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キャンディーズが「普通の女の子に戻りたい」と解散した理由は契約満了だった

忘れかけていた昔ながらの大きな謎の一つが又解かれたようだ。又といいながら他に何も思い起こせない気持ちは不思議でしかないにせよ、とにかくキャンディーズが解散した理由が明るみに出て来たのは嬉しいかぎりで、児童期から分からなくて良く考えて過ごしたものだと四十年近く経っては感慨深さまでも受け取ってしまう。

年がバレる(四十年近く前が児童期だから四十代後半ではないか)のはさておき、本当に好きだったというか、リアルタイムでは茫漠としておよそ覚束ないかぎりのアイドルグループでしかないのが僕にとってのキャンディーズに抱かれたイメージだったけれどもいつも可愛いみたいな感じがして幾かでも引き付けられていたのは事実だった。

もしかすると生まれて初めて気に留まったアイドルグループとすると人生で相当に意味ありげな気持ちもして来なくはない存在だからキャンディーズを改めて振り返ってみるのも面白いに違いない。

好きだとはっきり気付きかけたところで、引退されたような記憶が残されている。

実際には芸能界を同時に止めてしまったわけではなかったし、アイドルグループとして解散しただけだったんだ。しかし急にいなくなってこれからという盛り上がり始めた期待感こそ雲散霧消の親身な虚しさを避けられなかった瞬間が訪れたのが非常に印象深く思い起こされもするんだ。

さながら理想的な人との別れだった

自作詩の総決算では「あっという間に消えて行った」と歌ったけれどもキャンディーズも被らずにいない。精確にいうと三人組でセンターの伊藤蘭(ランちゃん)が一等に好きで、自分の中でキャンディーズと同義なくらい大きく気になっていた。解散してもう二度と伊藤蘭がキャンディーズとして帰って来ないはずの気持ちは寂しかったし、親身な虚しさと相俟っては狼狽えるばかりの心を強いられさえもしていたわけだったと頷く。

噛み砕いていえばやる瀬ない思いだったかも知れない。一人の人間として堪り兼ねる人生そのものみたいに驚きの余り、もはや泣くに泣けなかった――。

キャンディーズの解散はコンサート会場で、突然、本人たちから発表されたらしくてそうした場面がテレビでしょっちゅう見かけられた。

全面的に取り沙汰されたのが「普通の女の子に戻りたい」と打ち明ける言葉だったんだ。

返す返すも紛れのない社会現象を巻き起こしていた。伊藤蘭の口から飛び出して来たのが個人的には最も切なかったけれども他の二人の藤本美樹(ミキちゃん)と田中好子(スーちゃん)も共通の本音だった。芸能界で人気絶頂だから余りに大変過ぎる毎日を送っていたとか世間一般の人たちとは身分が違うのは不平等なんて可哀想な気持ちが様々に膨らんで来て本当に考えさせられて止まない問いを投げかけられた。

昨今では芸能人と一般人と人々を切り分ける言葉遣いが珍しくないけれどもきっとキャンディーズの「普通の女の子に戻りたい」が一つの走りだったんだろう。

社会的に特別な存在が芸能人というか

かつて子供としては普通とは違うキャンディーズとは何だったのかを悩みつつも人々の多くに必ずしも当て嵌まらない別世界の認識が新しく生まれるのを如実に経験していた。

分からないまま、中年になってインターネットで、偶々、調べたら契約満了と聞かされてビックリした。

デビュー当時(1973年9月1日)に、売れても売れなくても3年間で解散しようと決めたそうです。ですからプロダクションとの契約も1976年の9月30日までの3年間でした。
しかし、その年の3月に春一番がヒットしたために秋に、契約は1年延長して1977年の9月30日まで解散を先送りしたのです。

キャンディーズは最初から期間限定のアイドルグループでしかなかったと捉えると知っていたらたぶん燃えなかったと好きな気持ちの全てが消え果てそうとはいえ、どこにも死なない人はいないから終わりを予め教えられたかどうかは苦にしても仕様がないと捉えるとむしろ微笑ましく受け留められないわけでもなくなるんだ。

考えるとちょっと難しい。逆しまの論理に触れる。要するに期間限定にも通例と同じ喜びが潜んでいるのではなかったか。通例でも期間限定で実際にはいつか終わるとすれば前者が面白くて後者が詰まらないとは却って断定できないだろう。

天地を入れ換えるように《終わり来る通常》として契約満了のキャンディーズを捉えると期間限定だったのはたとえ沈黙されていたとしても自然だったし、または自覚的ならばつとに入魂だったかも知れない芸能活動が想像されるから非常に素晴らしくて引き付けられるも無理はなかったと納得してしまう。

奇しくもラストソングが微笑がえしという

キャンディーズも売り出した関係者もちゃんと弁えていたみたいだ、逆しまの論理を。期間限定なのに通例と同じ喜びがあるという物事の捉え方はいつでもどこでも入魂の所以に他ならないし、人間にとって終わり間際の人生こそ火事場の馬鹿力に匹敵するほどの全力感を気付かせる切欠を齎すはずだ。

だからキャンディーズはアイドルグループとして突然の解散が「普通の女の子に戻りたい」と誰もが瞠目せざるを得ない名文句と共に社会現象を巻き起こしたけれども存在そのものが本当に凄かったといって良いのではないか。

芸能活動の中では歌がとても素敵だった

ハーモニーが美しくて聴くと今だに人生を心から応援するビートルズを彷彿とさせるくらい稀有の完成度を持っていると感心する。どうしてかは本当に計り難い魅力だろう。

音楽の必要性というとベートーヴェンが人間のための完璧な表現者だと認めるけれどもビートルズやキャンディーズは名前を持った一人ずつへ向けて現代的に示してくれているのが特徴的なスタンスみたいだ。

日々、何気なく惹かれて詳しく追求しなくても構わないかも知れないにせよ、知ってみるとかけがえのない幸せというか、もはや宝石とかなんて作詩するしかなくなるような現実を覚え込ませるところが僕にとっては有り難くて心から遠ざけるつもりにも果たしてなれなかったはずに違いない。

キャンディーズは契約満了で解散したけれどもだからこそ入魂のアイドルグループで非常に素晴らしい芸能活動を繰り広げたと考えるとまさかよもや永遠を夢見させるくらい衝撃的だった。

参考:キャンディーズが再結成しなかった本当のワケ・・

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