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石川ひとみのまちぶせに認める純心な出会い

石川ひとみまちぶせは良い曲だと思うけれども意味深だ。策略めいた恋の難しさが胸に来るというか。作詞作曲が荒井由実で、後の松任谷由実なんだ。良い曲だし、考えされられるものがあって本当に魅力的だ。

聴いて分からないのは何がまちぶせなのか

歌詞の二番の「偶然をよそおい/帰り道で待つわ」が物凄く近い。しかしながら恋心の自然な成り行きとすると決して必ずしも難しくはなかった。好きだから相手の目に留まるところを通っているだけのあれなので、タイトルの意味深なイメージとは真逆とも捉えられるだろう。つまりアプローチではなかった。

いい切って良いのかどうかも怪しくて恋心の自然な成り行きが一つの駆け引きならばまちぶせがアプローチと捉えられるし、強いて意図的な行為ではなく、荒井由実の言葉遣いと石川ひとみの歌声からすると出会いの純心さが作品の大きな比重を占めているかも知れなかったわけだ。

ラブソングとしてタイトルがまちぶせでは如何にも狙っている感じがするし、スリリングな趣きを受け取ってしまう。ところが出会いの純心さを絡めながら聴いていると意味がずらされて行く。まちぶせは現実には視点から生まれていてかつての恋心を見守るような風合いを伴っている言葉みたいだ。

すると二人の関係に運命的とも呼べるような喜ぶべき必然性がクローズアップされて来るよ。

サビの「好きだったのよあなた/胸の奥でずっと」なんか正しくそうで、気付くのは確かに今なんだけれども生涯を覆い尽くさんばかりの夢か幻か素晴らしい絆の途方もない広がりを味わわされずにはいられなくなる。

本当に良い曲としかいいようがないだろう

石川ひとみのまちぶせが嬉しいのは感じるままに動いている生き方に触れられるわけで、リアリティーがとにかくずば抜けているし、僕にとってはまさか若返る。

常日頃、考えながら生きていると知識は増えるにせよ、知識によって物事を新たに感じられなくなるとしたら最も恐ろしいと避けたがるんだ。縛られるだけの観念ならば不自由な存在だからどんなに数多く豊かに得られるとしてもきっぱり願い下げではないかしら。

年を取るほどに若さが有り難いのは人生が実効性に満ち溢れていたせいだ。

自分らしさに取り込まなくてはなるまい。人間的にいうと考えることと感じることの相乗効果を高められるようにのみ成長したい。知覚、または認識力を増やすために考えるべきという。人生で感じられなかった物事を新たに感じられるように自分らしさを仕向けて行けるかどうか。考えるしかない。

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