山躑躅の写真と俳句:最後の力を振り絞って生きよ 結城永人 - 2023年5月4日 (木) 地元の大きな公園で初夏の花々の写真を撮って来たので、その中から山躑躅の写真を俳句付きで掲載する。 出かけた公園は東京ドーム数個分の広さで、中心の芝生の広場を階段付きの小さな山が半分くらい囲んでいる。小さな山に最も多く生えているのが山躑躅で、今の時期は真っ赤に燃えるような状態で、山火事ではないけど、とにかく衝撃的な印象を与える。 又しても今年最後か山躑躅 何回か見ている山躑躅だけれども花咲く最後の今の燃え上がるような赤に自分の命を重ねる。僕は何といっても貧困で自殺する可能性が避けられない毎日を強いられているので、真っ赤に花咲く山躑躅を見るのも今年最後かと思う。 詩人としては夢と希望を携えてと歌うし、命の本質から永遠に正しいにせよ、実生活は夢も希望もない生きる屍でしかない。良い加減にして欲しいというか、本当にもう一秒でも速く、安やかな死よりも遥かに素晴らしい生を望んで願って祈って止まない。 山躑躅の最後の力を振り絞って生きるみたいな明々と色めき立った花の強さに憧れるし、肖って同じように頑張ることが欠かせないだろう。 山躑躅とにかく神の思し召し 僕が死んで喜ぶのは悪魔と死神だけだと考えればこの世に敵なんかない。行く手を阻むものは何もない。生きるか死ぬかは神の思し召しだけだから自由にやれば良いと思う。 ぐだぐだ迷う必要はないし、自分は駄目とか人生は終わりなんて悔やんでも仕様がない。 初夏の七つの花々の写真と俳句 コメント 新しい投稿 前の投稿
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