音楽の個々の音符が生きていて楽想が織り成されている世界を素晴らしく感じた


自作曲の自然倍音列(Original 26)が完成した。デモ版を公開したのが去年の十一月の初めだったから完成に三ヵ月近くかかった計算になる。


大半がマスタリングの作業に費やされた。FL Studio Mobileバージョンアップで新たに追加されたエフェクトの取り分けコンプレッサーリミッターの使い方が慣れないせいだ。発見も多くて楽曲に取り入れながら大丈夫かどうかを詳しく調べながら判断せざるを得なくて時間も余分にかかってしまうわけだ。


どちらも強くかけるとパート毎の音量のばら付きを揃え易くなるけど、しかし音が変わってしまう。イコライザーも必要だし、音質を調節しなくてはならない。


パート毎に別々に度合いを変えると全体のバランスが崩れるから纏めて二重にかけて音楽として馴染ませなくてはならなくてさらに作業が増えてしまう。


今回はコンプレッサーを初めて強めにかけて音質が従来よりも物凄く変わって戸惑うけれどもシンセサイザーの音量をきっちり揃えてドラムとベースは勢いをしっかり出した。エレクトロには向いていると思った。


知らなかったけれどもドラムで皆が良く鳴らしている感じはこれだと気付いたのは大きかった。コンプレッサーを強めにかけるとアタックが抜けて快適に聞こえるんだ。響きの余韻に優れるようだけれども実際にはリリースを伸ばしているせいではないのではいか。アタックが目立ってコンプレッサーで減衰した残りがなだらかに流れるので、響きの余韻として味わわれるのは確かだと考えられる。リリースよりもコンプレッサーで平板化された部分の音が大事だし、アタックで勢い付くほどに対照的に分かり易く、聞く耳に伝わって来るんだ。


コンプレッサーはドラムやベースのリズムへは強めにかけると合っているというのが府に落ちた、自作曲でやってみて正しく。


シンセサイザーは音程での音量差が激しくて本当に辛いからなるべく均等になるようにコンプレッサーをかけた。


楽音の元々のダイナミックレンジが広過ぎるせいで、メロディアスに作曲したければコンプレッサーは必須ではないか。後からコンプレッサーで幾らでも調節できるような設計とするとFL Studio Mobileは自由度の高い本当に優れた音楽アプリと称えられるにせよ、コンプレッサーなしでシンセサイザーを広い音程で使うのだけは難しくなってしまう。


自然倍音列で最も苦しんだのは出だしのシンセサイザーだけの部分で、コード進行がロ長調だけれども八小節毎にⅣ―Ⅱ―Ⅴ―Ⅰになっていて音程が下がって上がって下がるという流れで、装飾音として一つのシンセサイザー/Keys PeeeeW(キーズ・ピーウ)を上がって下がって上がるという流れのちぐはぐな形で置きたかったというか、モチーフの自然倍音列からそうせざるを得なくて他には無理だと何度も試しながらやってみてマスタリングが音量差で酷く躓いた。


音階が#ミ・シ・#ミ・#ソだけれども#ミが小さくておよそ聞こえない。オクターブは同じで大して離れてないのにレと#ソは非常に良く聞こえる。装飾音が、突然、現れて、突然、消えるみたいになって求める以上にちぐはぐにしか鳴らないので、本当に参った。


コンプレッサーによって音程での音量差をできるかぎり、縮めなくてはどうしようもなかった。


作曲自体も疑われたし、もう一つ楽音を追加してコード進行と装飾音のちぐはぐな感じを散らすべきではないかと模索されるけれどもパンからできなかった。コード進行が左端で、装飾音が右寄りで、他に左寄りに副旋律が置かれていてエレクトロの主役になっていて――主旋律は装飾音としてぼかした――さらに右端に又別の装飾音が置かれている。問題なのはそのシンセサイザーの音量が余りに大き過ぎて左右のバランスが崩れるから甚だ下げざるを得なかった。右側には他にはもう何も置きたくなくて左側はコード進行と副旋律でがっちり組み上げたいので、さらに楽音を追加する余地はなかった。


やってもアレンジにしかならないわけで、オリジナルの楽曲としては四つのシンセサイザーとドラムとベースで纏めるしかなかった。


苦肉の策としてベースにサブベースを追加した。サブベースはベースよりも低い。音楽の低音域を膨らませてコード進行と装飾音のちぐはぐな感じを気分的に散らすように仕向けた。


自然倍音列は一つの楽音に長調の音階が全て高く小さく潜んでいる状態で、正しく自然の美しさと呼ぶに相応しいし、音楽世界の発端のように感じられる。


自作曲の自然倍音列はロ長調なので、基音のシから他の構成音の#ド・#レ・ミ・#ファ・#ソ・#ラが調和的に広がって踊り出すようなイメージを表現したかった。


素晴らしい音楽とは何か。作曲では個々の音符が生きていて楽想が織り成されていると良いと学んだ。いい換えると素晴らしい世界を表現している音楽が素晴らしいわけで、自然倍音列をモチーフに考えながら作曲で明らかに共に身に付けられた。振り返ると笑みも溢れる。

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