マット・ダスク&カレン青木のYou Are the Sunshine of My Life(スティーヴィー・ワンダー)|人生歌 結城永人 - 2020年1月8日 (水) 2015年に発表されたマット・ダスク&カレン青木のカヴァーで聴いたYou Are the Sunshine of My Life(スティーヴィー・ワンダー)が人生歌として胸に響いた。 スティーヴィー・ワンダーのYou Are the Sunshine of My Life Stevie Wonder and Burt Bacharach by Unknown author / Public domain 作詞作曲はスティーヴィー・ワンダーで、オリジナルの歌手も彼になる。 You Are the Sunshine of My Life(1972/オリジナル) 1972年のアルバムのTalking Bookの収録曲として発表されて翌年にシングルカットされた。 冒頭の詞の二節すつのメインヴォーカルだけはスティーヴィー・ワンダーではなく、ジム・ギルストラップとラニ・グローヴスが担当している。二人は他の部分ではグロリア・バーシーと共にスティーヴィー・ワンダーのバックヴォーカルに回っている。 マット・ダスク&カレン青木によるカヴァー You Are The Sunshine of My Life|Matt Dusk マット・ダスク&カレン青木のYou Are the Sunshine of My LifeはアレンジをR&Bからジャズに変更して男女のデュエットを行っているのがオリジナルとの最も大きな違いだ。歌の内容は人生歌だけれども太陽の光と呼ばれる心の支えは恋人への思いとも重なるし、二人の歌声のかけ合いから恋愛風に纏める表現も聴いてみたいと想像するところで、本当に素敵な仕上がりの望み通りの喜びを得ていると感激する。 You Are the Sunshine of My Lifeの歌詞の内容 出だしの部分; 君は人生の光だ 僕はいつもそばにいたい 君は眼中の林檎だ 永久に心にいてくれる これが最初だと感じる 百万年の恋なのに もしも終わりが来ると思えば 僕は涙に溺れることだろう 原文 You are the sunshine of my life That's why I'll always be around You are the apple of my eye Forever you'll stay in my heart I feel like this is the beginning Though I've loved you for a million years And if I thought our love was ending I'd find myself drowning in my own tears スティーヴィー・ワンダーのYou Are the Sunshine of My Life(訳出) 心を洗われるばかりの純粋な思いが祈るように親身に伝わって来るのが本当に魅力的な人生歌だ。分けても「百万年の恋なのに」(Though I've loved you for a million years)が切ない気持ちで、劇的な展開に入るけれども嘘偽りなく、自分らしさを爆発させるくらい真実の音楽、または現実に抱える本音以外の何物でもない表現には敬服を覚える。日々のあらゆる面において見習うべきだと感じる。 その他のアーティストによるカヴァー 十五組の楽曲; コールドブラッド(1973)カーメン・マクレエ(1974)ベティ・チュン(1974)エラ・フィッツジェラルド(1977)アイリーン・クラール(1978)ジョニー・ドレッリ(2004)トニー・モムレル(2007)グウェン・マックレイ(2008)アラダナ(2008)カリル・フォン(2009)マンハッタンジャズカルテットのデビー・デイヴィスの起用(2010)メイシー・グレイ(2012)エドゥアルド・ブラガ(2013)ルーベン・スタッダード(2014)マッシモファラオトリオ&T・C・カーニーⅢ(2016) 世界でカヴァーが続々と生まれているYou Are the Sunshine of My Lifeは人生歌のスタンダードな名曲に他ならない。 参考サイトサンシャインYou Are the Sunshine of My LifeYou Are The Sunshine Of My Life by Stevie WonderStevie Wonder – You Are the Sunshine of My Life Lyrics:Cover versions of You Are the Sunshine of My Life by Stevie Wonder 結城永人の人生のスタンダードな名曲選集 コメント 新しい投稿 前の投稿
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