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相手に訊きに行く|隣人の騒音の対処法

二十代で初めてアパートに一人暮らしを行って隣人の騒音に悩まされることがあった。

音楽大学の近くで、学生が部屋で楽器の演奏の練習を良くするために壁には防音が施されているアパートと不動産屋からいわれたけれども実際には何もないような感じで、日中だけだけれどもピアノの音などが遠くの部屋からでも確実に聞こえる状態だった。

平穏な日々を破壊する隣人の騒音

暗闇の中の憂鬱な男性

ある日、物凄く辛かったのが壁にビービーと響くような音が断続的に、一日中、現れるようになってしまった。

普段の楽器の音と比べたら余りに小さ過ぎるけれどもそれこそ正しく耐えられない音だった。

何日も続くので、気持ち悪いし、一体、何なんだと原因不明の不快感に苛まれた。

壁を挟んだ隣の部屋から鳴っていると推測されてどうしようかと考えた。

このときの隣人はアパートに僕が入った後から入って来て最初の日にわざわざ挨拶に訪れられたので、音楽大学の若い女性の学生で引っ越しの初日以降は何の接触もなかったものの多少は人の気持ちが分かるのではないかと察した。

なので、直接、いっても逆しま歯向かわれず、何とかなるかも知れないと壁にビービーと響くような音について訊きに行ってみた。

昼間、隣人のインターホンを押すと対応されて「お訊きしたいことがあるんですが」というと「何でしょう」といわれていきなり肩透かしを食らって参った。人の気持ちが分かるならば顔くらい見せるだろうとか若い女性だから普段から交流もない隣人にドアは開けないのかなんて脳裏を過った。普通が怪しくなる不粋な現場に気を取り直すとインターホンに向かって「壁にビービーと響くような音があるんですが、何かやってますか」というと「いいえ、何もやってません」といわれた。言葉に詰まりかけて咄嗟にそんなはずはないのではないかと狼狽えずにもいなかったけれども「そちらでは何の音もしないんですか」ということができた。同時にもしも原因が掴めなければ大家に頼んで調べて貰うしかないとも思った。すると「はっ」といわれて「ちょっと待ってて下さい」といわれて部屋の中から微かにギーギーと鳴った後に「冷蔵庫が壁に近過ぎたかも知れないので、離しました」といわれて「分かりました。確かめてみます」といって自分の部屋へ戻った。

どうしようもない騒音を強いられ捲っていた壁がまるで嘘のように静まり返っていて満面の笑みが溢れざるを得なかったようだ。

僕は又直ぐに部屋を出ると隣人のインターホンを押して嬉々と「大丈夫でした」といった。すると「はい」といわれてインターホンを早々と切られた。再び肩透かしを食らったというか、人の気持ちが分かるならば謝罪の一言が足されて然るべきだの隣人に予想外の迷惑をかけた後悔の衝撃に何もいえなくなる若い女性なのかなんざ脳裏を過るよりも何としても止めたかった騒音を無事に止められた満足感こそ大きくてさほど苦にはならなかった。インターホンを離れる際にちゃんと意を汲んでくれた良い人と想像すると幾らか寂しさを覚える一人身だった。

なぜ隣人の騒音を止められたのか

隣人の騒音を止めるためには相手の性格と状況に合わせた対処法が必要だと思う。

今回は人の気持ちが全く分からない隣人が相手ではなかったし、原因も冷蔵庫の位置取りが悪いだけだったから騒音を止めるのは比較的に楽だったのではないか。

人の気持ちが少しでも分からない隣人(本当に自分しか頭にないか他人はどうでも良いと開き直っているか上辺を取り繕って気にかけたように見せかける仕方)だと訊きに行っても埒が明かない可能性が高そうだし、加えて接触しながら悪いのは苦情を訴える自分だと敵対心を余計に植え付けないように用心しなくてはならないからむしろ大家か管理会社か他の誰かに頼んだ方が良いかも知れない。

そして原因が幾つもの嵩んだ状況だと解決は錯綜して騒音を止めるのは長引くか無理ではないともいえないだろう。

僕にとって初めての隣人の騒音の経験だったけれども人の気持ちが全く分からない人が相手ではなくて原因も煩雑ではないくらい少なければ訊きに行って止めることは不可能ではないと学ばれた。

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