ZeissのSonyのEマウント用の等倍マクロレンズ:Touit 2.8/50Mのマクロプラナーを手に入れてしまったよ 結城永人 - 2016年5月12日 (木) 本当に高いし、十万円もするので、α5100にキットのズームレンズと望遠レンズに加えて単焦点の35mmも持っているし、当面は要らないのではないかと感じた。しかしマクロレンズということで、室内の物撮りや何かに適しているのは間違いなかった。 ZeissのTouit 2.8/50Mを手に入れるまでの自分自身の経緯 Touit 2.8/50Mを買うとなるとカメラも考えた。α5100はセンサーがAPS-Cなので、フルサイズのものにした方が十万円のレンズでは合っているのではないか。しかしカメラもフルサイズで買うとなると三十万円近くの出費は避けられない。α5100も買ったばかりなので、もはや止めるべきかと悩んでしまった。 SonyのEマウントに気に入ったマクロレンズはZeissしかない APS-Cのものだけど、他に好ましいのはフルサイズのGレンズでもうちょっと高いんだ。しかし大き過ぎて幾ら何でも僕には厳しそうだった。カメラの機動性をなるべく損いたくない。 α5100にTouit 2.8/50Mはどうかと迷った。フルサイズのカメラと比較した場合にAPS-Cで足りないのは写真の厚みで、色調の豊かさといっても良い、これがもしかすると十万円クラスのレンズだったら出せると予測された。α5100は画素数が24.3MPなので、センサーがAPS-Cならば十二分だろうから安めのレンズでは実力がまだむしろ眠ってないともかぎらない。Touit 2.8/50Mでフルサイズ並みの画質を狙えるとしたらα5100のままで気持ちは賄えるし、カメラも全力で写真撮影に挑めるならば有り難いに越さないというふうに触手が伸びて来た。 Touit 2.8/50Mは手振れ補正が付いてないとか大きくて重たいなんてところが値段以外では気がかりになった とはいえ、前者についてはレンズが明るめだから室内の蛍光灯の下でもシャッタースピードを大きく落とさずに使えるのではないか。α5100は本体に手振れ補正が付いてなくてレンズの機能に頼るしかないけど、さもなければ自分で写真撮影の腕を磨いて行くのに役立つとも思われる。後者についてもキットの望遠レンズくらいだから案外と大丈夫ではないか。普段の取り回しに辛かったり、気持ちに合わないわけでもなかった。α5100は小さくて軽いわけで、反対にレンズが大きくて重いとカメラをしっり構え易いという利点は得られる。 Touit 2.8/50Mのマクロレンズとしての高い性能と値段の狭間で 性能についてはフォトヨドバシのCarl Zeiss Touit 2.8/50M(SONY E-mount)インプレッションやKashapaのCarl Zeiss Touit 50mm/f2.8 “E-Mount”やデジカメinfoのZeissTouit 2.8/50Mは最高にシャープなレンズの1つを観たりしながらわくわくされるばかりだった。 焦点距離が50mmなのはα5100のキットのズームレンズのテレ端で、実際には多用するような画角ではなかった。ただしメーカーがSonyではなくてZeissだから画作りが違うし、Touit 2.8/50Mはどっしりした印象なので、50mmの中望遠と普段使いには狭いような画角だったにせよ、とても相応しいという感じがした。マクロレンズなので、最短際距離は15cmだけど、写真の撮り方も変わればさらに面白いのではないか。 しかし何といっても値段がネックで、触手はどんどん伸びれど、踏ん切りが付かなくて止めても写真が撮れなくなるわけではないし、現状のままでも良いと思った。 ところが欲しい気持ちもなくならず、僕にとって悩みながらも決め手となったのはZeissの公式サイトでの言葉だったんだ。 Touit 2.8/50Mは最短撮影距離における撮影範囲が15x23mm、そして本格的な等倍撮影が可能なTouitファミリー初のマクロレンズ。歪曲収差、色収差、湾曲収差、コマ収差、非点収差を極限まで排除し、目に見えるままを再現しうるこのレンズは被写体細部まで鮮明に写し込む近接撮影はもちろんのこと、風景やポートレートといった中望遠撮影にもぜひお試しいただきたい1本です。 ZEISS Touit 2.8/50M|ZEISS 日本 Zeissの哲学が伝わって来た。そして設計思想としては「目に見えるままを再現しうるこのレンズ」の一言に凄く共感を抱いて自分でも使ってみるしかないと店に注文したという。 恐ろしくもあり、写真撮影に嵌まるにせよ、カメラやレンズを買い過ぎて破産してはどうにもならないので、財布だけは厳しく注意しておくべきだ。 程なく届いて箱を開けるやレンズの実物は相当に重かった α5100よりも重いので、二つで600gを僅かに切るくらいになってしまう。機動性は確かに下がるにせよ、画質の良さと引き換えなので、フルサイズ並みを期待すればむしろ軽いといえなくもないだろう。 α5100とTouit 2.8/50Mのマクロプラナーで新たにマクロ撮影が楽しみになった。画角が50mmの中望遠(フルサイズ換算75mm)なので、使い道も広くて良いと思うし、室内でも屋外でも活躍してくれそうだ。写真撮影にさらに頑張って取り組んで行くつもりでいる。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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