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些細な日常

瞼が重くて目が開かずに視野も狭まる眼瞼下垂症を予防するために

三十代中盤から瞼が重くて目が開かずに視野も狭まるみたいな感じがして凄く嫌だったんだ。目が疲れ過ぎているのか何なのかと悩みながら休んでも休んでも治らなくてどうにもならないままで長らく過ごさざるを得なかった。

ついにやっと原因が分かって全ては眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)という瞼の筋肉が弱って目が開かなくなる病気にかかっていたせいらしかった。

治したいと思うけど、基本的には手術でしか無理みたいだ。筋肉ならば鍛えれば良いだけで、幾らでも又強くなるのではないかと思うけど、瞼を持ち上げる手術以外に治す方法が特に見付からない、インターネットで調べても。

本当に発症していて垂れ下がった瞼が瞳孔を覆って視野が狭くなっていたり、それに近付いているような状態だと瞼の筋肉が弱っているだけではなくて瞼と瞼の筋肉との腱膜が伸び過ぎているために自力ではもう元には戻せないといわれている。

目を見開いて黒目の上に幾らかでも白目の部分が覗いて来れば眼瞼下垂症は一般的に瞼が重くて目が開かないと気持ち悪いだけでまだ発症してないかも知れない。

僕は大丈夫だったからほっとしたけど、予防する方法は見付かったので、毎日、やっていれば筋肉が多少とも鍛えられて治せるというか、以前と変わらず、目がもうちょっと開くように回復しないとはかぎらないから覚えておきたい。

眼瞼下垂症を予防するための目の体操

  1. 眉毛を指で固定して目を閉じる
  2. 目を思う存分と開き切る
  3. 完全に目を閉じて休ませる

何回か繰り返して、毎日、やっていれば瞼の筋肉が鍛えられて眼瞼下垂症を予防する可能性がある。

注意点としては眉毛を抑えないと駄目なんだ。人間は目を開けるのに眉毛の筋肉を使うこともできる。眉毛の筋肉で瞼を持ち上げても瞼の筋肉は使われてないから鍛えられない。

眼瞼下垂症にかかり始めると瞼の筋肉が弱っている代わりに眉毛の筋肉で目を開けようとするから周りの筋肉が連動して額に皺が増えたり、さらに首や肩が凝ったりもしてしまうらしい。

どうして眼瞼下垂症にかかるのか

生まれ付きで眼瞼下垂症の人もいるみたいだ。先天性の眼瞼下垂症と呼ばれて上の瞼の奥の方にある瞼を動かす筋肉の眼瞼挙筋(がんけんきょきん)が機能しない。

もう一つが後天性の眼瞼下垂症で、生まれ付きとは正反対に生きている間に誰でもかかる可能性あるから僕も含めて用心しなくてはならない。

  • 腱膜性眼瞼下垂
  • 外傷性腱膜下垂

後天性の眼瞼下垂症は二種類で、腱膜性眼瞼下垂は瞼と瞼の筋肉との接合部の眼筋腱膜に、外傷性腱膜下垂は瞼の筋肉や神経や皮膚に障害があって上瞼が持ち上がらなくなってしまう。

他にも瞼の弛みとか顔の瞼以外の神経の異常などからもかかる場合があって偽性眼瞼下垂と呼ばれる。眼瞼下垂症でも治療や予防には又別の原因から考える必要が出て来る。

年老いてかかる場合には老人性眼瞼下垂と呼ばれて体力の低下に基づくあらゆる原因から自然に避けられなくなっている。

就中、僕が心配しているのは後天性の眼瞼下垂症のうちの腱膜性眼瞼下垂だった。

世の中で多いのも同じみたいだけど、予防するためには目の体操に加えて瞼と瞼の筋肉との腱膜を伸ばさないように注意するという生活も求められる。

後天性の眼瞼下垂症の二つの主な原因

  • コンタクトレンズの装用
  • 上瞼を擦り捲ってしまう

どちらも完全に当て嵌まっていたので、ビックリした、個人的に恐ろしくも知って。

目が開き辛いと明らかに苦しみ出した三十代中盤はハードコンタクトレンズを一日何時間も着けていてしかも汚れているのを最初は透き通っていたから殆ど気に留めなかったもののいつしか増えていた変性蛋白質からアレルギー性の結膜炎を起こして外すと物凄く痒くなるままにいつもぐちゃぐちゃに目や瞼を擦ってはかりいたんだ。

馬鹿だったと笑うしかないけど、幸いにもさほど苦しまされずに済んでいたかぎり――若いうちは元気でしかないと思い込んで病気を恐れないから知識も碌に持たずに後から酷い目に遭うしかないのも人生の真実だ――大事なのは過ちに気付いたら二度と繰り返さない気持ちに他ならないだろう。

コンタクトレンズの装用や上瞼を擦り捲ってしまうと眼筋腱膜に損傷を与え兼ねなくて眼瞼下垂症を引き起こすかも知れないので、日常生活で避けられない場合もあるにせよ、当たり前にやってしまうよりも少しでも減らさなくてはならないと考える。

参考サイト

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