ。餌探しに夢中から気付くと、一旦、威嚇するものの大丈夫そうだから餌探しに戻る。大らかさを受け取る。何かの拍子に逃げ出す動きの早さも急転直下で又驚く。 穴熊とはどんな動物なのか ニホンアナグマ(Meles anakuma)は、食肉目イタチ科アナグマ属に分類される食肉類。標準和名はアナグマ。 指は前肢、後肢ともに5本あり、親指はほかの4本の指から離れていて、爪は鋭い。体型はずんぐりしている。 食性はタヌキとほとんど同じである。特にミミズやコガネムシの幼虫を好み、土を掘り出して食べる。 巣穴は自分で掘る。 ため糞をする習性があるが、タヌキのような大規模なものではなく、規模は小さい。 本種は擬死(狸寝入り)をし、薄目を開けて動かずにいる。 古くから日本ではタヌキ、ハクビシンなどとともにムジナ(貉、狢)と呼ぶ。 分布 日本の本州、四国、小豆島、九州地域の里山に棲息する。11月下旬から4月中旬まで冬眠するが、地域によっては冬眠しないこともある。 ニホンアナグマ|ウィキペディア 穴熊は狸と良く似ていて間違えられ易い。そこから「同じ穴の狢」(一見、違っても実は同じ中身のものである)という諺も生まれたらしい。狢は主に穴熊を指すけれども狸や白鼻芯でもあり得る。又、良く似ている狸が穴熊の巣穴の一部を使うことがある。同じ呼び名や似た見た目を持つ狸と穴熊が正しく同じ巣穴に一緒に住んでいることが「同じ穴の狢」の由来なんだ。別々の生き物なのに根本的に変わらない。世の中で良くいわれる諺なので、穴熊は狢としての知名度は非常に高いわけだ。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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