hideのROCKET DIVEにライソゾーム病の貴志真由子との心温まる交流に死の行方

X Japanのギタリストだったhideのソロの音楽が凄く好きだった。取り分けROCKET DIVEが第一印象から記憶に刻まれている。テレビで初めて観た瞬間にファッションセンスが何よりも素晴らしい。ピンクの髪に黄色のジャンパーがとても刺激的だった。振り返るとヴィジュアル系バンドというコンセプトを作り出したX Japanの特色を見事に引き継いでいたのかも知れない。曲も勢い良く情熱が迸るようで、聴いて気持ち良いかぎりだったから全てがパーフェクトなロックだと驚きを禁じ得なかった。



夢と希望をかぎりなく、打ち上げるみたいなイメージが良いと思うんだ。本当に力強く訴えかける音楽で、それまでにも引き付ける作品は幾つも発表されていて購入したベストアルバムのhide BEST ~PSYCHOMMUNITY~によるとTELL MEが必聴で、hideのキャラクターとして見逃せない真心の人間性が出ていると胸打たれる。しかし一段と進歩しているのがROCKET DIVEではないか。シングルでは八枚目で、必聴の四枚目のTELL MEから数年の後に作詞作曲されて発表されていた。芸術的に優れていると明らかに感じるし、聴きながら益々と引き付けられる気持ちは確かだった。


調べると声を失うけれども持ち直して二つのhideの名曲の間に貴志真由子との心温まる出会いがあったようだ


僕は以前からX Japanは大人気でも名前しか知らなくてギタリストのhideについても関心がなかった。ところが難病のファンの貴志真由子との交流が報道されてから人道的なアーティストではないかと珍しくも急激に関心が芽生えて注目し始めたんだ。暫くは素敵だと一人静かに認めるだけだったけど、ある日、テレビの歌番組のポップジャムを観ながらROCKET DIVEを聴いてついにベストアルバムのhide BEST ~PSYCHOMMUNITY~も購入せずにはいられなくなったし、hideを得意の音楽を通じてもっと知りたいと感じてしまった。


彼女の命の灯火が小さくなっていこうとした時、和子さんの目に奇跡の姿が飛び込んできた。
症状を聞きつけたhideとhideの両親が、病院にまで駆けつけてきたのだ。
無菌室で病気と闘う真由子さんに、hideは励ましの言葉をかけ続けた。危篤状態の真由子さんをhideは2時間も見守っていたのだ。
hideの気持ちと周囲の人の気持ちが、真由子さんに奇跡を起こした。



1995年の大晦日にhideは貴志真由子の見舞いに初めて訪れた。GM1ガングリオシドーシスのタイプ3という細胞の糖質や糖脂質を分解する酵素を持つ小器官のライソゾームが障害を起こして老廃物が溜まってしまうライソゾーム病の一種に侵されていた。当時、世界でも数十例しかない奇病と同時に治療法も殆ど確立されてない難病だった。貴志真由子は十九歳で、死の縁をいつも彷徨っていて骨髄移植でのみ何とか生き長らえるはずだった。ファンで応援していたhideと間近で出会えたのはさぞかし嬉しかったのではないかと想像される。そして姉から運良く骨髄を提供されたものの適合せずに拒絶反応で反対に瀕死に陥った際にもhideが病院へやって来て一命を取り留めた場面があったらしい。


DEAR 真由子 それからそれからチーズケーキな……チーズになるかと思う位すっごいの喰おうな hide



ゴシップとして受け取ると辛いと思う。hideにとっては美談で売名行為を企んでいるとか貴志真由子にとっては難病のファンが妬ましく特別扱いされているなんて仕方で、世の中から叩かれ兼ねない。ところが二人については必ずしも当て嵌まらなさそうだ。美談の裏側で悪事を働くhideも難病をおぞましく引き延ばしたがる貴志真由子も発覚してないというか、実際にあり得ないわけならばどちらも潔白ではないか。全てはゴシップとして極僅かでも受け取るべきではないと想像すると素晴らしく詩的だ。


頭の上に飛んでもない青空が広がって来るのが良く分かるから人間は面白いと心から教えてくれるのが凄い


丸っきり、人助けではないからこそ伝わる善意が貴重だと認める。hideと貴志真由子の心温まる交流はゴシップほどにも嘘臭いところが迫真に活かすし、如実に格好良いから正しく笑ってしまう。ほっこりさせられる、人間そのものから知って。他には経験し難い。個人的に動物との可愛くも澄んだ触れ合いを除けばもはや詩でしか掴めない趣きが漂っているのを感じる。


本当ならば愛さなくては頷けないような二人なので、考えてもきっと間違いないとそれぞれの内面から条件付けるかぎり、もはや自らが神に誓っての思いを写し出した人生の鏡を手にしている。


結構、味わうのは難儀かも知れないし、人助けでも只単に美談と見るからにありふれて心を洗われるばかりの様相を呈してないから敢えて先鋭化しておきたい。


僕が、または他のファンも同じならば大勢がhideに甚く惚れ込むのはなぜだろう。腐ってないんだ、アーティストとして骨の髄まで。すると本当に驚くけど、手を差し伸べられた貴志真由子がライソゾーム病だった事実もイメージ通りだった。治療するには骨髄移植が必要だったわけなので、hideのアーティストとして腐らない人間性の勇ましいばかりの骨の髄という詩の言葉が呼応してどうにも見過ごされず、絆が生まれていたのかも知れない。断定するには余りに神秘的過ぎるにせよ、言語上、精神に止まらない詩情の根源的なリアリティーを認めてしまう。


hideのROCKET DIVEは数年前の同じくらい引き付けるTELL MEよりも芸術的に優れていて一段と進歩していると感じるのは貴志真由子との心温まる交流が経験的に反映していて命懸けの思いとして夢と希望こそ果敢に押し出されたためみたいだ。


自分を偽らない生き方が畏れを抱かせるほどに聴いて離れられなくなる音楽をやっていると感心させられる


hideの華やかに飾られた墓石

暫くして謎の死を遂げた際には後追いで自殺するファンが何人も現れたらしいけれどもそれだけの虚しさを余儀なくされる存在なのは確かだったはずだ。


自宅の個室のドアのノブにタオルをかけて一人で首を吊っていたとされる。自殺か、他殺か、何れもあり得なさそうだ。前者はROCKET DIVEに象徴される音楽の夢と希望に当て嵌まらないし、後者もX Japanが解散して五ヵ月後と密かに騒動に巻き込まれたとしても怪しい噂などは特に流れてない。亡くなったのは恐らく事故ではないかと僕は考える。


例えば酒に酔った戯れに首を吊って命を落としてしまったようだ。


hideは詩的な生活が自然に身に付いていたとすると内面は死ぬしかない毎日を誰よりも強いられていたかも知れない。


または毛穴の先から世界の悲しみを悉く感じ取るくらい優しかったから普通に生き続けるのは極めて難しくなっていたと推測される。


本質的にいうと《存在への無意識の結晶化》が阻まれる心理作用のためなんだ。


胸のうちに絶えず、世界の観念が不覚に軋んでいて碁盤の目から煙が上がるように悲しみを絶望的なまでに十全と醸し出されている。


最も危険なのが酒や薬物などによる気の緩みから死へ誘われ得る。


hideは人間にとって心底と壮絶な時空に立つ鳥肌を覚えたならばそれこそ生きる喜びに直結する真実の詩だからつまり神憑りの救済として可笑しさの余りに気付かずに楽しみながら大丈夫とかなんて試しに首を吊ったりするのも避けられなかったんだろう。


薬物をやっていたという情報はないので、あり得るかぎりは計らずも酒を飲み過ぎせいだと捉えるのが妥当ではないか。


事実上、ギタリストで演奏中の肩凝りが酷くて自宅で顎をタオルで引っ張る整体を行って失敗してしまった見方が多く出されている。


首にかかれば窒素して死ぬかも知れないと多少とも予め分かるわけだから他の安全な仕方を選ばずに敢えてやるのはなぜか。本人も自覚できないほどの底知れない気持ちから来ていると理解したい。微かにも人生が蝕まれる恐怖感から逃れ去るために反対に無謀な賭けに打って出るように危険でも挑まずにいられなかった。必死でなければ完全に休んでも良かった代わりの著しく思い詰められた部分が最終的に不幸を招いた結果には影響してそうだ。


享年三十三と非常に若くして亡くなった。考えて事故ならば相当に切ないし、アーティストとしてまだもっと大きく活躍できたのは明らかだったはずだから悔やしさは甚だしい。しかし酔っ払った戯れに偶さか命を落としたかぎりは世界の悲しみを悉く感じ取るくらい優しかったと人間的に認められる。真実、生涯と何よりも音楽が現世への捨て難い置き土産だったんだ。受け取っては有り難いとしかいいようがない。


hideの死の行方は追うほどに天国を引き寄せるし、善意の詩的なまでの言動が全身全霊で尊敬せずにはいられない魅力を放っているので、冥福を祈ると共にどこまでも自分らしさに拘泥った美しさへ生前を偲ぶ。

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