井川慶のチェンジアップの握り方や投げ方 結城永人 -2022年4月10日 (日) 井川慶の基本情報 井川慶/阪神タイガース|GAORA 1979年7月13日生まれ、茨城県東茨城郡大洗町出身、1998年に茨城県立水戸商業高等学校からドラフト二位で阪神タイガースに入団、四年目に球威のあるストレートと切れのあるチェンジアップを活かして先発のローテーションに入ると翌年からエースとして、五年連続、二桁勝利を挙げ、二度のリーグ優勝に大きく貢献した。2003年は自身最多の20勝を挙げると共に最優秀選手に選ばれる最高の活躍を見せた。2004年はノーヒットノーランを実現した。その後、ポスティングシステムにより、2007年からニューヨークヤンキースへ移籍してアメリカでプレイしたが、好投が続かず、三年目以降は不調でマイナーリーグから全く昇格できなかった。2012年にオリックスブルーウェーブで日本プロ野球へ復帰するも調子は戻り切らず、一軍での登板機会は少なかった。退団した2017年から暫くは独立リーグでプレイしたが、2018年からは本人の引退表明はないもののどの球団にも所属していない。 左投げ サイズ身長186㎝/体重93㎏フォームノーワインドアップのオーバーハンド 在籍チーム 阪神タイガース (1998~2006) /リーグ優勝(2003と2005)ニューヨークヤンキース (2007~11)オリックスバファローズ(2012~15)兵庫ブルーサンダーズ (2017) ※一軍定着時に優勝があれば記載。 日本代表 なし ※トップチームでの世界大会のみ。 サイト 井川慶オフィシャルサイト(ホームページ) ※本人のホームページやSNSなど。 井川慶のチェンジアップ 120キロ前後の緩い球速で落ちる。人差し指と親指を丸く付けるサークルチェンジで、抜けが非常に良く、ストレートとそっくりで、打者がタイミングを取れないまま、振らされたりしてしまう。 【沢村賞投手から伝家の宝刀を学ぶ!】元阪神タイガースエース井川慶のチェンジアップの抜けが半端ない!!|キダゴch 握り方フォーシームの投げる腕の内側から外側へと縫い目が来る位置で人差し指を親指の根元へ丸く曲げながら中指と薬指と小指を均等に開いて握る。 小指はボールの下にせず、抜け易くするために側面を開けるくらい上げておく(人差し指から小指までの間隔は少し狭くなる)。投げ方腕をしっかり振りながら目の前の窓を拭く(掌を投球方向へ向けて投げ下ろす)イメージで投げる。 前に窓があったらそこに窓を拭く感じ 自分で体得した投げ方で、ボールの側面を開けた握りと併せて抜けを良くするための工夫がある。実際の投球を見ていると掌で運んで行って最終的に小指側からボールを投げ放しているようだ。 参考サイト【沢村賞投手から伝家の宝刀を学ぶ!】元阪神タイガースエース井川慶のチェンジアップの抜けが半端ない!! そのチェンジアップがすごいのひと言でした。球の回転はストレートとまったく一緒なのに、シンカーのように少し曲がりながら落ちていく。先輩の広澤克実さんも「アイツのチェンジアップは真っすぐとまったく同じ回転だから、見極めがつかない。このチェンジアップは井川しか投げられない」と絶賛していました。間違いなく、井川の野球人生を開花させた球種でした。 エースの響き~ブルペン捕手・中谷仁が見た「超一流の流儀」オリックス・井川慶|web Sportiva|集英社 井川慶のチェンジアップは抜けと共に落ちも良くて打者にとっては非常に打ち辛かった。メジャーリーグへ行った頃は高く浮いたのを悉く痛打されてもはやスランプに陥ったようだけれども低めにきっちり決まったときの効果は比類なかった。本当に凄いチェンジアップだと感じる。 井川慶の個人記録 Baseball ball on the ground by Megan Ellis on Unsplash 通算成績 日米合算の生涯記録 独立リーグを除く。 年数:13登板:235先発:221完投:35完封:15無四球:9勝利:95敗戦:76セーブ:1ホールド:0(不明年もある)勝率:.4485打者:6152投球回:1459.1被安打:1387被本塁打:142与四球:490敬遠:15与死球:35奪三振:1332暴投:49ボーク:2失点:625自責点:548防御率:4.935WHIP:1.51 出典:“井川慶”の検索結果 受賞歴 日本プロ野球 最多勝利(2003)最優秀防御率(2003)最多奪三振(2002と2004と2006)最優秀選手(2003)沢村栄治賞(2003)最優秀投手(2003)ベストナイン(投手部門:2003)最優秀バッテリー賞(2003/捕手:矢野輝弘) ※年間成績による主なもの。 参考サイト井川慶 野球の投球の球種の一覧/直球と変化球とその他 コメント 新しい投稿 前の投稿
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