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見納めの鈴蘭の花へ耽る感慨と止められないくらい引き付けられる写真撮影での最も興味深いところ

正面向きの鈴蘭の花

先週から雨が多くて満開だった鈴蘭の集落はどうなったかと確かめに行ったら枯れかけながら汚れているのが大半だった。色艶は落ちて姿形も崩れる。鈴蘭を理想的に写真に残すには咲いて直ぐの状態がやはりピカピカで丸っこくて良い。他の花でも同じだけれども鈴蘭だと分かり易い感じがする。白一色で花弁の動きが少ないので、イメージのちょっとした変化でも気に留まるせいだ。

辺りには雑草も増えて写真撮影は苦しいし、暖かくて蚊が出て来て刺されながらなのも厄介だったけれども今年はもはや見納めの鈴蘭だと思う。

横向きの鈴蘭の花

そして感慨に耽る。気に入った花を失うというのは失恋にも近い。心の整理が必要ではないか。逃れるのも容易ではない悲しみに普段よりも多く包まれているようだ。来年までの別れならば貧困生活に打ち勝てるかどうかが僕には問われる。鈴蘭はきっと咲くはずだ。

日陰に咲いた鈴蘭の花

振り返ると写真撮影が上達したのが嬉しかった。今年は去年よりも失敗作が明らかに少なかった。去年は二つしかブログに載せられなかった。静かに佇む一房朝露の透き通った花弁で、公園の山で鈴蘭の集落を見付けたのが遅過ぎて枯れかけた花ばかりだったからただ撮るだけでも苦労していた。しかし今年はカメラのシャッタースピードを上げて手振れを十分に減らしたし、天気も快晴を狙った。ピントが合って少しでも描き込みが増すように頑張ったわけで、慎重に取り組んだのが良かった。難しい被写体へはいつもと同じでは駄目だし、自分から写真撮影のスタイルを相応しく考えなくてはならなかった。

日向に佇む鈴蘭の花

鈴蘭で最も興味深いのは光によってイメージが大きく変わるところだ。日向では葉っぱが黄緑で、花の白さも光沢が減るのに日陰では濃緑の葉っぱと光沢を増した白い花になる。暖色と寒色の色調の著しい相違から鈴蘭の表情は千変万化の趣きと切り放せない。本当に面白い。

花の付き方がどれも似た感じだから鈴蘭の写真撮影は二三枚で直ぐに飽きてしまいそうだけれども光と表情の組み合わせが奥深い。止められないくらい引き付けられるし、写真家としてはどんな世界が見出だされるかと胸踊らされてしまわずにいない。

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