大谷翔平に触発されて考える健康のための膝屈伸 結城永人 - 2023年4月18日 (火) 僕は健康のための運動を、毎日一二時間、やっていて取り分け膝屈伸(スクワット)を重視している。 自己流の踵落とし付きで、毎日、続けている間に筋力が増して今は最高で一日千回までできるようになった。何回かに分けてやるけれども一日六百回を越えられたところで、太腿を中心に下半身が軽くなるのを感じ始めた。二十代以前に戻ったかのように歩くのが全く辛くなくなるし、動くのが楽になるんだ。気分も上がるので、一日六百以上、膝屈伸ができる筋力を維持したいと思う。 回数だけ挙げると健康のためにしては多過ぎるけれども膝への負担を減らすために膝を直角まで曲げず、一回毎の負荷を軽くしているので、実質的にはもっと少ない回数をしっかりやった場合と同じになっているだろう。 元々は一日四百回くらいで、それ以上の膝屈伸をやるならば他の筋力トレーニングを増やす方が良いのではないかと考えていたけど、しかし最近になって敢えて膝屈伸を増やしてみたせいだ。 意識した覚えはないにせよ、大谷翔平の膝屈伸を見たのが大きそうだ。 大谷翔平の膝屈伸の美しい姿勢は理想形だ 大谷翔平|Shohei Ohtani 大谷翔平は野球の投手と野手の二刀流という余りに画期的な活躍振りからもはや世界最高のスポーツ選手の一人といって良いと思う。 二人分、やるので、筋力トレーニングも普通ではないだろうと想像するにせよ、実際に膝屈伸を見ると本当に素晴らしいとしかいいよいがなくて何よりも姿勢の美しさに驚きながら溜め息が溢れる。 大谷翔平に気付かされる膝屈伸の基本動作 大谷翔平の膝屈伸を見ると基本動作が良く分かる、稍外向きの両足を肩幅よりも少し開いて立って尻を後ろに突き出すように膝を曲げて背筋を弓形に保ちながら膝を伸ばすというのが完璧にできている。そして背負った巨大なバーベルによってそれが如何に大切か、姿勢が少しでも悪ければ直ぐに潰されるかちゃんと立ち上がれないだろうと偉く偉く察する。 無駄がないのはもちろん、あらゆる力が速やかに連動して最大限の効果を上げるみたいな感じがするし、一言では膝屈伸の理想形を受け取れる。 自分もやってみたくなる。美しい姿勢を得られるかどうか。脚だけではなくて取り分け背中の筋肉も弱いと厳しい。多少ともできると気持ち良さを認める。基本動作に忠実にやることは最高の結果に繋がるに違いない。 振り返ると大谷翔平に触発されたと思うけれども以前よりも膝屈伸の回数を増やして気付くと一日千回までやるようになって下半身が明らかに軽くて若返ったと喜ぶ。 健康のための膝屈伸はどうやると相応しいか トレーニングジムでスクワットをする女性 by まぽ 僕が膝屈伸をやるのは健康のためで、スポーツ選手のように筋力を物凄く得たいわけではない。日常生活に必要な筋肉を維持することが最も重要だ。加えて運動の健康効果も得られると申し分ない。 大谷翔平の理想形と感じる美しい姿勢の膝屈伸に触発されて健康のためにやるならばどうするのが相応しいかを改めて考えてみたい。 筋肉を増やすと考えられる三つのメカニズム 運動で筋肉はどのように増えると考えられるのか。 機械的な張力筋肉に力が加えられると適応するために力の大きさや時間に応じて筋蛋白の合成が行われる。代謝ストレス筋肉の活動による代謝産物の乳酸や水素イオンや無機リン酸などが筋蛋白の合成を助長する。筋損傷筋肉が軽度に損傷すると修復によって以前よりも大きく作り直されるという超回復が起こる。 筋肉を付き易くするためには負荷をかけて何回か繰り返すような運動が必要になる。 膝屈伸ならば膝の曲げ伸ばしをゆっくりにして膝の可動域も広げて直角に近く曲げて少なくとも数十回以上はやるのが筋肉を良く増やす。 効率的な筋力トレーニングへの休息と栄養 筋肉を増やすために運動以外に役立つこととして休息と栄養が挙げられる。 休息筋力トレーニングを行うと二三日は筋肉が付き易い状態になっているから特に筋肉痛があればやり過ぎに注意する。同じ筋肉は一週間に二三回の筋力トレーニングでも十分に増えるけと、二週間以上、やらないと減り易くなる。睡眠を良く取ると筋力トレーニングの影響で筋肉が速やかに増える。栄養筋力トレーニングの無酸素運動は糖分をエネルギーとして使うから十分に取って筋肉が逆に分解されないようにする。有酸素運動と組み合わせる場合、筋力トレーニングの後に軽めにやった方が付き易い筋肉の状態を阻害しない。肉や魚や乳製品や大豆などの蛋白質が多い食事は筋肉を多く作れる。 休息と栄養も覚えないと筋肉トレーニングの本来の効果を下げてしまう恐れがある。 膝屈伸にかぎらず、糖分を取って前後に有酸素運動を強めにやらない筋力トレーニングが良い。 良いと睡眠と蛋白質の食事が普段から欠かせないけど、さらに筋力トレーニングで筋肉を増やすにも非常に役立つ。 必要な筋肉を維持することが健康に繋がる 筋肉を増やすことが目的ならば三つのメカニズムから最適な筋力トレーニングを考えてそれに合わせて休息と栄養を纏めるべきだけど、しかし健康を得ることが目的ならばもっと気楽にやって良くて何よりも怪我を避ける筋力トレーニングを行うべきだ。 膝屈伸を健康のためのものと考えると膝への負担が大きいから決して傷めないようにしたい。膝を壊したら今の医療ては元に戻せないし、年を取って歩けなくなったら全身が衰えて致命的だ。辛ければ膝を直角まで曲げなくても脚の筋力トレーニングの効果はあるといわれるし、回数を増やしさえすれば最終的に付く筋肉も大きく変わるわけではない。 そして無理にやらないということも大切だ。健康のための全ての筋力トレーニングに当て嵌まるけど、とにかく膝屈伸は第二の心臓の脚という最も重要な部分の運動だから、尚更、注意しなくては行けない。膝でなくとも傷めて動けなくなることは避けるに越さない。 不眠や疲労などで不調ならば負荷や回数を減らすべきだし、後日、調子が戻ったときに多めにやって遅れを取り返しても良いわけなので、無理にやって余計な失敗を引き起こさないようにしたい。 その他、筋力トレーニングの後は、二三日、止めても筋肉は衰えないとはいえ、なるべく、毎日、続けるのが良いと思う。 運動不足の解消という点で、筋力を維持したり、血液の循環を良くしたり、多少でも健康に役立つ成分を得られるので、何かしらやるべきだろう。 膝屈伸だと下半身に溜まり易い血液を心臓へ戻すことができるし、太腿の大きな筋肉を使うから多少でも運動の好影響を得られると思う。 毎日、続けるには負荷を上げ過ぎて参ったりしないことが肝心なので、怪我を防ぎながら比較的に軽めにやるという仕方にもぴったりだ。 参考サイト最短で効率よく筋肥大をさせるための方法【プロが教える筋トレ】シンプルだけど超重要な「筋肥大をさせる」を深掘りする見た目も心も若返る!マイオカインの分泌を促進する筋トレ【目的別】無酸素運動と有酸素運動を行う順番とは?時間配分やおすすめのメニューを解説 コメント 新しい投稿 前の投稿
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