TumblrはAMPが実装されてGoogle検索に有利なブログへと生まれ変わった 結城永人 - 2017年8月1日 (火) サイトがGoogle検索にキャッシュされて検索結果からモバイルのスマホで速やかに表示される機能があってAMP(Accelerated Mobile Pages/加速されたモバイルページ)という。非常に便利で、しかもGoogle検索でのサイト評価を上げる要因に含まれているためにアクセスアップに繋がるのは間違い。世の中にAMPを実装したサイト(作成:AMPプロジェクト)が続々と増えていて日本の無料サービスでもAmebaやSeesaaで使われているのを目にしていた。 気付くと七月の半ばからTumblrにも実装されていたらしくてとても嬉しく感じた。記事ページだけみたいだけど、URLの末尾に「/amp」を付ければGoogle検索からのリンクでなくともブラウザで直ぐに確認できるんだ。 デザインはどうか。スマホだけのAMPによる表示で、左右の余白が広くて小さめの文字サイズの一列二十文字なのが、若干、見辛いかも知れない。他でもちょっと崩れていてヘッダーの丸のアイコンが四角に変わったり、文字のリンク色が反映しなかったり、本文では挿入画像が途中で切れたりしているのが残念だけれどもアクセスアップに使って良いのではないかと考えた。 詳細設定|Tumblr 親切なことにウェブのカスタマイズの詳細設定の「Google AMPを有効にする」で切り替えられるようになっているんだ。デザインが気に入らなければ簡単に止められもするからTumblrはやると唸らされたし、無料サービスとして格好良さが一つ増えた。 気になるのは何といってもGoogle検索でのTumblrブログのサイト評価がAMPを実装してどのくらい上がるかの一点に尽きる クロールの統計情報 Search Console|Google Search Consoleで検索エンジンのデータをチェックすると全てが上向きの傾向を示していて最も著しいのはクローラーの平均巡回数だった。倍増といって良いし、グラフは驚くほどの急上昇を示していた。 Tumblrにかぎっては少なくともAMPのSEO(検索エンジン最適化)効果は相当に凄いと生まれ変わりを実感させる結果を得た。 クローラーの平均巡回数が上がるのはサイトがGoogle検索に好かれている証拠なので、恋愛に例えるとそれだけ多く会いに来ている、Google検索からTumblrへの気持ちが膨らんだかぎりは検索結果でどんどん持ち上げて行く可能性が高いと予想される。 本当にちょっとやそっとでは上がらないのがクローラーの平均巡回数で、ページランクが大きく作用していて所有サイト以外の外部サイトからリンクが、十本以上、付かないと一日百回は基本的に越えないと思う。何気なくやっていると余程の人気サイトでなければ一日五十回で止まるのではないか。 TumblrブログのSuper Leakは正しく一日五十回程度のクローラーの平均巡回数だったのにAMPが実装されてから百回を越えたりもしていてたぶん七十回くらいで収まるのかも知れない。検索エンジンに本当に有利なのはクローラーの平均巡回数が一日七十回くらいからと聞くので、Google検索はAMPを実装したサイトを略確実に検索結果に出すか、またはなるべく弾かないように設計されているとも受け留めたくなる。そもそもAMPは検索エンジンのために必要なサイト作成でしかないから取り入れるだけでも良いサイト/検索結果に相応しいコンテンツを持っているに違いないと判断するならば妥当だと考える。 僕にとっては本当に有り難い、AMPを実装してTumblrのGoogle検索でのサイト評価が上がるというと。 TumblrブログのSuper Leakに他の所有サイトのリンクを貼っておけばページランクや著者のオーソリティーでそれぞれのサイト評価に好影響を与えるはずで、SEO効果としてはコンテンツの品質もキーワードを入れたタイトルと多めの文字数を踏まえながら高めるともっと良いと思うし、AMPを実装したTumblrによって検索エンジンからのアクセスアップに楽しみが大きく膨らんでいる。 注記:TumblrブログそのものはGoogleなどの検索結果で殆ど見かけないし、ソーシャルメディアとして扱われるために検索エンジンからのアクセスアップに適してないと考える。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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