五十嵐亮太

1979年5月28日生まれ、北海道留萌市出身、1997年に敬愛学園高等学校からドラフト二位でヤクルトスワローズ(2006年から東京ヤクルトスワローズ)に入団、二年目から中継ぎや抑えで起用されて150キロ以上の豪速球が持ち味の本格派の右腕として頭角を現す。2004年に日本タイ記録の158キロを投げ、42セーブポイントで最優秀救援投手を取った。2009年にFA権により、ニューヨークメッツへ移籍してアメリカでプレイし始めるが、安定した成績は残せず、幾つかの球団を渡り歩いた後、2013年から国内リーグの福岡ソフトバンクホークスでプレイするとアメリカで覚えたナックルカーブを活かした技巧派へ変貌を遂げて常勝チームの中心選手の一人となる。2018年に古巣の東京ヤクルトスワローズに戻って通算900登板を達成したが、2020年に開幕から調子を落とすと二軍に降格したまま、現役生活を退く。
右投げ
- サイズ
- 身長178㎝/体重95㎏
- フォーム
- ノーワインドアップのスリークォーター
在籍チーム
- ヤクルトスワローズ(1998~2005)/リーグ優勝(2001)・日本シリーズ優勝(2001)
- 東京ヤクルトスワローズ(2006~09)
- ニューヨークメッツ(2010~11)
- トロントブルージェイズ(2012)
- ニューヨークヤンキース(2012)
- 福岡ソフトバンクホークス(2013~18)/リーグ優勝(2014~15と2017)・日本シリーズ優勝(2014~15と2017~18)
- 東京ヤクルトスワローズ(2019~20)
※一軍定着時に優勝があれば記載。
日本代表
なし
※トップチームでの世界大会のみ。
サイト
- 五十嵐 亮太 オフィシャルウェブサイト(ホームページ)
- (Facebook)
- 五十嵐亮太 / Ryota Igarashi(Instagram)
※本人のホームページやSNSなど。
カーブ
余り遅くない130キロ前後の球速で、縦に曲がり落ちるパワーカーブの一種で、人差し指を折り曲げてボールに立てるナックルカーブ、アメリカ帰りの国内リーグから使い始めて本人の代名詞となるくらい功を奏した。
- 握り方
- ワンシームで中指と親指を縫い目にかけて人差し指を折り曲げながらボールに立てる。
- 投げ方
- 腕を振った勢いでボールを手から抜く。
二本で投げるイメージで、ただ指を立てる
人差し指を浮かせて投げるとキャッチボールでは良いけれどもピッチングで腕を振ったときにすっぽ抜け易くなってしまうのので、それを防ぐために人差し指を立てて握るようにした。
参考:【山本昌も後悔!?】最強ナックルカーブの握りを大公開!【山本昌×五十嵐亮太】
高めに伸びていくストレートに加え、普通のカーブより大きく縦に落ちるナックルカーブを覚えたことで、五十嵐投手は高低の使い分けで打者を惑わすことができるようになったのです。
五十嵐亮太のカーブはナックルカーブで、普通よりもスピードがあってさほど大きく上に出て行かず、縦に鋭く曲がり落ちた。晩年に技巧派になってから使われたけれどもその他に打者のタイミングを外すそうとクイック投法をランナーがいなくても取り入れてもいたらしい。細かく狙いを絞らせない投球で非常に強力な効果を発揮した本当に凄いカーブだと感じる。
個人記録
通算成績
日米合算の生涯記録
- 年数:21
- 登板:906(歴代四位)
- 先発:0
- 完投:0
- 完封:0
- 無四球:0
- 勝利:70
- 敗戦:41
- セーブ:70
- ホールド:167(歴代六位/不明年もある)
- 勝率:.6695
- 打者:3943
- 投球回:939.1
- 被安打:713
- 被本塁打:77
- 与四球:413
- 敬遠:24
- 与死球:37
- 奪三振:992
- 暴投:69
- ボーク:5
- 失点:357
- 自責点:334
- 防御率:4.67
- WHIP:1.48
※歴代記録は2022年3月時点。
参考:“五十嵐亮太”の検索結果
受賞歴
日本プロ野球
- 最優秀救援投手(2004)
- 最優秀バッテリー賞(2000/捕手:古田敦也)
※年間成績による主なもの。
参考:五十嵐亮太
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