山﨑康晃

1992年10月2日生まれ、東京都荒川区出身、帝京高等学校を進学して2005年に亜細亜大学からドラフト一位で横浜DeNAベイスターズに入団、初年度から抑えとして活躍して新人記録の37セーブを挙げて新人王を取り、人気も高く、オールスターに抑え投手部門のファン投票一位で選出された。以降、チームの守護神として認められながら五年連続で50試合登板と20セーブとオールスターのファン投票一位を果たしている。2018年と2019年は、それぞれ、37セーブと30セーブを挙げて最多セーブ投手のタイトルを取った。しかし2020年からは調子を落として二軍降格や中継ぎでの登坂が増えている。2022年はコロナ検査の陽性者としてシーズン序盤に登録を抹消されたが、今も現役生活を続けている。
右投げ
- サイズ
- 身長179㎝/体重88㎏
- フォーム
- ノーワインドアップのオーバーハンド
在籍チーム
- 横浜DeNAベイスターズ(2015~)
※一軍定着時に優勝があれば記載。
日本代表
- WBSCプレミア12(2015)/銅メダル
- WBSCプレミア12(2019)/金メダル
- 夏季オリンピック(2020:東京大会)/金メダル
※トップチームでの世界大会のみ。
サイト
- 山﨑 康晃(Twitter)
※本人のホームページやSNSなど。
ツーシーム
投げる腕の外側に流れ落ちる。球速は140キロ前後で、まるでフォークかシンカーのように大きく落ちるため、小さく動いてバットの芯を外す通常のツーシームよりも空振りを取り易い。
- 握り方
- ツーシームで、人差し指と中指をそれぞれの縫い目に沿って乗せる。
- 投げ方
- 真っ直ぐと同じで、落とそうとせず、しっかり指にかける感覚で投げる(ボールが人差し指と中指の間から弾き出される)。
一番、変化し易い膝元のコーナー
右投手ならば右打者の内角低めを狙うと良く落ちるし、三振も取れる。逆にいうと外角高めに浮いた場合は真ん中に入って来て非常に危険な球種になってしまうから殊更に注意して的確に制球する必要がある。
参考:ツーシームの極意 〜THE ART OF TWO-SEAM~|YOKOHAMA DeNA BAYSTARS CHANNEL
踏み出す足が極端にインステップするフォーム。きっちりと腕が高く上がるだけに、指にかかった力強い球が行く確率が高い。さらに、鋭くシンカー気味にストンと落ちる軌道。
右打者のヒザ元に食い込み、左打者の外角に逃げていくため、他球団のスコアラーからも「あんな軌道は見たことがない。魔球に近いかもしれない」と驚きの声があがったほどだ。
山﨑康晃のツーシームは落ち幅が大きくてしかも球速がストレートから10キロくらいしか下がらないから強力な決め球になった。一点もやれない抑えのピンチの場面で、ストレートと見間違える大きな変化球を投げられるのはチームにとって頼もしいかぎりだろう。本当に凄いツーシームだと感じる。
個人記録
通算成績
国内での暫定記録
現役中なので、2021年までのもの。
- 年数:7
- 登板:403
- 先発:0
- 完投:0
- 完封:0
- 無四球:0
- 勝利:16
- 敗戦:22
- セーブ:170
- ホールド:71
- 勝率:.421
- 打者:1601
- 投球回:389.0
- 被安打:341
- 被本塁打:29
- 与四球:112
- 敬遠:8
- 与死球:6
- 奪三振:398
- 暴投:9
- ボーク:1
- 失点:139
- 自責点:121
- 防御率:2.80
- WHIP:1.16
参考:“山崎康晃”の検索結果
受賞歴
日本プロ野球
- 最優秀新人(2015)
- 最多セーブ投手(2018~19)
※年間成績による主なもの。
参考:山﨑康晃
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