マイケル・ジャクソンのThrillerに察するブルック・シールズの王子様で女性に良く持てる面白くて優しい男性のイメージ 結城永人 - 2017年11月28日 (火) マイケル・ジャクソンが主治医の医療ミスという不慮の死を遂げた際の別れのセレモニーで身近な知り合いの一人のブルック・シールズがいつも王子様だったみたいに親身に回想していた。 ブルック・シールズのマイケル・ジャクソンを王子様と捉えた回想 彼は王様のように良くいわれますが、私がいつも知るマイケルという人は殆どが星の王子さまでした。今、思うとその本の一節、「この眠っている王子に私がとても心を動かされるのは花への忠誠です。眠っているときでさえもランプの火のような彼の目映い薔薇のイメージ。そうして私は思った以上にさらに彼はか弱いと認めました。ランプは守られなければなりません。一陣の風に吹き消されるのです」を共有したいです。 原文 He was often referred to as the King, but the Michael that I knew always reminded me more of the little prince. thinking of him now, I would like to share a passage from the book. "What moves me so deeply about this sleeping prince is his loyalty to a flower. The image of a rose shining within him like the flame within a lamp, even when he is asleep. And I realized he was even more fragile than I had thought. Lamps must be protected. A gust of wind can blow them out." Brooke Shields: Michael Jackson Memorial|CNN Newsroom(訳出)|CNN and Warner Bros. Discovery 聞いてイメージが一変したというか、童話の星の王子さま(サン=テグジュペリ)はおよそ詩的な存在/詩人の魂にせよ、世間的にいって本当は女性に良く持てる男性だったのではないかと新しく閃いた。 諸々の作品を振り返って恋愛とは必ずしも結び付かない場合は少なくないけれどもマイケル・ジャクソンの本心は王子様と呼ばれるほどの面白くて優しい個性的な真実に含まれているに違いないと感じた。 Michael Jackson - Thriller|michaeljacksonVEVO マイケル・ジャクソンのThriller(スリラー/怪奇物)のPVを観ると女性に良く持てる面白くて優しい男性のイメージが歌と踊りに加えて物語仕立ての表現から最も良く分かると気付いた。 一見すると恋人を怖がらせているだけの酷い奴でしかない。何が王子様なのか。全く気付かないくらいかけ離れている。 歌と踊りが格好良いし、ThrillerのPVでメインなので、マイケル・ジャクソンを気味悪い物語から真っ先に考えるわけではないから実際に苦しくはない。普通に格好良い歌と踊りから考えると王子様というか、むしろ人々から「king of pop」(ポップの王様)と称えられるさらに格上の存在として受け取られるのが間違いないと思う。 不思議なのは世間一般よりももうちょっと可愛く捉えていたんだ、ブルック・シールズはマイケル・ジャクソンが王子様だとすると。 実生活で知り合いだから歌と踊りの格好良い印象だけでは捉えられない様子を改めて伝えていたはずだった ThrillerのPVの物語とは何か。歌詞の内容から来ると思うけど、丸っきり、合致しているわけではなくて、只々、恐怖に満ちた気持ちの叙情的な言葉遣いを恋愛のデートの最中に当て嵌めながら叙事的に表現し直しているようなんだ。 酷い奴というのはマイケル・ジャクソンの本当の内面、王子様ならば女性に良く持てる面白くて優しい男性の中身に他ならないと理解したい。 ところで本当の内面が酷い奴だと「king of pop」とは別に奇人変人と扱われるマイケル・ジャクソンも世の中にいたんだ。例えば児童虐待の容疑で逮捕されるような事態(マイケル・ジャクソンの1993年の性的虐待疑惑)にまで発展していた。超大金持ちどころか、地球上の名声を一身に掻き集めてさえもいたセレブの中のセレブと認められる生活で、何の不満を抱えていたのか。裁判では無罪だったにも拘わらず、どうも分からないと凝りが残ってしまうくらい印象強かった。 マイケル・ジャクソンが酷い奴なのはなぜかは女性に良く持てる面白くて優しい男性の中身として認識しないと埒は開かなさそうだ。 またはパフォーマンスだった、アーティストとしてのThrillerなどでの。 ファンの目線というか、可哀想な子供たちを救うための数多の事前活動を踏まえれば奇人変人とはかぎらないのは明らかだし、無罪なのに逮捕されたなんて状況こそ異常ではないかと直ぐに気付くだろう。 マイケル・ジャクソンを理解するのが難しいのはきっと根本的に王子様の世界が突拍子もないせいなんだ Mementos left at Michael Jackson's house, 2710 Palomino Drive, Las Vegas, Nevada by Carol M. Highsmith / Public domain どうして酷い奴になるのか。ThrillerのPVの物語を読み取くと恋人を好きな気持ちが余りに大き過ぎて化け物になっているようだった。冒頭の月夜の狼男みたいな場面が如実なんだ。しかし映画だから本当ではなかった。恋人と二人で映画館が嬉々と歩いている暫くの間は如何にも女性に良く持てる面白くて優しい男性らしい雰囲気だけれども途中で本当に化け物に姿を変えてしまう。どこからともなく、降って湧いた災難ではないと思う。彼自身の中身が恐ろしくも端的に示されたんだろう。 ただし恋人は明らかに襲われるわけではないから全ては欲望を発散するための作品/創作ではないと注意しておきたい。 マイケル・ジャクソンは面白くて優しい男性と受け取るかぎりは人一倍の思い遣りを持っていて女性のために恋愛ならば取り分け素晴らしい触れ合いが自分にできるかどうかを始終と苦にしながら考えずにいられなかったように察するんだ。 Thrillerで化け物になるのは恋人との素晴らしい触れ合いを求めて止まない人一倍の思い遣りこそ自分で自分に耐え切れないように爆発したせいではないか 好きでも苦にするほどに駄目だと悩ましいはずだし、一つは良くても次から次へと新たな幸せを目指して考えてしまうのは大変なんだ。 マイケル・ジャクソンはアーティストとして完璧主義者ともいわれる。歌と踊りに手抜きはない。そして絶えず、向上心を持って創作活動にきめ細かく精進し続けていた。 「マイケルの感受性の深さは、その才能より特筆すべきものがあった。星の王子さまがいったように、大切なものは目に見えない」 元恋人のブルック・シールズ、「マイケルといると子供のように楽しかった」|AFPBB News 仕事だけでなくて実生活でも同じようにきっと完璧主義者で、創作活動に取り組む気持ちと変わらず、人間として手抜きのない人生を目指していたと想像させる。 Thrillerは一つの本心を最も良く表現していてマイケル・ジャクソンにとって正真正銘の世界だったようだ ブルック・シールズによればいつも王子様だったみたいだけど、世間的にいって女性に良く持てる面白くて優しい男性のイメージを自分自身として人一倍の思い遣りから避けられない悩ましくて狂おしいほどの苦しみを含めてさえも徹して嘘偽りなく考えようとしていたかぎり、全てに信頼できて清らかで爽やかな気持ちがするからマイケル・ジャクソンはやはり尊敬せずにいられない。 参考サイトマイケルジャクソンの追悼式 ブルック・シールズのお話の内容を教えてください。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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