準絶滅危惧種で数を減らし続けている野生の砂猫の赤ちゃんが貴重にも世界で初めて撮影された動画(Sand Cat Kittens Spotted in the Wild for First Time/初めて野生で見付かった砂猫の子猫)を観た。
言葉を失うくらい可愛い野生の砂猫の赤ちゃん
砂猫そのものが言葉を失うくらい可愛いと気付いた切欠の動画だったけれども赤ちゃんだけにさらに輪をかけたようにどうしようもなく可愛くて印象深かった。
親猫が餌を探しに出かけた隙に巣の草むらから少し出て来て追いかけたかったのか
何か良く分からなくて右往左往するといっても殆ど動かないから気持ちこそ受け取られた。カメラに気付いたのか、視線が不意に固まったり、数多くのフラッシュを浴びつつも意に介さず、辺りを静かに窺ったりしている様子が如何にも幼いらしくて微笑みを誘われないわけには行かなかった。
こんにちはみたいな感じがした。何もないし、ただ潜んでいた草むらから出て来て親猫を探そうとしているだけにも拘わらず、世界へ存在を小さくも明らかに刻んでいるせいだろう。よもや挨拶が詩的に交わされてそうではないか。包み込むような時空の個物への不断の優しさが胸に広がって来るほどの砂猫の赤ちゃんの世界で初めて撮影された動画による野生での発見だった。
神々しい、一言では。自作詩のパンと牛乳を読み返したくならせるのは迫真だけど、とにかく本当に可愛いとしかいえなくて誰でも心底から思考が止まってしまい兼ねない。祈りも透き通る経験が得られては大満足の人生だろう。
僕にとっては少なくとも疑いを差し挟む余地は全くといって良いくらい残されなかった
素晴らしい瞬間に巡り会えたと野生の砂猫の赤ちゃんに思う。今此処の全てに感謝するのは些かも造作ない。延いては好運が訪れるとか予想以上の喜びに与るなんて浮き立ちさえもする気持ちにまでなって来てしまう。
最高とも過言ではないし、他の猫の赤ちゃんと大きく変わらないはずなので、砂猫にかぎってどうしてと驚きもするにせよ、好きだからこそ気に留まり易かったせいならばやはり本音を大事にする生活が良いんだ。
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