発リンクは使われるとSEO効果を高める 結城永人 - 2017年8月4日 (金) ブログの記事に関連性を持つサイト、またはページへリンクを貼っていると検索エンジンからアクセスが多くてサイト評価が高いような感じがしないでもなかった。 断定するの難しいイメージで、いつも全てが同じとはかぎらないし、翻って特に何もしない記事がもっと好調ではないわけでもないので、どう捉えるべきなのかと悩んでしまっていた。 しかし気になる情報が掴めたので、ブログに取り上げて知っておくと良いと思った。正しいかどうかは一概に捉えられないし、謎は残るにせよ、可能性は相当に大きくて腑に落ちる認識なのは確かだ。 関連性を持つサイトへの発リンクは使われるとSEO効果がもっと高いと考えられる Communication network by TheDigitalArtist / Pixabay 7.関連性のあるコンテンツの外部サイトへリンクせよ。 自分のサイトのブログロールやリンクリストやリソースページでこれを行うことができる。 もちろん何れのアウトバウンドリンクも他のサイトへの「投票」なので、控え目に行う。もしも上手くやって人々がリンクをクリックすればこれは検索エンジンに特定のトピックの信頼される権威者だと伝える。 原文 7. Link to other websites with relevant content. You can do this by including a blogroll, link list, or resources page on your website. Of course, do it sparingly, as each outbound link is a “vote” for another site. However, if you do it well and people click your links, this tells search engines you are a trusted authority on your particular topic. 12 Important SEO Tips for Your Website|Goins, Writer(訳出) 目を引いたのは何といっても「人々がクリックすれば」の一文に他ならない。サイトに関連性を伴った発リンクがあると「信頼される権威者」からサイト評価を上げる、すなわちSEO(検索エンジン最適化)効果を持つという認識なんだ。 全ての発リンクが検索エンジンからのアクセスアップに必ずしも良いわけではなかった部分で心を擽られるし、見付けるや否や愉快に感じた。 サイトで発リンクはページランクを流すのが本当に警戒しなくてはならなくて自分のサイトのサイト評価を下げる大きな要因になる。だからなるべくやらない方が良いと思う。しかしコンテンツの品質を高めたり、アンカーテキスト(リンク名)のキーワードが重視されたり、内部リンクの場合にはクローラーの平均巡回数も上げるから全くやらないのも不味い。 Google検索では年々とページランクのSEO効果は下がっているためにサイト評価へは発リンクの有効性こそ反対に増しているのも間違いないなさそうなんだ。 引用した記事では「投票」がページランクを意図していて外部サイト、またはページから見ると「アウトバウンドリンク」(被リンク)だけれども「控え目に行う」と注意を促している。さもないと自分のサイトが検索結果で不利になってしまう。どこかへリンクを貼れば貼るだけ自分のサイトのページランクが同時に流れ出して減るせいで、サイト評価を下げてしまうからやり過ぎるのはSEO対策に逆効果だ。 面白いのは検索エンジンでのサイト評価を高める項目として「信頼される権威者」がいきなり飛び出して来た なぜ発リンクが重要なのか。コンテンツの向上でもアンカーテキストのキーワードでもサイト内のクロールでもないのは検索エンジンからのアクセスアップを調べていてとても珍しい。発想がユニークで、新しい発見に繋がると期待させる。 サイトの訪問者を考えると関連性を持つサイト、またはページへのリンクが役立つのは間違いないし、Google検索はそれ自体をサイト評価に「信頼される権威者」として組み込んでいるのではないか。しかも「クリック」によって発リンクが実際に訪問者に役立っているかどうかまで判断しているようだ。 基本的にはただし無理だと考える。発リンクでなくとも「クリック」をサイト評価に組み込むと自分で押し捲って検索エンジンからサイトのアクセスを伸ばせるように変わるから少なくともGoogleはやらないはずだ。気になるのはソーシャルメディアの共有からのオススメや検索結果のリンクからの訪問者などが挙げられるけど、とにかくGoogleは「クリック」をサイト評価に組み込むと幾らでも増やされて検索結果の精度を大きく狂わされるとちゃんと分かっていて避けるのではないか。 Google検索がサイト評価で「クリック」をどう扱うかは非常に難しい問題で、何の影響も与えないわけではないというデータが良く取り沙汰される。 最も顕著なのはGoogle+(サービス終了)の+1だ。サイトを共有した投稿に付くと検索結果に有利だとアメリカで頻繁に聞く。僕自身は全く感じない、プロフィールをやっていて。日本人の利用者がGoogle+には少ないせいで、駄目だとしたら人気のアメリカで+1がサイトにSEO効果を持つと見做されるのはそうした投稿の閲覧数も関与しているかも知れない。多くの人が来ている中で自然に+1が増えているならば本当に良いサイトが共有されているから検索結果で優遇しようと判断されるのも妥当だろう。自分で押し捲っているのと区別されれば検索エンジンでのサイト評価に組み込んで強ち不味いわけではない。 直接的にSEO効果を持たないかぎり、もはや「クリック」は間接的に捉えるべきなので、発リンクの「信頼される権威者」もたぶん他のサイト評価の項目と結び付いて初めて発動するのかも知れない。 一言では訪問者に使われる発リンクはサイトが検索結果へ有利に紹介されるようにSEO効果を高めると推測される 本当かどうかは良く分からないのがGoogleを始めとしたロボット型の検索エンジンの世界なので、中々、明確な答えは掴み兼ねる。全ての問いに対してはむしろ仮説的な方法こそ重視されて来る。どのようにサイト評価が行われるかの謎に包まれた検索アルゴリズムに光を少しでも多く与える認識が絶えず、求められずにいないんだ。 見付けた記事にはサイトのアクセスアップの可能性は十分にあると思うし、ブログに関連性を持つリンクを貼って検索エンジンにいつも同じように良いわけではないから通常のコンテンツの向上やアンカーテキストのキーワードやサイト内のクロールでは捉え切れない気持ちがすっきりして来るのが嬉しかった。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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