イチョウ葉エキスには脳内でα波を高めて記憶力を増すなどの健康効果があり得る 結城永人 - 2015年12月13日 (日) 三ヵ月くらい経つのか、アスタキサンチンのサプリメントを取り続けて目の状態、脳の状態も良くなって来たと感じている。そろそろ買わなくてはなくなりそうなので、三回目になる、マツモトキヨシへ行った。 イチョウ葉エキスを見付けた サプリメントのコーナーに色んな種類があって今まではネイチャーメイドのアスタキサンチンというアスタキサンチンしか入ってないものを飲んでいた。しかしブレンドされたものもあってアスタキサンチンと合わせて入っている成分にイチョウ葉エキスが目立つと思った。全然、知らなくて知らないまま、買うのも気が引けるので、まだ家にアスタキサンチンが数日分は残っているから調べてから改めて買うかどうかを考えても良いわけだし、家に帰ることにした。 しかし数日分のアスタキサンチンが飲み尽くされて本当に買うしかなくなってもイチョウ葉エキスについて調べてなかった。気が向かなかった、どういうわけか。恐いような感じはした。普段、食品として扱われることもなく、誰かが飲んでいるらしい噂も耳にしないので、アスタキサンチンだけでも十分に良いと思いながらイチョウ葉エキスは買わなければ買わないで済ませようとマツモトキヨシに又行ったんだ。 小林製薬のDHA イチョウ葉 アスタキサンチンが目に留まってパッケージには「うっかりに。考えることが多い方に」とある。後者は見事なまでに作家だから当て嵌まるけど、しかし前者はどうなんだろう。物忘れが激しいとは悩んでないにしても忘れて悩むほどにかりに物覚えが振るわないならばイチョウ葉エキスで脳の状態もさらに変わって来るのかとむくむく欲しい気持ちが湧いた。毒ではないし、試しに暫く飲みたいと自分を実験台にするつもりで、買わずにはいられなかった。 イチョウ葉エキスを買って飲んだ サプリメントでは当たり前かも知れないけど、飲んでびっくりするような効果は感じられない。僕が臓器への負担を考えて少しずつしか飲まないせいもあるか。しかし悪くはなさそうだ、気分的には。アスタキサンチンの含有量は減るにせよ、他の成分との関係性も面白と思う。組み合わせの妙で、一つだけでは得られない効果もあるだろう。生活に新しく取り入れた成分ならば知っておいてやはり健康に役立つようにしたい。 イチョウ葉エキスの良さについて Ginkgo leaves by Marzena7 / Pixabay 乾燥したイチョウの葉から抽出されるエキスがイチョウ葉エキスで、フラボノイドによる抗酸化作用と、そしてギンコライド(テルペノイドの一種)という特有の成分に血液凝固抑制作用があるんだ。平たくいえばアンチエイジングと血液サラサラなので、どちらも健康において重要だろう。他には脳内でα波を高めて記憶力を増すらしい。α波は就寝前のリラックスした状態に近い。さらに脳内でβエンドルフィンを放出するといわれる。βエンドルフィンも健康において欠かせなくて免疫力を高めるんだ。病気を寄せ付けない。運動でも出るし、運動が健康に良い大きな理由の一つだと思う。あと楽しいことや好きなことをやると出るので、辛いことや嫌いなことはなるべく避けるというか、ストレスが大敵だろう、心理上。人生勉強に努めながら自分を知り、つまり自分らしさを身に付けて楽しいことや好きなことをやり続けるような生き方が健康への近道になると考えられる。 α波が記憶力を増すのはなぜか 脳内で左脳と右脳の結び付きが強まって各々が効率的に活用されるためなんだ。何かを覚える際に関連したものは頭に入り易いようで、記憶力の高い人は色んなものを関連付けるテクニックを持っていたりする。例えば象が飛んで車が泳ぐとか身辺的にあり得ない概念まで駆使していわば詩のような形で何でも感じるままに繋げられるからそれだけ物覚えが捗るんだろう。左脳は論理的に、右脳は直観的に働くので、二つが一つになるほどに認識の水準は上がると思う。さらに左脳は意識脳と、右脳は潜在脳とも呼ばれるけど、人が忘れるという脳の働きも実際には記憶が残っているのに引き出せなくなっている場合があるので、すると潜在脳から意識脳へ記憶を運べるかどうかが認識の鍵になって来る。α波は脳を効率的に活用させるわけだから記憶を滑らかに引き出しながら物忘れを減らすんだ。 知ってみればイチョウ葉エキスで心が安らいでいるとも気付かれる。 創作で睡眠時間が削られてどうしようもない毎日が立て直せると嬉しい。上手く寝付けそうか。しかし心の安らぎが健康に良いとは分かっていたにせよ、自律神経を整える、認識にも役立つなんて改めて驚いた。老化での認知症などの脳の衰えを避けるのは元より、詩人、または芸術家としてはか、自己表現が加速しないともかぎらない。人間の脳細胞は幼少期を過ぎれば少しずつ死滅するといわれるけど、それぞれのネットワークで認識力は補われて行くわけで、知能の発達もそうだ、もはや頭を巧みに使うためには重視されて然るべきだろう。 イチョウ葉エキスは副作用として胃腸障害や頭痛やアレルギー反応、または高齢者や出血性の罹患者や妊婦は出血を増す場合があり、薬物との相互作用として抗凝固薬(抗凝血薬)の効力を高め過ぎる場合があり、摂取するのを止める必要が出て来る。 イチョウ葉エキスの有効性は怪しい 新しい研究、アメリカの三千人の高齢者への臨床試験の2016年9月の結果ではイチョウ葉エキスの健康効果は必ずしも芳しくない。 イチョウが健康な人の記憶力の強化、血圧、間欠性跛行、耳鳴り、加齢黄斑変性、心臓発作の危険性、その他の状態に役立つという有力な証拠はない。 原文 There’s no strong evidence that ginkgo helps with memory enhancement in healthy people, blood pressure, intermittent claudication, tinnitus, age-related macular degeneration, the risk of having a heart attack or stroke, or with other conditions. Ginkgo|NIH(訳出) ドイツでは昔から医薬品として活用されて来たようだけど、しかしどんな人にでも同じように役立つかどうかは断定できなくなった。 僕がDHA イチョウ葉 アスタキサンチンのサプリメントで良い感じがしたのはイチョウ葉エキスよりもDHAやアスタキサンチンの影響だったのか、何れにせよ、イチョウ葉エキスに余り大きな期待を寄せるのは慎むべきだろう。 参考サイトイチョウ葉エキスの有効性および安全性イチョウ [イチョウ葉エキス]薬との併用、高齢者は慎重に コメント 新しい投稿 前の投稿
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