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ジャミロクワイのVirtual Insanityというとカラオケで歌いたい曲のNo.1だった

トヨタのカローラ・フィールダーのテレビCMでジャミロクワイVirtual Insanity(仮想的な狂気)を久々に聴いて懐かしく感じた。

ドラムがドカドカするのはちょっと古いようだけれども最初に聴いた二十代中盤の今から二十年近く前はとにかく格好良いばかりだった。大袈裟ではなく、世界で最も魅了されているのではないかと今時だとジャンスティン・ビーバーの乗りで全てを持って行かれる感じがしてしまった。あらゆる音楽の良さが結集してできていて時代という時代の人々に広まり切った耳の喜びを完膚なく教え込まされたためだったんだといってみたくもなる。

Virtual Insanity爆発的なデビューから数年後のジャミロクワイにとっても全盛期そのものを示す渾身の一曲だったかも知れない

調べると無名時代に小さなライブハウスで偶さか見かけたSonyが多額の契約金を支払って自社レーベルに逸早く抱え込んだらしい。それこそ宝くじの大当たりで瞬く間に億万長者に登り詰めたようなシンデレラボーイだった、ジャミロクワイがアーティストとして。きっとスーパースターのマイケル・ジャクソンの後釜のように認められて尊ばれたわけではないかと僕はSonyの目敏いスカウトの思いを推測している。ジャミロクワイの音楽は元々の粗削りのままでも他からは飛び抜け過ぎていて超大物の風格が漂っていたんだ。

二十代中盤、ジャミロクワイがVirtual Insanityを引っ提げて来日してテレビの歌番組にも出ていた。歌とそして踊りというか、振り付けもくねくねしているのがユニークだと分かった。ビデオに撮って、毎日、観ていた。貧乏だから倹約するべきだと音楽はしっかり聴きたくても買えなかったせいだ。

個人的にカラオケで歌いたい曲のNo.1だと考え出したりしていたジャミロクワイのVirtual Insanityには英語の歌詞を頑張って覚えようとしていた記憶がある。

未だに一度もやってなくて青年期からカラオケ自体が疎遠な生活だけれども練習してみると物凄く難しい。メロディーは薄いから歌うのはさほど大変ではないと思う。ところが音楽の乗りがジャミロクワイのようにはダイナミックに表現し切れない。出だしは悪くないと納得しながら暫く進んで盛り上がって行くサビのところに差しかかると全てが台無しになってしまう。

タンタン・タンタン・タタンタンタンターンタタン(Futures made of virtual insanity/未来は仮想的な狂気で作られる)のリズムがちっとも気持ち良く仕上がらない。

平板というか、イメージの立体感が覚束ない歌に終わる。英語の発音で後から知ったけれどもたぶん普段から音を強く出す習慣がないのが影響しているのかも知れない。日本人は何でも同じように発音する。しかし英語ではアクセントによって弱いところでなければ子音をそれ自体で相手に届かせるために日本語の感覚よりももっと強く出さなくてはならないみたいだ。

単語の中で例えば「F」は「フッ」では足りなくて「フッ!!」 と、「T」は「トゥ」では足りなくて「トゥ!!」とアクセントが強いところは日本人にとって子音を前に押し出す力を敢えて増やすように発音すると英語に独特の強弱が付けられてさらにリアルに聞こえて来易いわけだった。

ジャミロクワイのVirtual Insanityは本当に思い出深い。日常生活で心から歌いたい曲は案外と珍しいのではないか。振り返って気付く。好きなのに馴れない英語で何気なく口遊めなかっただけに却って大きな印象が残されたようだ。

時代が過ぎ去って受け取る古びた趣きと共に懐かしいかぎりの切なさが心に染みるのが詩的で素晴らしく嬉しい。

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