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ナサニエル・タウンスレーのドラムの演奏には飛んでもない集中力が漲っている

ドラムはリズムを取るための楽器だし、たとえメロディーを奏でるように演奏しても音の強弱のみで高低まではさほど細かく変わらないものだと思っていたら完全に覆された。

物の見事に歌っているというか、もはや一つの世界を明らかに築き上げるほどのドラムの演奏は可能だったんだと気付かされて感動した。

ナサニエル・タウンスレーというアメリカのドラマーなんだ。数年前にModern Drummer Festival Weekend 2003のドラム演奏を観て初めて凄いと知った。微笑みながら背筋をピンと伸ばして正しく力強くも安定感のある素晴らしい音楽性に富み捲った正確無比な並外れたパフォーマンスを披露していたのが印象的だった。先ずは猛烈な速度の連打が何よりも目を瞠るけれども引き込まれて行くと次第に強弱と高低の組み合わせから成る個性的としか呼べない音作りの無限大の広がりが比類なく受け留められた。演奏そのものが千手観音さながらの畏怖を覚えるし、ステックを持つ手とペタルを踏む足が縦横無尽にドラムセットを鳴らし続けるんだ、何がどこから飛び出して来るのかも把握できないほどの魔術的な様相を呈している。名人芸とすると如何にも常人離れしているらしい。総じて飛んでもない集中力で実現されているドラム演奏ではないかと賛嘆しながらナサニエル・タウンスレーには人生を学びたい気持ちにもさせられる。

人間が望みを成し遂げるためには自己表現に漲る集中力こそ第一条件と考えて良いはずだからどんな分野でも教えて貰えるような世界に圧倒的なまでに触れられるのは有り難い。

ナサニエル・タウンスレーの生得の才能は父親の教会で年少時と途上ではなくて故郷へ帰る、この日に至るまで明らかだった、現今、世界で最も有能なドラマーの一人と考えられるが、ナサニエルの才能は音楽の本当の革新者の一人、ウェザーリポートのジョー・ザヴィヌルによって認められており、ジョーが亡くなるまでの年月を共に彼は演奏していた。ザヴィヌルのドラムの席を占めている人は純然のドラマーのドラマーと考えられてナサニエルの素敵な技巧、音楽性、そして信じられない感覚がザヴィヌルの目論見に完全に適合していた。

原文

Nathaniel Townsley’s natural talent was evident at an early age in his father’s church and still to this day, returns to his roots when he’s not on the road. Considered one of the most gifted drummers in the world today, Nathaniel’s talent was recognized by one of music’s true innovators, Weather Report’s Joe Zawinul, with whom he played with for years up until Joe’s passing. Anyone commanding the Zawinul’s drum chair was considered an absolute drummer’s drummer and Nathaniel amazing technique, musicality and incredible feel matched Zawinul’s vision completely.

ジョー・ザヴィヌルはジャズ/フュージョンのピアニストで、1970年代から生まれたばかりのシンセサイザーを使い出して世界の音楽に大きな影響を与えたらしい。

近年、隆盛を極めているエレクトロにとっては魁といって良いかも知れない。そうしたコンピューターサウンドそのものが元々はシンセサイザーから来ているわけなので、ジョー・ザヴィヌルは最初の生楽器との分かれ目に位置する演奏者で、音楽家としては正しく走りだった。

彼のバンドのウェザーリポート、またはザヴィヌルシンジケートでも調べてみるとナサニエル・タウンスレーがドラマーとして活躍していたんだ。

流石というか、やはり只者ではなかったようだ。音楽でかつてない音色のシンセサイザーを積極的に取り入れて世界を新たに熱狂させたし、今現在でもコンピューターサウンドの先駆者として類例なく振り返られるようなジョー・ザヴィヌルに評価されたドラマーだったんだ。何一つ知らなかったというのも勿体ないかぎりで、個人的には悔しまざるを得ない。

ナサニエル・タウンスレーはジョー・ザヴィヌルのバンド以外にも多くのアーティストと共演しているらしい。

音楽界、ジャズやR&Bやソウルやラップの錚々たる顔触れが名を連ねている。僕が知っていたのは五つで、マライア・キャリーとスティーヴィー・ワンダーとパブリック・エネミーとシックと渡辺貞夫だった。取り分けスティーヴィー・ワンダーはCDを買い漁って聴き捲って過ごしたり、本当に超大好きなアーティストなので、まさか組んでいたとは感激してしまう。

スティーヴィー・ワンダーもシンセサイザーを駆使した音作りで名を馳せたアーティストだったし、最盛期、1970年代にグラミー賞の年間最優秀アルバムを三作連続/インナーヴィジョンズ(1973年)とファーストフィナーレ(1974年)とキーオブライフ(1976年)で受賞したりしていたんだ。世界の音楽に大きな影響を与えたのはジョー・ザヴィヌルに優るとも劣らないはずだろう、間違いなく。ナサニエル・タウンスレーはスティーヴィー・ワンダーにもドラマーとして評価されたわけならばもはや集中力だけではなくて経歴も飛んでもないと驚くばかりだ。

1971年生まれなので、ナサニエル・タウンスレーは僕と同年代だった。親近感が湧くと同時に自らの情けなさを痛感する。生活上、経歴が全く追い付かないのは世の中のせいだから仕様がないにせよ――作家に関連した有力者との出会いなんか何一つありはしなかった――夢に向かって集中力ではたとえ飛んでもなくても戦くのは大概にしなくては行けないと反省したい。

世界を明らかに築き上げるほどのドラム演奏は自己表現に集中力が飛んでもなく漲っていて魅力的なのも抜群だから人生で成功するためにドラマーのナサニエル・タウンスレーを見習うべきだと考えるけど、ただし心から素晴らしいと著しく評価するのは他人だとすれば本人が幸せを掴みたくてどんなに助けを求めても手を貸して貰えないみたいに根本的に無駄だろうだから大事なのは我が道を行くままに取り組む物事へ誓って貫き通す意思だ。

参考:Nathaniel Townsley Nathaniel Townsley Live at Triple Colossal Studios Part 1 / 2 Nathaniel Townsley playing Blue in Green / Cantaloupe Michael League, Cony Henry, and Nathaniel Townsley - Creepin' / Continuum

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