丸山純奈という声の強さが印象に残るPOLUのメインボーカルの出会えて本当に嬉しい素直な歌手 結城永人 - 2017年12月4日 (月) 音楽チャンプの中高生制服チャンプに丸山純奈が決定した。僕は目が悪くてテレビはかけても殆ど聞いているだけみたいな状態がちょっと詰まらないものの挑戦者の中で声の強さが一番で、最も印象に残る感じがしたから順当な勝ち上がりだったと納得している。前回の歌唱チャンプもそうだったけれども挑戦者は総じて良く頑張っているから観ていて好感を抱く。 丸山純奈は決勝戦でクリス・ハートのI Love Youを歌った 【今夜、誕生!音楽チャンプ】「I LOVE YOU」(クリス・ハート) / 丸山純奈(まるやますみな)|tvasahi どこかで聴きながら良く知らない曲だった。かつて外国人の日本語の歌番組/のどじまんTHEワールド!に出ていた人が歌っているらしい、調べると。実際に観ていたと個人的に思い起こされた。黒人の太めの男性だ。プロ歌手にいつの間にか変貌を遂げていたんだ。クリス・ハートのI Love Youの本人の歌声を聴くと日本的な叙情性が大きな特徴だし、声の強さが印象に残る感じの丸山純奈にはピッタリだった、やはり。 歌声が気に留まるだけではなくて選曲の勝利だとも思っていた 自分にピッタリの曲をしっかり見付け出したのは偉い。または幸運な巡り合わせによるのかも知れない。上手く行く人は何もかもそうなのが人生だから反対に地獄から這い上がるのも本当に大変にせよ、丸山純奈は必ずしも自己分析が実を結んだ結果として選曲の勝利を掴んだわけではないみたいだった。 歌が好きな気持ちで、皆、歌っているとすると特別に良いのは自らの感受性から気に入る曲を素直に選んでいるんだろう。 トロフィー|丸山純奈 審査員がカラオケで高得点を狙うよりも魂が必要みたいにいっていたけれども丸山純奈を含めて十代の歌手たちは音程の流れが固くて歌詞のフレーズも一塊になりがちなんだ。気持ちが浅くて人間学が薄いせいだし、人生経験が少ないと全てが若いから仕様がない。音の捉え方をもっと細かくしないと芸術的ではない。歌手がアーティストと呼ばれるのはスティーヴィー・ワンダーから始まっていると僕は考えるけれども聴くと気持ちが自由だと思わせるし――日本ではI Just Called To Say I Love You(心の愛)がテレビCMに使われていた――個人的には神様との出会いまで受け取らせるから敬愛している。なぜかは歌に込められた気持ちのリアリティーがずば抜けて良いせいだ。一言では生きた音を誰よりも教えてくれる歌手だったし、本当に美しい。 アーティストと呼ばれるためのもう一つの方法は歌手が自分にピッタリの曲を選んで歌っているかどうかだろう。楽想という音楽的に表現された世界観を通じて気持ちが分かり易くなるわけなので、嬉しいほどに美しさを覚えながら聴いた歌手のイメージがアーティストに近付いて行くのは間違いない。 丸山純奈はPOLUというバンドでメインボーカルをやっていた 追記:POLUは2019年3月14日で全ての活動を終了したということで、音楽のYouTube動画なども削除されて観られなくなった。 オリジナルのミズイロを聴いた。彼女のために作られたようにまるで素直な感じが凄く良く出ているからやはりピッタリだと頷く。 人柄の邪魔にならない雰囲気や日頃の壁のない触れ合い方や天真爛漫な趣きのキャラクターや内面の純朴な様子が思い浮かんで来る。 中学生なので、何れは変わってしまうかも知れないにせよ、今現在、歌手として本筋の素直な見方というか、自らの感受性に即した表現力だけは本当に大事にして欲しいと考える。 素直な歌手というとおよそ日本では氷川きよしの右に出る者はいなさそうだ 二十歳を過ぎて精神を病まないのが不思議なくらい素直そのものだと驚く。本当に偉いわけだ、人間的に捉えても。演歌歌手にしては珍しく一般受けしていて知名度が高いけれども生み育てた親への恩を忘れず、いい換えれば人生を有り難く受け留めながら歌声で的確に伝えられると人々は気持ち良くて又聴きたいと願うんだろう。普通ではきっと無理だし、どうもインパクトに欠けるせいか、氷川きよしは素直そのものに辿り着いた歌手だからアーティストとしては気持ちの深みが凄いと感心する。 丸山純奈もPOLUのミズイロには素直な歌手の片鱗が窺えるし、人の良さをはっきり認めるので、聴きながら素晴らしい気持ちを受け取るし、人生で元気が出て来る歌声と出会えたのは本当に嬉しいとしかえない。 コメント 新しい投稿 前の投稿
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