山本昌のスクリューの握り方や投げ方

自分の写真結城永人 -

山本昌

中日ドラゴンズのユニフォームを着てマウンドに立つ山本昌
山本昌/中日ドラゴンズ|J SPORTS 2

1965年8月11日生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身、1984年に日本大学藤沢高等学校からドラフト五位で中日ドラゴンズに入団、全く活躍できず、五年目の1998年に殆ど戦力外の扱いでアメリカでの野球留学を経験するが、このときから得意球のスクリューを習得するなど、投手として開眼して好成績を残すと共に一軍での登板機会を増やしてエースへと生まれ変わって行った。1993年に17勝で投手四冠(最多勝・最優秀防御率・最高勝率・最多完封)、1997年に自身最多の18勝で投手二冠(最多勝と最多奪三振)などを取った。小山裕史の初動負荷理論に精通して無理のない投球フォーム、効率的なトレーニングにより、三十一年間、プレイし、四十一歳一ヵ月でのノーヒットノーラン、四十二歳十一ヵ月での200勝、四十八歳四ヵ月での勝利投手など、数々の最年長記録を打ち立てながら五十歳となる2015年に現役生活を退く。

左投げ

サイズ
身長186㎝/体重95㎏
フォーム
ワインドアップのスリークォーター。

在籍チーム

  • 中日ドラゴンズ (1984~2015と2016:2016は引退試合のための一日のみの契約) /リーグ優勝(1988と1999と2004と2006と2010)/日本シリーズ優勝(2007)

※一軍定着時に優勝があれば記載。

日本代表

なし

※トップチームでの世界大会のみ。

サイト

※本人のホームページやSNSなど。

スクリュー

投げる腕の外側へシュート気味に沈んで行く。本人によれば踏み出した脚の膝か少し開き易いので、ボールの抜けが良くてとても効果的に使えたらしい。最初の一軍への定着と最後の誰よりも長い現役生活を支えた奇跡の球種だ。

【神回】山本昌さんから、“門外不出”「スクリューボール」をしっかり教わった!|ドラ女ゆづきのスクイズTV
握り方
ツーシームで人差し指を縫い目の内側、中指を縫い目の外側に置く。
ボールに力を加えず、抜くためには人差し指を強く使ってはならないので、中指をボールにかける。
投げ方
人差し指を下にしながら中指で回転をかけて投げる。
ボールを投げ放す瞬間に肘を上げると手首が自然に返るから回転をかけ易いし、腕の振りにブレーキがかかるから上手く抜け易い。

難しそうで、結構、簡単に覚えれる

アメリカ留学でフェルナンド・バレンズエラという大投手から得意球のスクリュー――右投手のカーブのように曲がる超本格的なもの――を教えて貰ったら同じように投げるのは無理だと感じたけど、しかしマイナーリーグの内野手が遊びで投げているものを教えて貰ったら簡単に習得できたから自分には全く無理だと最初から諦める必要はない。

参考:【神回】山本昌さんから、“門外不出”「スクリューボール」をしっかり教わった!

山本さんは投手として常に貪欲に、この世界でどう生き抜いていけるのかを考えていた人でした。身長も高いし手も長いけど、球速は140キロそこそこ。その中でどう抑えるか、勝てるかを追求していた。特徴的だったのはスクリューボールだけど、右打者の内角を突くクロスファイア、左打者から遠いアウトローに角度をつけられることが一番の生命線だったと思う。この武器があるから、打者からすれば対になるスクリューが邪魔になって、より効き目が増した。

【谷繁元信】殿堂入り山本昌氏の「何よりもすごいのは50歳まで投げたこと」|日刊スポーツ

山本昌のスクリューは回転数の抜群に高いストレートとのコンビネーションが強力だった。球速は遅くてしっかり待たれる打者には苦戦したらしいけれども浮くようなストレートと逆方向へ沈み込んで行くスクリューを投げ分ける。打者は対戦するほどに次はどうなるかと手を拱いてしまいそうな本当に凄いスクリューだと感じる。

個人記録

通算成績

国内での生涯記録

  • 年数:29(歴代一位)
  • 登板:581
  • 先発:514
  • 完投:79
  • 完封:30
  • 無四球:10
  • 勝利:219(歴代十六位)
  • 敗戦:165
  • セーブ:5
  • ホールド:0
  • 勝率:.570
  • 打者:13865
  • 投球回:3348.2
  • 被安打:3226
  • 被本塁打:341
  • 与四球:866
  • 敬遠:72
  • 与死球:69
  • 奪三振:2310(歴代十六位)
  • 暴投:46
  • ボーク:1
  • 失点:1394
  • 自責点:1285
  • 防御率:3.44
  • WHIP:1.222

※歴代順位は2022年3月時点。

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受賞歴

日本プロ野球

  • 最多勝利(1993~94と1997)
  • 最優秀防御率(1993)
  • 最多奪三振(1997)
  • 沢村栄治賞(1994)
  • 最優秀投手(1994と1997)
  • ベストナイン(投手部門:1994と1997)
  • 最優秀バッテリー賞(1993/捕手:中村武志)

※年間成績による主なもの。

参考:山本昌

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