ナイアガラの滝の小さな写真集 結城永人 - 2015年6月6日 (土) 二十歳で出会った素晴らしい人(男性)に貰ったアメリカ旅行の土産の一つで、ナイアガラの滝の小さな写真集という。 他にも本場のディズニーランドのボールペンとジャズの発祥の地/ニューオーリンズはバーボンストリートの名前入りのマグネットがあって三つくれたものの悲しいかな、二つはなくしてしまったけど、数年前、本当に悪いと猛省してナイアガラの滝の小さな写真集だけは金庫に保管しながら死ぬまで持っていようと決心した。 僕よりも一つ年上で、第一印象は仲良くしてくれたら嬉しいなだった 願いは叶った。そばにいると背中越しに青空を感じさせられるばかりで、生まれて初めてオーラも知ることができた。青だった、もちろん。背が高くて猫背で髪はさらさらで目が小さいというルックスが詩的にも素晴らしい人に相応しかった気持ちがするな。 アメリカ旅行へ行くと聞かされて土産を買って来るから何が良いかと訊かれた。僕は咄嗟に思い付かなかったし、何でも良くて安いのにしておいてくれみたいに応えた。まさか三つもくれるとはだったね。偉いというか、奇しくも全部はなくさずに済んだんだ。 何も要らないと断ったらいつもお世話になっていると勧められたので、折れるしかなかったわけで、遊んでるに過ぎないし、ええっと驚いたけれどもどうしても渡したくて改まった言葉遣いで話したんだろう。友達でしかないはずなのに友達だからこそなのか。キチンと形に表されたよね、気持ちを。 土産が三つは多いし、どれもアメリカでも地域が異なるのは僕への想いが大きかったみたい。欠いてはならない誠意を今更ながら味わわされる。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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