カフェイン中毒の死亡し兼ねない危険性を減らすために珈琲やエナジードリンクなどの依存性を覚えておこう 結城永人 - 2017年10月17日 (火) 普段の何気ない食生活でカフェイン中毒を起こす人が増えていて卒倒したり、そのまま、酷過ぎると死亡したりまでしている。一部では錠剤で一度に大量にカフェインだけを取って反対に自殺を試みるなんて場合も出て来ているみたいだけど、とにかく使い方を誤ると非常に危険な毒物に囲まれている世の中だったと驚かされるんだ。 昔から珈琲やお茶(緑茶、烏龍茶、紅茶)にカフェインが含まれていても健康被害は多くはなかった Morning Coffee by Eneas De Troya / CC BY 二十世紀に入って栄養ドリンクが発売されてカフェインが含まれていた。元気が出る成分としてすなわち気力を高めるために使われているらしい。会社で残業中に良く出されるし、世の中に大きく広まっている。有名なのはリポビタンDやアリナミンVだ。課長などが持って来てもう少し頑張ってくれと皆に配ったりすると中には飲みたくないのに無下に断れない社員もいて見付からないように「好きじゃないからあげるよ」と手渡されて僕は余分に貰う。 児童期から家の冷蔵庫に偶に入っていて何だろうと感じながら栄養ドリンクを飲んでいた。気付くと会社から貰って来て親が飲まずに置いていたはずだったけれども、中々、美味しかったので――何となく気持ち悪いから積極的に望みはしなかった――次はいつ入っているかとちょっと期待したりもしたような記憶がある。 同時に今でいうエナジードリンクの一種も発売されていた。元祖はオロナミンCだったのではないか。栄養ドリンクと似ているけれども炭酸入りで成分はカフェインとビタミン類が多いくらいだから値段も高くないし、他のジュースとさほど変わらない。 例えばタウリン1000mg配合とか滋養強壮のための目立った成分は得られないわけだ 時代と共に思春期のリアルゴールドを経て青春期のデカビタCへ至るまでエナジードリンクを偶に飲んでいたけれども値段が同じで瓶がどんどん膨らんで行くから何だろうと感じていた。人気だったせいかも知れないし、様々に多様化されて発売されるように変わって来た。 二十代前半の貧乏生活ではビタミン類を補うためにサプリメントの代わりとしてエナジードリンクを一週間に一本くらい買うような時期もあった。 さらに同じ値段で容器が膨らんで瓶の他にペットボトルでドデカミンやライフガードを目にしてサプリメントの代わりならばカフェインの効果が比較的に薄いようだからこっちの方が飲み易くて良いのではないかと好んで選び出した。 四十歳を過ぎて目を中心に全身の衰えを余儀なくされて健康を考え直して本格的に長生きに取り組んで行くようになってから殆ど飲まなくなった。 巷ではレッドブルと海外からやって来たエナジードリンクが新しく発売されて話題に上っていた red bull by Dawn Ashley / CC BY-ND 人気が爆発して他にも同じような商品が幾つもの出て来たみたいだけれども取り分け若者がカフェイン中毒の危険性を知らずにエナジードリンクを飲み過ぎて卒倒/死亡する事例が増えているからブログで取り上げながら改めて学んでおかなくてはならないと思う。 僕も最初は知らなかったし、健康を研究し始めるまでは気にも留めなかった。栄養ドリンクやエナジードリンクは実質的にサプリメントと変わらないのではないか。適量を守れば大丈夫くらいしか考えてなかった。カフェインを多く含んでいると知らないと飲み過ぎる可能性は避けられないはずで、ジュースと同じ気持ちならば本当にカフェイン中毒を起こし兼ねない。 エナジードリンクに入っているカフェイン。脳の神経細胞を刺激し、眠気を防いだり、集中力を高めたりする効果があるとされています。その一方、依存性があり、短時間に過剰に摂取すると重大な健康被害をもたらすことがあります。 急増!カフェイン中毒 相次ぐ救急搬送 いま何が|クローズアップ現代+|NHK 立て続けに何本も飲むとエナジードリンクはカフェイン中毒に陥り易い。一杯の珈琲と同じくらいの分量でカフェインが含まれていて個人差はあるけれども、大体、三四本で不調を来す。商品によっても千差万別なので、もっと少ないか、多いかは分からないにせよ、目安として一気に三四本は止めるべきだし、ならばどんなに好きでも二本までとかもうちょっと抑えておくと良いはずだ。 小さな子供はエナジードリンクを一本でさえも飲むのは止めておくのが安全という他はない カフェイン中毒の症状がはっきり出るのは短時間に1000mg以上のカフェインの摂取が一般的らしいから一缶に80mgのレッドブルでも十三缶以上が閾値なんだ。 しかし普通は大丈夫でも体質と生活習慣で影響が、日々、変わって来る。不整脈を起こしたり、心臓への負担が大きいから元気を出すつもりが疲れていると逆に危ないみたいな恐れが飲み過ぎの状況では増してしまう。 原因はカフェインだから珈琲やお茶や栄養ドリンクや旧来のエナジードリンクでも同じなんだ 健康と長生きを踏まえると睡眠障害を招き得るから就寝する十時間前にはカフェインを取らない生活が大事だろう。結構、覚醒時間は長いと驚く。夜寝る人は昼過ぎの珈琲を控えたりするのか快眠のコツだからよもやカフェインは無関係だと原因不明の不眠症に陥らないように注意しなくてはならない。 若者は全身の新陳代謝が活発で、摂取したカフェインの影響も出易いためか、エナジードリンクが流行って健康被害を受ける場合が多くなっている。 カフェイン中毒の危険性を減らすにはカフェインに特有の依存性があるというのが最も難しいところだ Nicaragua Maragogype by Christian Kadluba / CC BY-SA 止められなくてむしろ飲み過ぎに繋がってしまう。一日に250mg以上の摂取を繰り返しているとカフェイン依存症になるかも知れない。珈琲に換算するとおよそ三杯以上に相当する。 僕は完全に当て嵌まっている。大きめのグラスで日中に二杯の珈琲と夕食後に一杯の烏龍茶が日課みたいな感じなので、四杯以上の珈琲に匹敵するカフェインを、毎日、取り入れている。健康のためだし、珈琲ならば大腸癌の予防になるのが大きくて止めるつもりはないけれども止められないと依存している感じがしないでもない。さほど激しくないので、珈琲も何も飲まずにカフェインを取らずに暫く過ごしていて禁断症状に苦しむとしても本当に僅かだ。 しかし覚えておくしかない、カフェイン中毒はカフェインの依存性から起き易いことを 思わず、知らず、飲み過ぎてしまうのが珈琲やお茶や栄養ドリンクやエナジードリンクという要するにカフェイン飲料なんだ。覚えておけばきっと自制心が働いて卒倒や死亡を避けようと速やかに控えられるはずだろう。 若者がエナジードリンクで健康被害を受けるのもカフェインが多く含まれているのを知らなくて中毒だけではなくて依存も引き起こすと想像だにしないせいだと考える。 参考サイト「カフェイン飲料を一気に大量に飲み過ぎた」 健康な米16歳男子死亡で検死官エナジードリンクによるカフェイン中毒と致死量 コメント 新しい投稿 前の投稿
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