斉藤和巳のフォークの握り方や投げ方

自分の写真結城永人 -

斉藤和巳

福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着てマウンドに立つ斉藤和巳
斉藤和巳/福岡ソフトバンクホークス|NHK

1977年11月30日生まれ、京都府京都市南区出身、1996年に南京都高等学校からドラフト一位で福岡ダイエーホークス(2005年から福岡ソフトバンクホークス)に入団、肩の不安から出遅れるも手術とリハビリを経て徐々に一軍での登板機会を増やした。七年目の2003年に躍進してチームをリーグ優勝と日本一導く中心選手になると共に自身最多の20勝を挙げて投手五冠(最多勝・最優秀防御率・最多奪三振・最高勝率・最多完封)を達成するなどの球界を代表するような不動のエースの地位を築いた。その後、15勝以上三回を含む四年連続の二桁勝利という大活躍を見せ、さらに調子が悪くてもベンチ入りしてチームを盛り上げる精神的な支柱としての役割も果たした。2008年に肩の手術で離脱すると回復が捗らず、2011年からはリハビリ担当コーチとして契約しながら再起を目指したが、十分な回復が見込めず、2013年に現役生活を退く。

右投げ

サイズ
身長192㎝/体重97㎏
フォーム
ワインドアップのオーバーハンド

在籍チーム

  • 福岡ダイエーホークス(1996~2004)/リーグ優勝(2000と2003)・日本シリーズ優勝(2003)
  • 福岡ソフトバンクホークス(2005~10)

※一軍定着時に優勝があれば記載。

日本代表

なし

※トップチームでの世界大会のみ。

サイト

※本人のホームページやSNSなど。

フォーク

140キロ前後の球速で落ちる高速フォークだからスプリットともいえる。低めへの制球力が高く、ストレートも150キロ前後の豪速球で、威力があるので、打者が見極めて打ち崩すのは非常に厳しかった。

【伝家の宝刀】斉藤和巳の「フォーク」はこう投げていた!?徹底解説!【決定保存版】|斉藤和巳 / KAZUMI SAITOH
握り方
ワンシームを少し横に回して人差し指と中指を斜めに開いて(ボールを浅く挟んで)それぞれの第一関節が縦の縫い目にかかるようにする。
親指をボールの真下に添える。
投げ方
ストレートと同じように人差し指と中指を縫い目にかけて投げる。
バットの幅だけでも落ちれば強く当たらないから大丈夫という感覚を持ち、無理に大きく落とそうとしないことで、気持ちが楽になり、コントロールもし易くなる。

最終的にはもう困ったときはフォークボール

元々は深く挟んでしっかり落とそうと投げていたが、コントロールが付き難くて自信がなかった。あるとき、捕手の城島健司から左右のコーナーの投げ分けを求められて試行錯誤した結果、反対に浅く挟んで上手く、しかもスピードを良く保って投げる方法を見付けると自分の最大の得意球になった。

参考:【伝家の宝刀】斉藤和巳の「フォーク」はこう投げていた!?徹底解説!【決定保存版】

150キロを超えるストレート。140キロ台の高速フォーク。そしてスライダーに、大きく曲がるカーブを自在に操った。通算403本塁打の大砲・山埼武司(中日)は次のように振り返る。「オリックス、楽天にいたときに何度も対戦したけど、彼のボールは常に低めに来るからとても打ちづらかった。打者にとって一番おいしいのはフォークのすっぽ抜けだけど、それはまずない。フォークもストレートと同じように低めから落ちるから、ワンバウンドだけど振っちゃうんだ」

斉藤和巳のフォークは失投が少なかった。彼自身が負けないピッチャーと呼ばれて最高勝率のタイトル(パリーグで最優秀投手として表彰)も、三回、取っているけど、およそ決め球のフォークの強さに由来するようだ。チームに信頼感を大きく与えたに違いない本当に凄いフォークだと感じる。

個人記録

通算成績

国内での生涯記録

  • 年数:11
  • 登板:150
  • 先発:137
  • 完投:21
  • 完封:8
  • 無四球:5
  • 勝利:79
  • 敗戦:23
  • セーブ:0
  • ホールド:0
  • 勝率:.775
  • 打者:3952
  • 投球回:949.2
  • 被安打:841
  • 被本塁打:85
  • 与四球:319
  • 敬遠:10
  • 与死球:43
  • 奪三振:846
  • 暴投:34
  • ボーク:2
  • 失点:374
  • 自責点:351
  • 防御率:3.33
  • WHIP:1.22

参考:“斉藤和巳”の検索結果

受賞歴

日本プロ野球

  • 最多勝利(2003と2006)
  • 最優秀防御率(2003と2006)
  • 最多奪三振(2006)
  • 沢村栄治賞(2003と2006)
  • 最優秀投手(2003と2005~06)
  • ベストナイン(投手部門:2003と2006)
  • 最優秀バッテリー賞(2003/捕手:城島健司と2006/捕手:的場直樹)

※年間成績による主なもの。

参考:斉藤和巳

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