北別府学のスライダーの握り方や投げ方

自分の写真結城永人 -

北別府学

北別府学が広島東洋カープのユニフォームを着てマウンドに立っている
北別府学/広島東洋カープ|日本テレビ

1957年7月12日生まれ、鹿児島県曽於郡末吉町(2005年から曽於市)出身、1976年に宮崎県立都城農業高等学校からドラフト一位で広島東洋カープに入団、二年目から先発ローテーションに入り、翌年に十勝を挙げると以降は十一年連続で二桁勝利を挙げてエースの活躍を見せた。球速が140キロ前後と遅い代わりに一日三百球の投げ込みで磨き抜かれた卓越した制球力の持ち主で、ボールをミリ単位で投げ分けるとされる精密機械の異名を取った。1980年代に最盛期を迎え、チームの三度のリーグ優勝と二度の日本一の原動力となり、個人としては1982年に自身最多の20勝で最多勝と沢村賞、1986年に18勝で最多勝と最優秀防御率の二冠と沢村賞や最優秀選手などを取った。1992年に200勝を達成するが、翌年から登板数と勝利数が半減した。さらに肘を痛めたこともあり、投げることに限界を感じた1994年に現役生活を退く。

右投げ

サイズ
身長181cm/体重85kg
フォーム
ワインドアップのスリークォーター(1980年代の中頃から、常時、セットポジションでの投球に変わった)

在籍チーム

  • 広島東洋カープ(1976~94)/リーグ優勝(1979~80と1984と1986と1991)・日本シリーズ優勝(1979~80と1984)

※一軍定着時に優勝があれば記載。

日本代表

なし

※トップチームでの世界大会のみ。

サイト

※本人のホームページやSNSなど。

スライダー

投げる腕の内側に曲がる。球筋はカットボールのように打者の近くで小さく曲がる場合が多かった。球速もストレートから5キロくらいしか落ちない。

俺のスライダー(腕の振り方が大事)⑧|北別府学チャンネル
握り方
フォーシームで中指の先をボールの外側へ少し(斜めになるように)ずらしてそこに人差し指を寄せて空いた部分をそのまま(ボールの中心よりも内側を広め)にして握る。
投げ方
ストレートと同じように手首を立てて(手の甲を上にして)腕の振りを変えずに投げる。
ボールを投げ放す瞬間に人差し指と中指の先をボールの外側の下へ向けて(反対側への横回転を与えるべく)弾く。

僕の場合はもう殆ど真っ直ぐと一緒で

手首を立てて投げるのが大事で、横に寝かせるとボールは落ちたりする。カットボールのように打者の手元で鋭く曲がってバットに当たっても芯を外すことができる球筋を得る。投げ方がストレートと似ていると球種を見分けられ難いとも思う。

参考:俺のスライダー(腕の振り方が大事)⑧|北別府学チャンネル

あいつは、指先がものすごく器用なんです。代名詞のスライダーの場合だと、左バッターには曲がりを小さくして打ち損じを狙い、右バッターには大きく曲げて空振りを奪いにいった。

達川光男/史上最高のコントロールを誇った“常勝赤ヘル”のエース「北別府学」はこんなに凄かった!|現代ビジネス

北別府学のスライダーは球速や曲がりを微妙に調節しながら打者や状況に合わせて投げられていた。特に三十歳を越えてストレートの球速が落ちて来た1980年代の中頃からコントロールを最優先にして投球し始めたようだ。幾つかの持ち球の中でもストライクが略確実に取れたという断トツの精度の本当に凄いスライダーだと感じる。

個人記録

通算成績

国内での生涯記録

  • 年数:19
  • 登板:515
  • 先発:460
  • 完投:135
  • 完封:28
  • 無四球:36
  • 勝利:213(歴代十九位)
  • 敗戦:141
  • セーブ:5
  • ホールド:0
  • 勝率:.602
  • 打者:13018
  • 投球回:3113.0
  • 被安打:3255
  • 被本塁打:380
  • 与四球:656
  • 敬遠:48
  • 与死球:99
  • 奪三振:1757
  • 暴投:20
  • ボーク:2
  • 失点:1399
  • 自責点:1268
  • 防御率:3.67
  • WHIP:1.26

※歴代順位は2022年3月時点。

参考:“北別府学”の検索結果

受賞歴

日本プロ野球

  • 最多勝利(1982と1986)
  • 最優秀防御率(1986)
  • 最優秀選手(1986)
  • 沢村栄治賞(1982と1986)
  • 最優秀投手(1982と1986)
  • ベストナイン(投手部門:1982と1986)
  • ゴールデングラブ賞(投手部門:1986)

※年間成績による主なもの。

参考:北別府学

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