Google検索はサイトの文章を誰が書いたのかを正確に読み取ろうとしているといわれる。
何よりも検索結果の品質を高めるためなんだけれども利用者に役立つ文章を膨大なサイトの中から選び出すのに著者を信頼性として加味したいわけなんだ。
今まではページランクが重要で、少しずつ著者に取って換えられるようになるらしいけど、優れたサイト/ページから関連性のあるリンクが多く付けられているほどにGoogle検索では有利に掲載されていた。
サイトのアクセスをGoogle検索から将来的に考えると著者を決して等閑にはできないのではないか。または著者をサイトのコンテンツの信頼性としてGoogle検索に理解して貰えるように取り計らうことがとても重要なはずだ。
追記:その後、E-A-T(ExpertiseとAuthoritativenessとTrustworthiness/専門性と権威性と信頼性)の重要性が高まり、2022年からE(Experience/経験)も加えたE-E-A-Tのサイト評価の一角として著者のオーソリティーが組み込まれたと考えられる。E-E-A-Tでも著者のオーソリティーが重要なのは同じだ
コンテンツの作成者が誰であるかを明確にしている場合は、E-E-A-T のコンセプトに沿っており、成功への道のりを歩んでいるといえるでしょう。著者の情報が求められるであろうコンテンツでは、バイラインを記載するなどして正確な著者の情報を追加することを強くおすすめします。
誰が書いたかをGoogle検索にしっかり伝えることはE-E-A-Tを通じてサイト評価を高める、いい換えると著者のキーワードに対する影響力が大きいほどにサイトの検索順位を上げてアクセスアップに繋がるのは間違いない。
真っ先に疑問なのは著者のイメージはどこで掴まれるか
一般社会では肩書きとか免許なんて持っていると人々に大丈夫だと思われ易い。それはしかしインターネットには通用しないのではないか。誰でもどんな情報でも出して構わないわけだから著者のイメージは掴み所がない、概して。
Google検索でのサイト評価はHTMLのtitleタグと表示内容とページランクが三大要素だと思うし、その他にも数多くのシグナルによってコンピューターが弾き出しているわけなので、著者のイメージはそこから来るのではないかと推測されるんだ。サイト評価の全体を裏支えするような形で著者のイメージは掴まれるのではないか。誰が書いたかによってキーワードに適したサイトとそうでないサイトが篩にかけられるとすれば検索エンジンの候補内のページが役立つほどに残り易くなるはずなので、只単にサイト自体のサイト評価で判断するよりも合理的なのは間違いないだろう。
このキーワードではこの著者のコンテンツが良いいうふうにサイト評価が定められるに等しい。
個々のページがサイト全体から理解される傾向も年々と増しているといわれる。ドメイン力とも聞くけど、サイト全体にとって個々のページの影響力は上がって来ている。裏返せば個々のページの優劣がサイト全体のサイト評価にも響いてしまう。
ページランクの場合でも似たような状況があった。すなわちリンクによってサイト全体でもサイト評価が上下している
サイト評価の高いトップページから関連性のあるリンクを受けた子ページもサイト評価が一定の水準で高まるし、前者が低ければ後者も低まるんだ。または子ページ以下からトップページを捉えても事情は変わらないし、子ページ以下だけで捉えてもそうなので、リンクが付いていればとにかくサイト評価は相互に連動するのがページランクだった。
注意するとページランクはサイトに検索避けがないかぎりだからリンクが貼られたページのHTMLのmetaタグやaタグにnofollowが記載されていれば検索エンジンにリンクが発見されても全く流れないことになるし、Google検索においてサイト評価にも関与して来ない。
追記:2020年3月からnofollowの扱いがヒントに変わり(進化する nofollow - リンクの性質を識別する新しい方法)、関連性などのサイト評価が加えられるようになった。ページランクと取って換えられるようになるはずの著者だとサイト評価はどうなるのかは考えてみればリンクなしに直接的に作用するはずだ。トップページのURLに含まれる子ページ以下は検索エンジンの持つ著者のイメージによって一定の水準でストレートにサイト評価を受けられる。要するにサイト全体からトップページも個々のページも同じように理解され得るわけだ。
著者のオーソリティーが検索エンジンに求められるかぎり
Google検索からのアクセスを先々へ見越してというか、もう既に検索エンジンのサイト評価に著者は取り入れられているみたいだし、オーソリティー(権威)として一つの判断材料に組み込まれながら検索結果にホームページやブログが有利に掲載されるべき重みを日増しに膨らませているんだ。
サイト運営に著者を注意深く配慮しなければならないわけで、Google検索でのサイト評価を少しでも高められるように活かして行くつもりでいる。
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