マツコ・デラックスが純な乙女に変わる佐々木朗希への満足感 結城永人 - 2023年4月1日 (土) コラムニストのマツコ・デラックスが野球選手の佐々木朗希とホテルで偶然に会ったことを話していてどちらも気に入ってブログに取り上げた人だから新しい結び付きが生まれて面白いと思った。 マツコ・デラックスの佐々木朗希との下ネタ抜きの鉢合わせ マツコ・デラックス――でもね、朗希君と会ったときはね、自分を出せなかったわ。 川内天子―朗希さんですか。 マツコ・デラックス――やっぱり何か、何か申し訳ないって思っちゃって。話しかけたんだけど、何か、あの、いつものあたしじゃなかった。下ネタとかもいわなかった。 川内天子―あら。 マツコ・デラックス――うん。こんな下ネタを我慢できる自分がいるんだなっていうのを佐々木朗希君から学んだ。 川内天子―あはぁ、良いことですね。 マツコ・デラックス――あたしにとってのWBCってそれよ。 川内天子―うふは。 マツコ・デラックス――あたしが下ネ、誰にでも下ネタをいえると思ったら大間違いだったんだなっていうね。 川内天子―えぇ。 マツコ・デラックス――んん、後悔した、でもいっとけば良かったって。 川内天子―あはぁ。 マツコ・デラックス――もう二度と会えないかも知れないんだからいっときゃ良かったって。その後悔もね、しないように、精一杯、物怖じせず、誰が相手でも下ネタをぶっ込もうっていうね。 川内天子―あはははははははは。 マツコ・デラックス――老いるな、マツコっていうね。そういう日だった。だはぁ、何だ、これ、大作、ふ。でも、本当、本当、そうなの、あの、後悔したんだよね、もしかしたらもう会えないと思ったら、あぁ、何かいつも通りのあたしでさ、あぁ、ちょっと、否、何か、何だろう、ちょっと、ドギマギしちゃった。はっ、はっはっ、はっ、可愛かった、生朗希。 マツコ・デラックスと川内天子/マツコ・デラックス、佐々木朗希とホテルでばったり「下ネタ我慢できるんだなって」北海道米『史上最高ゆめぴりか』新CM発表会|oricon 三月に野球の世界大会のWBC(World Baseball Classic/ワールドベースボールクラシック)があって佐々木朗希も日本代表に選ばれて主力として出場したけれども選手たちの宿舎のホテルにマツコ・デラックスも、偶々、行っていて偶然ばったり出会ったんだ。 以前から凄く好きな野球選手だったらしくて緊張のせいか普段の得意の下ネタも上手く出せなかったくらい自分らしくいられなかったことを後悔してさえもいた。 マツコ・デラックスは女装ゲイなので、性的な多様性でいえば男性が恋愛対象の男性だから佐々木朗希に可愛いとかなんて惹かれる気持ちは異性愛者の女性と似ているわけだ。 凄く好きな男性の前で純な乙女に変わる最初で最後の経験 Rōki Sasaki makes a statement in emotional first World Baseball Classic start for Team Japan.|MLB マツコ・デラックスが佐々木朗希との初対面で得意の下ネタもいえなかったと後悔するのはホテルで鉢合わせした前触れのなさも影響したのかも知れないけど、しかし基本的には凄く好きな気持ちのせいなんだろう。 男性に惹かれて普段通りに接することができないのは乙女だと思うと同時に本人の言葉で「ドギマギ」というくらい収拾が付かない頭の中は純だと思う。 話し振りからかつて一度もなかったみたいな感じもするけど、とにかく素晴らしく貴重な出会いだったのではないか。 純な乙女に変わるならばそれ自体が最初で最後の経験だと思う。他に例がないというか、あっても認めないほどに特別なものとして崇められるみたいな、もはや恋人ならば神様と呼んでも不思議ではなさそうな印象も受ける。または人生で珍し過ぎる余りの本当に幸せそのものの気分なんだ。 純な乙女の喜びは知ると他人の心にまで満足感を与え得る マツコ・デラックス/マツコ・デラックス、佐々木朗希とホテルでばったり「下ネタ我慢できるんだなって」北海道米『史上最高ゆめぴりか』新CM発表会|oricon マツコ・デラックスの佐々木朗希との鉢合わせは下ネタ抜きでいつもとすっかり異なる様子が傍目に可笑しいけれども本当に幸せそのものの気分とするとお裾分けに与ることができるのが良いと思う。 僕自身は貧困生活を抜け出す目処が全く立たないし、何十年も変わらず、死にたいだけの悲しみに打ち拉がれる毎日を余儀なくされているにせよ、同じくらいの満足感を与えてくれるから純な乙女の喜びは有り難いものだと生まれて初めて驚く。 誰もがマツコ・デラックスにとっての可愛い佐々木朗希のような人がいるわけではなく、この世で偶然ばったり出会えるとも一つもかぎらない。しかしながら話を聞いて心から祝福できる優越感にでも包まれるためか泉のような喜びがまるで涌いて来るのを味わえるのは確かだ。 期待できる世界があるのは助かる。不幸のドン底で、夢も希望もなく、どんな幸せも現実味を失いながら得られる満足感こそ明日を呼び寄せる。何よりも必要な生きる力になる。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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