Search Consoleでホームページやブログのサイトマップを送信するとGoogle検索にURLが知られ易くなり、クローラーの平均巡回数を上げながらサイト内容が多めに把握されて高品質なコンテンツならば検索結果で有利に紹介されるかも知れない。
BingやYandexなど、他にも一部のロボット型の検索エンジンでウェブマスターツールに登録するとサイトマップを送信することができるようになっている。
検索エンジンからのアクセスアップの常套手段の一つで、SEO(検索エンジン最適化)対策として基本中の基本といって良いと思う。
検索エンジンに送信するサイトマップはXMLファイルで作成する(サイトマップを作成、送信する)。一般的に自分で行うか、サイトマップを作成などのツールを使う。そしてサイトのサーバーにアップロードして検索エンジンの管理ページで設定すると完了するんだ。
無料サービスのホームページやブログだとHTMLのhead内が編集できなくて検索エンジンの管理ページに登録できなかったり、自分のサイトにXMLファイルがアップロードできなかったりしてサイトマップは作成しても使えないという場合もある。
Bloggerブログは検索エンジンの管理ページに「sitemap.xml」ファイルを送信するだけで良い
サイトマップはトップページの「sitemap.xml」ファイル/トップページのURLの末尾に半角スラッシュ(/)で区切って「sitemap.xml」を付けたサイトマップページに自動的に生成されてアップロードされている。
BloggerはHTMLのhead内を編集できるから検索エンジンの管理ページに登録できるので、そこからブログの 「sitemap.xml」ファイルを送信するだけで良くてサイトマップを使えるようになっている。
Bloggerで使えるサイトマップの内容について
Bloggerのサイトマップはサイトマップインデックスファイルの形式になっている。
サイトマップインデックスファイルは幾つかのサイトマップのXMLファイルを纏めている。
調べると個別のサイトマップは「sitemap.xml」の「?page=1」から番号順で新しい記事ページが百五十件ずつ入っている。
Bloggerのサイトマップには記事ページのURLだけが最終編集期日(lastmod)と共に全て載っている。
追加ページの分は「sitemap-pages.xml」のファイルに最終編集期日と共に一つずつ入っていて記事ページの分とは別に自動的に生成されて使えるようになっている。
検索エンジンにサイトマップを送信するとクローラーを呼び込んでサイトのアクセスアップに繋がるけど、ただしリンクを辿って来る場合と比べるとSEO効果は少ないようだ。
利点としてはリンクが少ないか、または全くないページでもクローラーが訪れる可能性が高まるので、サイトマップを送信するのは検索エンジンからのアクセスアップにやはり欠かせない。
サイトマップに最新記事のRSS/Atomフィードを使用する
検索エンジンはサイトマップにサイト全体のURLを網羅したXMLファイルだけではなくて最新記事のRSS/Atomフィードも受け付けている。
Google では、最適なクロールを行うために、XML サイトマップと RSS/Atom フィードの両方を使用することをおすすめしています。XML サイトマップによって、Google はサイト内の全ページに関する情報を取得することができ、RSS/Atom フィードによって、サイト内のすべての更新情報を取得することができるからです。両者のおかげで、Google はインデックス中のコンテンツをいつも最新の状態に保つことが可能になります。ただし、サイトマップやフィードを送信したからといって、URL のインデックスが保証されるわけではありません。
検索エンジンの管理ページでXMLファイルに加えて最新記事のフィードを送信するとサイトマップのSEO効果はさらに上がると考えられる。
サイトによって最新記事のフィードを出してない場合もあるけれどもBloggerでは二種類とも出しているからサイトマップとして送信することができる。
BloggerのRSSフィードのURL
トップページのURLの末尾に半角スラッシュで区切って「feeds/posts/default?alt=rss」を付けたもの。
BloggerのAtomフィードのURL
トップページのURLの末尾に半角スラッシュで区切って「feeds/posts/default」を付けたもの。
どちらも最新記事が、二十六件、入っている。XMLファイルと重複するけれどもRSSとAtomのどちらか一つでもサイトマップに追加しておくと最新記事へクローラーを呼び込み易くなる。
ただしBloggerにはPubSubHubBub(WebSub)が備わっていて――ブログのAtomフィード内の<link rel='hub' href='http://pubsubhubbub.appspot.com/'>
の記述で確認できる――記事を公開/更新するとフィードリーダーや検索エンジンへ即座に通知されるようになっているからサイトマップに加えてフィードまでSearch Consoleやウェブマスターツールに登録する必要性は少ないかも知れない。
サイトマップの使い方はどれも同じだけれどもサイトでコンテンツを更新したのに放置していると検索エンジンにとってはサイトマップのURLのリストが古いままになってしまうから注意しなくてはならない。
追記:Search Consoleが改変されて登録されたサイトマップを定期的に自動更新してくれるようになったから一度だけ登録してしまえぱ後から手動で更新しなくても大丈夫だ。最良なのはサイトのコンテンツと同時にサイトマップも更新することだ。するとサイトへのコンテンツのURLの追加分のアップロードと検索エンジンの管理ページでの再送信が必要になって来る。
Bloggerブログだと記事を追加すれば前者は自動的に完了するので、後者だけが必要で、検索エンジンの管理ページで設定済みのファイルやフィードの再送信を行えば済んでしまう。
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